ナラタージュのレビュー・感想・評価
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もう一度観たくなりました。
昨日、夫と高校生の娘と観に行きました。
良い意味で裏切られた、美しい映画でした。
長いと聞いてたので、寝るだろうと思っていたら、最後まで一気に。学生時代に観たビクトル・エリセ監督やトリュフォー作品を又観たくなりました。忘れてるし、詳しくないので分からないけど、きっと何か意味してるんだろうと。
途中、松本さん演じる先生にイライラしたと話したら、娘はホンマ、松潤上手だよねー、と。そうか、まんまとハマってしまいました。
有村さんはさすがです、坂口さんも良くて、この3人だから良いのかな?
劇中劇も面白くて、久々にもう一度観たくなる映画でした。
つまらない。長い。
少なくとも僕には、
つまらない。だらだら長い。
有村架純ちゃんの濡れ場がどうのこうので、あんまり見たくなかったんですけど、行きました。ファンなので。
噂ほどのシーンはなかったけれど・・あーいう濡れ場やってやっと大女優とかいう風潮、ありませんか?やめてほしいです。
影のある架純ちゃん自身はかわいかったけど、、ほんとこんな役はだめ。
まあ、ナラタージュ⇒関ケ原⇒ひよっこ(撮影順)で、架純ちゃんは浄化されたのでよかったです。
なんてね。
ただの文句です。
賛否両論、ハマればドハマりのカオスな恋愛
先生と元生徒の恋愛と、題材としては昨今よくありがちな爽やかでキラキラした青春恋愛映画とは対極の、
生々しく甘さや飾り気の一切ない、人間の弱さや脆さを痛いほど感じました。
しかし痛いからこそ面白い。
夢の中のような儚さと美しさを感じる、生身の体温の残る作品でした。
登場人物全てが何かしら欠落していて、支えているようで支えられている危うい関係はある種のホラーで、
賛否両論あるのは納得の内容です。
ですが、ハマればどハマり間違いなし。
キラキラした恋愛映画に飽きた方や、苦い恋愛をいくつも経験された大人におすすめの作品だと思います。
心に残る作品でした
アイドルを使った胸キュンの映画になっていたら嫌だなっと思っていましたが、質感といい情景といい、映画でしか表現出来ない作品でした。夫婦で拝見しましたが、日本映画には辛口の主人が「日本映画もなかなかやるな」と言っていたのが、印象的でした。終始、真綿で締め付けられる感じでしたが、最後には色々抱えながらそれぞれ前に歩き出す感じがして、観終わって良かったと感じました。わかりやすい作品ではないし、全く派手さがないので興行的は難しいかもしれませんが、多くの方に観ていただきたい。私には心に残る作品となりました。是非、エンドロールまで客席で観て欲しいです。
結局はずるい男
見終わっての感想は、最終的に不倫の話になってるしまったかなぁって、思いました。
結局は、奥さんとも別れられない、彼女も失いたく無いずるい男の話(*≧∀≦*)
思いでに、抱いてください…みたいな!
でも、嫌いじゃない
どっちかと言うと、有りかなぁと思ってます。
まぁ、あんなに綺麗じゃ済まないし、必ず誰かが辛く悲しいけど思いをしますけどね( ̄∇ ̄)
先入観を捨てて見るべき
松本潤と有村架純の恋愛映画、と聞いて興味を持つ人もいるだろうけど、「よくあるキラキララブストーリー」を連想して敬遠してしまうであろう人にむしろ見てもらいたい作品だと思った。
それに前評判のようにエッチな映画じゃないし、何考えてるのかわからないとイライラもしない。何考えているのかは、手に取るようにわかった。
ダメだとわかっていても惹かれた相手に自分を見て欲しいと思うのも、それでもやっぱりダメだと自分にブレーキをかけるのも当然のことで、細やかな気持ちの揺れを、リアルに描いている作品だと思った。
細やかすぎて、ザ・エンターテインメントな映画が見たい人には退屈なんだろう。断片的で、えっなんでこうなった?とちょっと端折られた感が否めない部分があるけれど、回想録だからと思えばしっくりくるし、想像で補える。
ラストシーンがとても好きで、素直にヒロインのこれからの幸せを祈る気持ちになれた。きっと先生も同じ気持ち。そして、大切な人への気持ちを忘れる必要はない、持ち続けたままでいいんだと…
正直、鑑賞後はモヤモヤした気分になるのを覚悟して見たが、ラストシーンのおかげでむしろ清々しかった。
ハマったらどっぷり浸かる。何が悲しいとかではないのに、エンドロールでは自然に涙が溢れた。野田洋次郎の歌もとても良かった。
退屈な人は退屈かも
私は話が緩やかに進むような作品が好きなので、この作品は面白かったです。
話が急展開に陥る事は全くありません。話に盛り上がりを求める人にはおすすめ出来ないかもしれません。終わり方もしっかりまとまっていてたので、重い作品ではありましたが、割とすっきり見終われました。
後からじわじわと来る作品
私は恋愛映画は苦手で全然観てなかったのですが、これを観てその深さに引き込まれました。
初めて観た時は、葉山先生はつかめない男だし、小野くんの気持ちも共感できなくて、頭に?が浮かぶ状態だったのですが、帰り道に反芻してて、しばらくずっと頭に残っていました。つまらないわけでもなく、かといって元気をもらえるわけでもなく、だけど心から離れない。じわじわと心に響いてくる作品だと思います。
私は泉の気持ちに共感していたらしく、最後の葉山先生の姿に涙が止まりませんでした。ただ、何故泣いたかは私も分からず、ただ苦しくて切なくて。
皆、複雑でリアルで、キラキラしていない恋愛。
まるでドキュメンタリーを観ているようで、息をするように話が進んで行きました。
大人の恋愛と言われていましたが、皆、それぞれ自分勝手で、でも一生懸命で、人間って恋ってこんな感じだよねと実感しました。
心理劇という雰囲気です。
明るい最後ではないけど、でも前に進んで行こうと思いました。
苦くて甘美な恋の記憶を紡いだ、美しい映画。余韻に浸って下さい。
ヒロインの若い女(泉)を欲し独占したい魅力的な若い男(小野)。しかし女は影のある年上の男(葉山)に惹かれる。年上男は気を持たせつつも女の気持ちに応えようとしない。
恋愛とは、相手の思いを探り、自分の気持ちをぶつけ、距離を図って進めていくゲームみたいなもの。時に苦しく時に甘美で。SEXはもちろん重要なファクター。
時系列前後しながら重層的に3人の恋模様が描かれていく。丁寧にゆっくりと。クライマックスの葉山と泉が過ごす最後の時間が最高に美しい。(濡れ場なんて言葉は似合わない)
行定勲監督が、量産されるキラキラスイーツ映画のアンチテーゼとして提示した、大人の男女向けの濃密なラブストーリー。
忘れられない作品
泉のまっすぐな想いと葉山先生の心の奥が見えない表情に、リアルな恋ともどかしさを感じながらしっとりとした雨の空気を感じる作品でした。ラストに胸をギュッと掴まれて涙がポロポロとこぼれてきました。この作品を今理解できない人もいつか一生に一度の恋をした時にまた観て欲しいと思います。
松潤が醸し出す心地よい気だるさに浸る
特に緩急も起伏もありませんが、松潤が醸し出す心地良い気だるさに浸る映画だと思います。日曜日夜の映画館で、ゆったりとビール飲みながら見てきました。有村架純ちゃんは何をやっても、しっかりとした存在感と安心感がありますね。
辛すぎた
付き合いで気が進まない気持ちで行ったけど、予想通り無駄に長いしつまらなかった、先生役の人の声が悪いのか聴き取りづらく、演技も心に来る物も無い。
ただただ欠伸が出て何度も寝てしまったし、誘った友達も眠そうだった。
しかも公開されたばかりと思えない程の人の少なさでびっくりしたし、折角の三連休なのにお金返して下さい!と本気で思いました。
つまらない140分の苦痛
つまらない。全てが浅い、セリフだけで事が進んで行くで、これ位にまとめただけの映画。見てる側の感情全く動かない映画でした。松本さんのファンで見に行きましたが、松本さんが出てるから、どんなものもいいというわけじゃありません。本当にがっかりしました。時間とお金と1年待った期待値返して欲しい。
終わった後も浸れる映画
すごく静かな映画で、音楽が邪魔してない、だからこそ映画の中に自分がいるかのような登場人物と一体化している感覚がより強く感じました。雨の匂い、電車に乗ってる感覚、匂い、好きな人の匂い…こんなに感じたのは始めてです。映画館で観て始めて分かると思います。とにかく切ない。観た後はずっと余韻に浸れます。これから先も何回も見返したくなるような映画です。
静けさが心地いい
観客が喜ぶテンションの上がる台詞は全くない。映像もどこか暗くて湿気があって特にナニという事件も起こらない。でも主人公たちの気持ちの行方を見届けたくて見続けてしまう。
曖昧でダサい葉山先生をずっと想い続ける泉と、嫉妬にくるう小野、最後まで自分の気持ちをハッキリさせない葉山先生。どの役にも納得できた。
華やかなオーラをもつ松本潤が 地味でダサいこの役をやるからこそ、この映画は成り立つと最後の主題歌まで聴いて少し救われたときに思った。じわじわくる映画なので、ぜひ映画館で集中して観ていただきたい。
ながっ!
ただただ長い。いつ面白くなるんだろうと待っていたら終わってしまった。
松本潤の、目線を写す時の一瞬の流し眼が苦手。
原作は未読だが、葉山先生のキャラにあの視線は合っていないように思う。
有村架純の物静かだが芯の通った感じは好感が持てた。
田舎だからか、公開2日目にも関わらずガラガラだった。すぐキャパと時間を削られてしまう予感。
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