幸せなひとりぼっちのレビュー・感想・評価
全166件中、61~80件目を表示
感動〜!泣きじゃくりました!
気難しいオーヴェは、
奥さんの死をきっかけに、
さらに自分の殻に閉じこもる。
時に自殺をしようするが、
来客に阻まれたり…で、
なかなか死ねない。
これは、少しコメディタッチで笑えます。
でも実は、お人好しのオーヴェ。
困った人を見るとほっとけない。
ここがまた、小うるさい頑固オヤジでも
憎めないのよー。
やがて隣人に少しずつ心を開いていき、
最愛の妻との幸せな日々を語り出す。
ここから、涙が止まらない!
最高の映画に出会えました!
もっと泣かせられる展開では?いや…良い塩梅か^_^
スウェーデン映画なんですね。
ありがちな偏屈爺さんの話だけれど、エンディングにかけて、泣かせるんでしょ?と分かってくるのに泣いちゃうなぁ^_^;
主演のお二人も良くて良作だと思う。
老害だと思ってたおじいさんが自分のおじいちゃんだったら良かったなあと思うような話
最愛の妻に先立たれ、仕事も失い妻の元へ行く事ばかり考えているような、ちっとも幸せそうじゃないおじいさんの話。
隣に引っ越してきた家族との出会いをさかいに、おじいさんの過去が少しずつ明かされていき、その過去もとてもじゃないけど恵まれた過去ではなく、どんどんともっともっと幸せそうじゃなくなってくる。
だけども映画の最後になるとなんて幸せそうなおじいさんなんだろうと180度変わった感情で、エンドロールが流れる秀作。
開き直りが目障り
設定が「わたしは、ダニエル・ブレイク」と似ているので既視感がある、原題も「オーヴェと呼ばれる男」で似通っている、ダニエルの方はバリバリの社会派ドラマだったがこちらは暴走老人と好好爺の遷移プロセスを愉しむコメディ仕立ての感動作狙い。コメディと言っても役者の表情はぶきっらぼうだし言語の壁があるので受けにくい。同じスェーデン車でも丸っこいサーブと四角いボルボは対照的、愛車への拘りが強いのは万国共通かも。
なぜ年をとると偏屈になるのか、若い頃からの軌跡をたどっても人生は人それぞれ、悲運だったからと言って同情はするが誰もが偏屈になる訳ではない、表向きの顔と心の内は違って当然。
冒頭から規則を守れと怒鳴りまくるくせに首つり自殺すればどれだけ周囲に迷惑かけるかなんて考えもしない身勝手さに唖然、一旦感情移入に失敗すると後が辛い。とりなすように過去の悲劇で同情心を募ったり、ほんとは淋しがり屋で優しい心根の好好爺と懐柔してゆく様をいかにもドラマチックに見せてくれるが言葉の壁のせいか風情やニュアンスが伝わってこないし感動作を作りたいという作家の計算ばかりが垣間見えて素直に酔えなかった、かくいう私も偏屈老人の資質には恵まれているようだ・・。
あったかいような、切ないような。 幸せなこともあったけど悲しいこと...
あったかいような、切ないような。
幸せなこともあったけど悲しいこともたくさん経験して結果的に偏屈な年寄りになってしまったけれど、元々悪い人ではなくて根はとても真っ直ぐで優しい。
周りの人たちにもそれがちゃんと伝わってることがお葬式の場面で分かる。
奥さんに先立たれた男は哀れで弱い、遠くの身内より近くの他人。 感情...
奥さんに先立たれた男は哀れで弱い、遠くの身内より近くの他人。
感情の老化で爺さんは頑固で怒りっぽくなって行くものだが、社会との繋がりは大事。
そんな事を感じさせられる映画だった。
それと私は犬好きだが、ラグドールが大人しくて可愛く、猫も良いものだなあと思った。
すごく良かった。 偏屈ジジイでも、中身を知れば…という感じ。 よく...
すごく良かった。
偏屈ジジイでも、中身を知れば…という感じ。
よく見るような内容だけど、やっぱりグッとくる。
越してきた隣人が偏屈ジジイに積極的に関わっていく人で良かった。
最後がどうしても哀しい。本当に幸せなひとりぼっちだった?そうならいいけど、やっぱりひとりぼっちは寂しい。
彼を本当に想う人だけで葬儀を…とのことだったけど、沢山の人が参列していて良かった。
参列者みんな本当に彼を想ってくれていた人達であってほしい。
ジワっとくる良作
主人公オーヴェは、朝から見まわりしたり、ゴミを拾ったり、私道を車両通行禁止にしたりと規律正しい偏屈爺さん。不運な人生の中で、素敵で優しく寛大な心の持ち主の奥さんと出会い結婚出来たことが一番の幸運ですね。奥さんとの人生や、人柄の良い隣人との関係が良かったです。後からジワっとくる良作でした。
ええエーガや
R15+なのがよくわからなかったけど、良き好き映画でした。陳腐な人生ドラマかなって思ったら、なんのなんの、なかなか抑揚が激しい人生でした。奥さんと出会ってからは幸せでしたね。羨ましい。なんだかんだ言って、人柄がいいんです。だから周りに好かれて、幸せな終わり方でした。全然独りぼっちじゃなかった。羨ましい(2回目独白)
近所の人が素晴らしい
あんなガミガミうるさい偏屈爺さんが近隣にいて付き合っていかなきゃいけないなら、普通怖いのでなるべく関わりを持たないようにするか、何とか心を通わせようと下手に出て努力してみようとするか。でもこの映画は周囲の人が全く動じず普通なんだよね。そこにひたすら感心したんだけど。普通にもの頼むし、怒り返すし、なんかこの先うまく生きていくヒント貰った気がした。あとはソーニャの優しい笑顔ともちろんオーべのちらっと見せる笑顔に心が温かくも切なくもなった。実に良い映画。
もっと色んな人に見て欲しいです
妻に先立たれ、後追い自殺をしようとするおじいさんの人生が、ご近所周りによって変わっていく話。
と説明すると簡単に聞こえますが、やっぱり惹かれませんか?
生涯で一番大切な人が亡くなり、自分の生涯すら終えようとするような重さで、それをどう他人が変えていくんだろう。
変えたのは主人公でしたが、やっぱり、家族という存在が愛を教えてくれる。
家族は、血じゃなくとも愛という絆が有れば。
身近な人を大事にしたいと思える映画です。
打たれても負けない
スウェーデンの映画は記憶にあるかぎり、優しいようで冷酷で、冷酷そうで優しいというなんとも人生の苦味甘味を写していて、単純にあー面白かったにはならいところが複雑な面白さ。
ものを大切にするのと同じように、人との繋がりも簡単には切り捨てない愛情があるのが素晴らしいなと思う。一方で、移民国家でもあるスウェーデンは、この映画に出てくるように、他文化からの優しさやお節介が混じって、うまいこといい文化が育まれているところもあるのだろう、し、育もうと努力しているのだろうな。人に優しくしようと思っても、この映画のイラン人の女性のように打たれても打たれても食いついていくガッツって日本の文化ではお節介といわれそうでできないことが多
いけど、頑張りたいなと思った。
それにしてももうちょい幸せな余韻に最後は浸らせて欲しかった。
子供は宝
大好きで特別な一本に
結婚観ががらっと変わった近頃。
それでもまだまだ前の価値観を捨てきれず、
実はこの作品、タイトルから勝手に全然違うものを想像して録画しておいたもの。
私の妄想では、キャリアウーマンが結局ひとりでも強くたくましく楽しく生きていく物語だったはずが…笑
そんな間違いから、この作品と出会えたことに感謝。
途中から、ぷっと笑いながらも涙が止まらない状態に、、
なんて素敵な作品なんだろう!!!!!
大好き。
ユーモアとコメディチックと思いきや…
気軽に観てみると、そうではなく良い感動の涙が流せた作品でした。
決まり通りにいかないとイライラする偏屈爺さん
偏屈になったワケが徐々に明らかになっていきます。
所々にあるユーモアも良かった。
若い頃を振り返るタイミングも良かったです。
ジンワリ感動し、泣けました。
全166件中、61~80件目を表示