劇場公開日 2016年9月3日

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アスファルトのレビュー・感想・評価

全57件中、41~57件目を表示

2.5パリの団地での群像劇

2016年9月21日
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鑑賞方法:映画館

パリ郊外の古びた団地が舞台です。
グランドホテル形式の群像劇で様々な人間模様が見られますが、全て問題を抱えている人々ばかりです。
NASAの宇宙飛行士と中東出身のお母さんのくだりが一番いいストーリーに感じました。
人間の愛おしさをテーマに抱えていると思えるが、正直このクラスの作品はいくらでもあるのでは。
普通かな。

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トシくん

3.0暗闇の向こうから差すのは、希望。

2016年9月15日
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鑑賞方法:映画館
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だいきつ

3.0傑出した作品ではないけれど、好感が持てる小品

2016年9月11日
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鑑賞方法:映画館

フランス・パリ郊外の古びた団地。
壁はボロボロで落書きだらけ、エレベーターも何度となく停まるというありさま。
そんな団地で起こる、ちょっと心地よい三篇の物語・・・

というハナシで、ひとつめは2階に住む頑固な中年男(ギュスタヴ・ケルヴェン)のハナシ。

ボロエレベーターの交換工事をしようと資金を募るが、件の男は「自分は2階に住んでいるのでエレベーターなんて使わない。だから金は出したくない」とゴネる。
「エレベーターは使わないこと」が交換条件として、その意見は取り入れられる。
しかし、すぐ後、男は自宅でのエアロバイク運動をしている最中に脳梗塞(か何か)により倒れ、車椅子生活を余儀なくされてしまう。
人目を憚り、夜間にエレベーターを使って団地を抜け出し、近くの病院の自動販売機でスナック菓子を購入していたところ、夜勤の女性看護士(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ)と出逢う。
男は、撮影中に事故を起こした写真家だと取り繕ってしまう・・・

ふたつめは、中層階に住む少年(ジュール・ベンシェトリ)と中年女優(イザベル・ユペール)のエピソード。

少年は、母親と二人暮らしだが、母親は働きに出かけていて、いつも不在。
ある日、同じ階に越してきたのは小柄な中年女性。
無愛想な彼女であったが、しばらくして、彼女が女優だということを知る。
30年近く前に彼女が主演したモノクロ映画を一緒に観た少年は、意外といい女優だなと交換を抱く。
そして、いまはもううらぶれた彼女であったが、過去の主演作が再度舞台にかかるということで、オーディションに挑もうとするのだが・・・

みっつめは、最上階に住むアルジェリア人の老婦人(タサディット・マンディ)のエピソード。

彼女は成人した息子と同居しているが、その息子は刑務所に収監されてしまった。
そんなとき、なにかの手違いで団地の屋上に不時着帰還した米国人宇宙飛行士(マイケル・ピット)は、迎えが来るまで彼女とどう叙せざるを得ない羽目になる・・・

そんな三つのエピソードは、特に物語が交差することもなく、それぞれで進んでいきます。
全体的は、灰色の空と団地の壁。
別に、明るくもなく、突き抜けることもなく、すっきりともしないのだけれど、へんに押しつけがましいこともなく、言っちゃ悪いが淡々と進む物語は、不思議に気持ちよい。
まぁ、少しばかりの隠し事はあるけれど、誰も悪意を持っていないあたりが心地よいのかもしれない。

三つのエピソードに唯一共通する「どこかしらから聞こえてくる、泣き声のような軋み音」の正体が、団地のゴミ捨て場の鉄製のドアの蝶番だった、というオチも、ヘンに捻っておらず好感が持てました。

本年、先に公開された日本映画『団地』よりも、ヘンな気負いやヒネリがない分、個人的は上とします。

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りゃんひさ

1.0痛々しいほど滑稽な三組の男女。

2016年9月11日
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鑑賞方法:映画館

「ティエリー・トグルドーの憂鬱」に続いてフランス映画の鑑賞。正直、僕にはあわない。どちらも。
時代に取り残された大物女優気取りが、素人のイケメンに演技指導をされて一人悦に入っている様は、滑稽でしかない。他の二組の男女も、いたるところ滑稽であるさまは同じ。あざとさしか感じない。

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栗太郎

4.0観てよかった

2016年9月9日
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鑑賞方法:映画館

ゆっくりゆっくり、気持ちが暖かくなる映画でした。観たあともぬくもりに包まれるような余韻があって、穏やかで幸せな気持ちに。淡々としているけれど、今思うと奥深い内容に感じます。予告もあらすじもノーチェックで観たから、ダイレクトに沁みました。

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まあ

3.5望外の喜びをもたらす映画

2016年9月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

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佐分 利信

3.0淡々と進むのに面白い

2016年9月8日
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鑑賞方法:映画館

「イザベル・ユペール可愛い!」と思うのね。イザベル・ユペール好きだから。それで観てるとヴァレリア・ブルーニ・テデスキも可愛いというか、綺麗というかで良いんだよね。

話は、すごく淡々としてるし、有りがちといえば有りがちなんだよね。でも、観ちゃう。そこが凄い。

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Scott

4.5冷たいアスファルトが、じんわりと熱を帯びる幸福

2016年9月7日
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天秤座ルネッサンス

4.5ジュール ベンシェトリ

2016年9月7日
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鑑賞方法:映画館

こんなに美しい子がいるなんて知らなかった!

優しい映画

見てよかった。

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spring

4.5だいすき!

2016年9月6日
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この映画、大好き!
イザベル・ユペールが大好きなんですが、マイケルピットもすごーく良かった!

マイケルピットって、いい映画ばかりでてるなー。

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ゆかぴよん

4.0予想以上にずっとずっと良かった!

2016年9月6日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

フランス映画については、いつも「70%理解できればオッケー」という低め設定なのですが(笑)、そんな期待値を超えたとても素敵な作品でした。

同じ団地に住む人たちに起こるちょっとしたハプニング。
登場する男女3組の中では、Isabelle HuppertとJules Benchetrit(監督の実の息子さん)のシーンが好き。玄関越し?の会話とか、ああいう男女の関係というのはやっぱりフランス映画という感じで素敵だ。

Samuel Benchetrit監督、名前覚えづらいですが、、、これからの作品も期待しています。

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洋画fan

4.0優しさが溢れている

2016年9月5日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

萌える

エレベーターのオチは笑えるし何とも皮肉で哀愁が漂い切なさも。

宇宙飛行士とお母さんとの遣り取りが微笑ましく別れは観ていて辛いが滑稽でもあり面白い。

若者と中年の女性との関係は恋愛とも友情とも取れて素敵な関係だった。

謝罪してエレベーターの代金を払えば良いのに夜中にコソコソ外出する哀れな姿。

しかし愛に目覚めてしまい素晴らしい出逢いを経験し必死に会いに行く姿は可愛い。

優しくないとこんな映画は撮れないなぁ。

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万年 東一

4.0素晴らしい

2016年9月5日
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鑑賞方法:映画館

この、裏打ちの"笑劇"で醸し出されるのは、途方に暮れるも切なくも暖かい幸せの情感。
誰かが言ってた「ジムジャームッシュの詩情とアキカウスマキの哀愁」。。
もちろん#イザベルユペール の"背景"もボトムになるけど、三様の個室劇が"爽やかな曇り空"に帰結する。素晴らしい。

つまり、前夜のまどろみが枯渇した身には、シミジミとありがたや…な日曜の午前☺︎。。。そして、カウリスマキ好きな人にとっても(^^)。
#シネマカリテ
#裏打ちの笑劇
#爽やかな曇り空
#トランティニャンのお孫さん

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ikalabo

3.0軽妙

2016年9月4日
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笑える

楽しい

幸せ

虚栄心を持った冴えない中年男性と孤独な中年女性看護師、母子家庭の少年と落ちぶれた女優、不時着した宇宙飛行士と服役中の息子を持つ母親の3組がある団地を舞台にそれぞれ交流する群像劇。

みんなそれぞれキズや寂しさを抱えているけれど、素直に心を通わせたら救われる。大きな盛り上がりはなく少し突飛だけれど、そんな日常の延長を描いたホッコリさせてくれる優しい作品。

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Bacchus

3.0微妙

2016年9月4日
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鑑賞方法:映画館

噂ほどではなかったかな?
日本人からの評価は微妙かな?(タイミングも悪い)

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落合春彦

5.0良い後味

2016年9月3日
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郊外の団地で巻き起こるシュールでコミカルな哀愁劇。
映画のなかに暴力描写は全くなく、3組の男女のコミカルなやり取りに映画館は終始笑いにつつまれる。
キャスティングも見事!
予告編の期待に十分応える面白さ。
映画館を出る時に、ちょっぴり幸せな気分に浸れる映画でした。

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あいしん

4.5映画って素敵と思える、映画

2016年9月1日
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鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

幸せ

『アスファルト』を観る。9/3公開の映画を試写会にて。なんとも清々しく気持ちのいい映画だろうか。観終わってホントにいい気分になれた。そこそこ映画を観ているつもりだが、改めて「映画っていいな」と思えて胸を張って誰にでもオススメできる。今年のトップ3に入る勢い。1つの団地から6人の男女が見事なハーモニーを奏でてくれる。ここで何を書こうと、良さを伝えられないもどかしさ。6人の登場人物は老若男女とそれぞれで個性たっぷり。そのやり取りにほのぼのしている間にあっという間に100分が終わってしまうのだ。登場人物も良いが映像が綺麗なこと。団地は落書きたっぷりの灰色のキッタナイものなのに。それが故に人の表情、動き、雰囲気がとても美しく映し出される。度々映し出される、空も灰色なのに魅了される。劇中に流れる、不気味な音もセンスが良い。とにかく、必見の清々しい映画。

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TAKU