劇場公開日 2017年5月13日

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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だのレビュー・感想・評価

全147件中、61~80件目を表示

3.0キネ旬1位…?

2018年1月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

幸せ

2017年度キネマ旬報ベストテン日本映画第1位!
その他国内映画賞で軒並み高い評価を受け、気になりつつ何となくずっと保留にしていたが、キネ旬1位を獲った事だし見てみようかと。
キネ旬ベストテンは国内の映画賞でも特に参考にさせて貰ってるし、1位に輝いた作品はその年の自分のBEST級になる事も多い、が…

昼は看護師、夜はガールズバーで働く美香。
工事現場の日雇い労働者として働く慎二。
二人は出会い、少しずつ心を通わせていく…。

東京という大都会の底辺で生きる若者たち。
孤独。
疎外感。
閉塞感。
死。
1000万人も居る中での出会いや再会は奇跡。
見出だしていく希望、幸せ。

映像や音楽は美しいし、街中のガヤや編集などにもセンスを感じる。
実力派陣の好演。
“若者”や“今”を繊細に描いている。

…だけど、こういう話ってよくあるよね…?
ヒューマンドラマもしくは今を生きる若者たちの青春ドラマ/ラブストーリーとして悪くはないが、とりわけ特筆する点や新鮮なものは感じなかった。
原作は詩集。ナレーションや台詞も美辞麗句なものが多く、何かこう、生の感情が伝わってこない。
後、ガン~バ~レ~!…っていうストリート・ミュージシャンの歌がしつこい。

『川の底からこんにちは』『舟を編む』『ぼくたちの家族』…石井裕也監督の作品は好きだが、それらほどではなく。
キネ旬ベストテンでも、本当に『あゝ、荒野』を抑えて1位に輝く作品であったか…?

でも、石橋静河は拾い物。
まだまだ新人ながら主演を努め、堂々たる演技、存在感。
石橋凌と原田美枝子の娘で、演技派である両親の血は確かに受け継がれているようだ。ふとした表情や佇まいが時折、母親を彷彿させる。
個性派・実力派として期待の逸材。

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近大

3.0タイトルの清涼感と内容の閉塞感のギャップ

2018年1月3日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

工事現場で日雇いのバイトとして働く片目の見えない青年、慎二。看護師として働きながらも夜はガールズバーでも働く美香。
窮屈で生きづらい街、東京を舞台に出会った2人の若者のラブストーリー。

全体に溢れるボンヤリとした不安や閉塞感、つまらなそうに生きる登場人物たち、うまくコミュニケーションが取れない主役の2人。
東京を描いた作品は多いが、これほどうまい具合にモヤモヤした演出が出来るセンスはすごいなと思う。
暗い内容な印象は強いが鑑賞後決して悲観な気持ちにならず、むしろ頑張ろうという気持ちにしてくれる。
邦画らしい良い作品だったと思う。
そして松田龍平はどんな役をやらせても松田龍平だ笑。だがしかしそれが良い笑。

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オレ

3.5病んでいる

2017年12月30日
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東京が孤独に見えるのは街のせいではないと思うが

空気感は好き

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もりり

3.5何とも言えぬ焦燥感、わかります

2017年12月25日
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タイトル良すぎ 村○ドラゴンを連想した笑
やっぱり池松壮亮良すぎる。(亮と良繋がって名前みたいだ。。)美香を除いた(美香はセリフがややくすぐったい時があった。良かったけど。)キャラクターそれぞれがリアルで人間臭くって入り込めた。序盤の煙草の焼けかけから街の夜景へのシーンシフトが綺麗。

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平一

4.5ざまあみろと言いながら死ぬまで生きるしかない

2017年12月9日
iPhoneアプリから投稿

閉塞感のある建築労働者の描写。生きていくしかないから、働けるだけ働く。しかし賃金は少なく、ガールズバーなんてとても行けない。そもそも働くだけの身体がいつまで持つかもわからない。

そんな環境下での、他人との距離感を掴めない、コミュニケーションが上手く取れない青年の物語。片目の視力を失っていることは、距離感を失っていることの隠喩なんだろうか。

もう一つの物語は、常に「死」の近くにいる看護婦。主人公慎二とは友人の死を通じて知り合うのだが、その後も死を感じさせる場面はいくつもあり、観客を不安にさせます。

ラストが、孤独感にあふれた結末なのか、ハッピーエンドなのか判断が付きかねる微妙な終わり方。どうであれ、人間なんてざまあみろと言いながら死ぬまで生きるしかない。

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くろかわポタリング研究所

2.5残念。入り込めきれず。

2017年12月7日
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鑑賞方法:映画館

タイトルが良いよね。
でも個人的にはストーリーの軸のようなものが見えず内容はイマイチぐっとこず。。印象的な場面も思い浮かばない。

ただ、「生」を描くことは「死」を描くことになるし、「死」を描くことは「生」を描くことなんだなあってこの作品を観て思った。

松田龍平は何の役をやっても良い意味で違和感がすごいなあ。

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ゆめ

4.02017年度ベストムービー!

2017年12月5日
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鑑賞方法:映画館

都会の孤独さと不安…そして、都合よく予定調和なんかして行かない淡々とした毎日…詩のセリフがぶっきらぼうでなんかおかしい。

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stoneage

2.0池松

2017年12月3日
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ボソボソした喋りが素晴らしい。現場の雑役の仕事をもうちょっと掘り下げられたら、さらに良くなった気がする。渋谷とか新宿が空転したり、隣のおじいちゃんが死んだり。

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ssspkk

4.0東京住みにはたまらない作品です。

2017年10月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

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カタヤンハルヤン

4.0都会を好きになった瞬間、自殺したようなものだよ

2017年10月3日
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都会を好きになった瞬間、自殺したようなものだよ

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まどかす

4.0欲が入り乱れる都会で純粋さを求めている若者に誰もが共感できる所はあ...

2017年9月10日
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欲が入り乱れる都会で純粋さを求めている若者に誰もが共感できる所はあると思う。
フィリピン?から東京に出稼ぎに来た人物の
東京はお金は稼げるが働く場所じゃない
の発言に共感と共に胸が締め付けられた。

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yoshi

3.5青色

2017年9月9日
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鑑賞方法:映画館

苦手なやつかなと思ったけど、明らかなわざとらしさが所々に見えだしてからは楽しめた。
ある意味で今の若者にとって最高にリアルな恋愛映画ではあると思う。
日本という世界でも有数の恵まれた国に漂う謎の終末感や閉塞感や不安っていうのが、この映画に出てくる人たちから伝わってきた。

81

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ヨッシー

4.520歳最後の映画

2017年8月31日
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鑑賞方法:映画館

クソビッチ友達と観た20歳最後の映画。
渋谷の片隅で語り明かしたTOKYO。
ファッキンパーフェクトーキョー。

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タテスジコ

4.0よき。

2017年8月30日
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地味だが、とても好みの映画だった。刺さる言葉が多いし、考えさせられる場面も多い。万人ウケはしないだろうけど、わかる人にはわかる映画だと思う。

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あみ

5.0生きる意味

2017年8月2日
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鑑賞方法:映画館

生きていくのに理由とか意味とかいらない。
死ぬだけの勇気が有れば生きる力は必ずわいてくる。

アパートの部屋の片隅のサボテンでさえいつの間にかひっそりと花を咲かせることができるように。

いつどんな時でも幸せは自分で見つけるものだ。

縁があれば出会いがあるし、一緒にいたい自分の気持ちにも気付いていく。

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Kinuyo

3.0石橋静河さんの今後に期待

2017年7月21日
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鑑賞方法:映画館

隣の住人、元彼、元彼女
のシーンは意味不明であり、是非解説して欲しい。

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びわ湖のこーちゃん

3.5「死」がテーマ

Tさん
2017年7月17日
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例え今が辛くても未来はどうなるか分からない。だから、今を生きよう。生きてさえいれば、未来は必ず明るい。

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T

3.5震災 地震 放射能 テロリズム…etc 若い彼・彼女達にとっては、...

2017年7月13日
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震災 地震 放射能 テロリズム…etc

若い彼・彼女達にとっては、生活を脅かす事柄は枚挙にいとまがない。
少しずつ都会にのみ込まれて行く自分。それによって増幅されて行く不安な日々。
その姿は都会を彷徨い、震えながらも必死に生きる仔犬の様に描く。

映画はそんな若者達を陰で支えるかの様に、「大丈夫だよ!」と、慈しむ想いに溢れていた。

今は不安感を感じていても、いつの日にか壁は乗り越えられるモノ。それまで ガンバレ!

これは社会の底辺で必死に生きる人達への賛歌。

(2017年7月5日 テアトル新宿)

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松井の天井直撃ホームラン

4.0素直な恋愛

2017年7月9日
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鑑賞方法:映画館

恋愛なんて元カレと元カノがいる二人が性懲りもなくくっついたりまた別れたりしてる。そうなんだけど、それぞれトラウマもあるけど、明日生きていられるかわからない混沌とした日常の中に、心が通い会う人はきっと居る。好きなら好きと言おう。
最近上京したのもあり、人がたくさんいるぶん、孤独感は高まる大都会のリアルも描かれ、素直な恋愛が余計、綺麗に映えた、私はいい映画と思いました。

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Kazue

2.0詩が原作だけあって、演出に期待しながら見たのですが、思ってたような...

2017年7月4日
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鑑賞方法:映画館

詩が原作だけあって、演出に期待しながら見たのですが、思ってたような感じではなくて残念。

かと思えば、予告で流れたミイラズの主題歌が、合ってない気がするなあっと思っていたら、一番主題歌の流れるエンドロールがグッとくるという、不思議な映画でした。

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kttm05