劇場公開日 2018年3月1日

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「真の王の姿とは。国と世界を懸けた決死の闘い!!」ブラックパンサー 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5真の王の姿とは。国と世界を懸けた決死の闘い!!

2018年3月11日
PCから投稿

悲しい

単純

興奮

【賛否両論チェック】
賛:予備知識は最悪無くても大丈夫。王のあるべき姿に苦悩する若き主人公が、困難を乗り越えて雄々しく成長していく姿が印象的。アクションも勿論圧巻。
否:世界観からして、荒唐無稽感がありすぎる。ツッコミどころも多々あるほか、グロシーンも思ったよりあり。

 次の「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」へと繋がる作品なので、勿論マーベルの予備知識は有った方がイイですが、最悪この作品単体でも楽しめそうです。
 父の死により、紆余曲折を経て王位を継承した主人公が、過去から降りかかってくる様々な困難や憎しみ、試練に苦悩しながらも、王としてあるべき姿を見出だしていく姿が、次第に勇ましく感じられてきます。
「危機に瀕した時、賢者は橋をかけ、愚者は壁を造る。」
という演説がステキでした。
 マーベルなので、アクションも勿論ド迫力。いつもながらに圧倒的なスケールで描かれる戦いには、息を飲むこと請け合いです。シリーズファンは勿論のこと、初見の方にもオススメです。

映画コーディネーター・門倉カド