劇場公開日 2017年2月18日

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「胃もたれ」愚行録 豆さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5胃もたれ

2017年2月23日
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鑑賞方法:映画館

重い。胃もたれしそうなほど…

物語は主に週刊誌の記者が1年前に起きた一家殺人事件の関係者(夫婦の友人達や会社の同僚)を取材するという形で進んでいく。

愚行…ばかげた行い。愚かな行為。

話が進んでいくうちに衝撃というより、いや~な感じの事実が発覚していく。
ここに出てくる関係者たちと殺された一家は、ある意味全員愚かな人間。中にはコイツ最低やなと思う人物もいる。
映画の冒頭のバスのシーン、記者の妻夫木くんがとった行動でもそれはよく分かる。最低とまではいかなくても何か心に引っかかるような行為が、思いが積み重なっていくんだろうなと。

少しずつ少しずつ嫌な事実が発覚していくので、ずーーっと嫌な感覚が続く作品。

妻夫木聡と満島ひかりが出てるせいか作中どこか李相日の『悪人』を思い出してしまうようなシーンがありました。

豆