君の名は。のレビュー・感想・評価
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現代だから作れた映画
現代の街並みが綺麗に描かれていて絶景を見ている感覚。そこに洋次郎さんの歌声がスッと入ってくるもんだからとても居心地が良かったです。主人公たちの全力さが溢れ出てて自然と観てしまう映画だと思います◎神木くんと萌音ちゃんの声も透明感あっていい👏最後に題名を口にして終わるのもおお〜となりますよね☺️
映像を楽しむ映画
アニメ映画はあまり見ないのですが、外国でホームステイしてるときにたまたま見ました。
あまり映画の世界観に入りこめなくて、終盤男の子が女の子の名前を一生懸命唱えて忘れないように頑張るのに一瞬で忘れてしまうところで爆笑してしまいました笑
映像がきれいなのだけはすごくよく分かったけど、内容にはあんまり何も思わなかったし、入れ替わったときに体さわってるシーンはいらないと思った。
ストーリーというより映像を楽しむ映画ですね。
考えれば考える程深い作品
2回目,3回目の方が楽しめる。
映像はさすがとしか言えない
ストーリーも良く、なんとなく同級生なのだと思っていたので実は三葉が年上だったというのは衝撃的だった。
歌も良くスパークルは感動した。
日本のアニメに希望を感じます
感想
映画・テレビ・DVDでめちゃくちゃ見ましたが、いいですね!入れ替わりの所は面白かったです。それが途絶えて 三葉達が亡くなったのは驚きました。瀧が三葉の時にした口神酒を飲んだのはめちゃくちゃビックリしました。結局 大人になって また会えたシーンは良かった
緊張した
この類の映画は、風呂敷広げすぎて御都合主義になつまたり、監督の「こういうシーン撮りたかった」だけみたいな演出ばかりだったりとガッカリすることが多いが、そんなことはほぼない。
前半は本当に良いテンポで無駄がなくわくわくした。
しかし、前半良くても後半で失速する映画は多いし、
とくに時空移動系はどうしても矛盾を隠しきれなくなることがあるので、そうならないでくれと最後まで緊張しながら見てた。
また、時間の短さから感情の原因がわからないがっかり演出で台無しになることが多いがそれもなし。
みつは(たきくん)が父さんに祭りを中止するように訴えるシーンの父の表情で物語の背景まで伝えるなど細部への拘りと脚本の綿密さ。
ここでは伝えきれない感動がありました。とにかく監督の細かい拘りがすごい。
穴だらけの脚本を、圧倒的な演出力と映像美で補うストロング・スタイル!
立花瀧と宮水三葉、不思議な縁で結ばれた2人の運命を描くボーイ・ミーツ・ガールSFアニメ。
監督/原作/脚本/撮影/編集は『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』の、日本を代表するアニメーション監督・新海誠。
都内で暮らす男子高校生、立花瀧を演じるのは『千と千尋の神隠し』『サマーウォーズ』の神木隆之介。
糸守町で暮らす女子高生、宮水三葉を演じるのは『舞妓はレディ』『ちはやふる』の上白石萌音。
瀧くんのバイトの先輩、奥寺ミキを演じるのは『モテキ』『海街diary』の長澤まさみ。
三葉の同級生、勅使河原克彦を演じるのは『残穢 -住んではいけない部屋-』『ONE PIECE FILM GOLD』の成田凌。
新海誠監督の過去作『言の葉の庭』のヒロイン、ユキちゃん先生がゲスト出演しており、声優も引き続き花澤香菜が担当している。
第40回 日本アカデミー賞において、最優秀脚本賞を受賞!
第42回 ロサンゼルス映画批評家協会賞において、アニメ映画賞を受賞!
全世界興行収入3.6億ドルという、言わずと知れたメガヒット作品!
新海誠監督の名前を広く世間に知らしめた一作でもあります。
新海誠作品に苦手意識がありリアルタイムでは鑑賞しなかったのですが、何気なく観た『天気の子』が素晴らしかったため、この作品にもチャレンジ!
初見とはいえ話の筋はほとんど知っているという完全ネタバレ状態で鑑賞したのですが、それでもとっても楽しめました♪
いやぁ…。そりゃこれは売れるわ…。凄いクオリティ✨
新海作品特有の繊細な映像美はそのままに、天才作画監督・安藤雅司を筆頭にした一流アニメーターたちによる丁寧で説得力のあるアニメーションが、画面狭しと躍動する。
これぞまさに、日本アニメの面白さそのものっ!
声優陣の熱演も見事。
神木隆之介の表現力もさることながら、長澤まさみが上手すぎて、エンドクレジットを見るまで本職の人かと思ってました。
何より故・市原悦子さんの落ち着いたボイスが心地ええ…。
そしてここぞ!という最高に気持ち良いタイミングでRADWIMPSの音楽が挿入!エモい…🫧
脚本には既存のエンタメ要素がこれでもかというぐらい詰め込まれており、まぁ多少の節操の無さは感じるものの、非常に楽しい♪
ボーイ・ミーツ・ガールに男女の入れ替わり、タイム・リープにミステリー、パニック映画要素までありますからねぇ…。これは娯楽要素の宝石箱や〜💎✨
正直、脚本は突っ込みどころ満載であります。
流石に3年のタイムラグには気付くだろ、とかね。
特に葛藤なく三葉に協力するテッシーとサヤちゃん、とんでもない規模の爆薬で変電所ぶっ飛ばすトンデモ展開、重要人物かと思いきやほとんど話と関係なかった三葉のパパ&おばあちゃん。等々…。
ツッコミだらけの脚本ではあります。しかしそれがあまり気にならなくなるほどのスピーディな展開!とんでもないクオリティのアニメーション!!そしてアツアツな物語の熱量!!!
いやー、観ていて心地良かった♪
…まぁ、脚本の粗が気になって映画にノレなかったという人の気持ちもわかるけど😅
クライマックスのシーン、これまでの新海作品を観ている人なら「どうせすれ違ったまま終わるんだろ?」と思った筈。
ところが、それを裏切るハッピーエンドでの大団円!いやぁ、気持ち良い!
やっぱり青春アニメはハッピーエンドが大事だよー。
これまでの新海作品とは明らかに狙いが違う、非常に大衆的な作品。
『君の名は。』以前の作品が好きな新海誠ファンも多分に存在していると思うのですが、個人的にはエンタメ思考にシフトした新海作品の方が好き💕
頭を空っぽにして楽しめる、非常に優秀なエンターテイメント・アニメです✨
ほとんどのアニメ苦手ですが
私はアメリカ暮らし、子育てもほぼ終わった大人ですが、とても楽しめました。
今週12時間の飛行機で見ました。最初前半は、面白いけど、グイグイ引き込まれることは無いなと思いましたが、いくつか疑問をいだきつつも、最後は幸せになれました。2回目随所で止めて確認しながら見て、なぜか2回目のほうがもっとハッピーになりました。その後ハリウッドの人気作を見、ここで普通なら寝るか次の映画に行くところですが、この作品に戻って、眠い目をこすりながら、到着まで行きつ戻りつ、何度も見返さずにはいられませんでした。こんなことは初めてです。
今日Wikipediaであらすじを読んだところ、なぜか映画を見たとき以上に、涙がこぼれてきてびっくりしました。
私が気になったのは、みつはが会いに行った時、瀧は中学生だったのに、変に思わなかったのかということ、高校生が防災無線乗っ取ったり、変電所爆破したりしないだろうと言うことなどですが、それもこの作品の一部であり、全体の感動からしたらささいなことに感じられます。
3年の違いに気づかないことについては、時空を超えて心の入れ替えを起こせるほどの神秘的な力にとって、年や曜日の違いを意識させないようにすることはたやすいことだと思います。実際私達も、夢の中だと、無茶苦茶な設定でも疑問に思わないまま行動しますよね。
携帯で直接電話やラインしてないのも、最初からやってるけど、当然通じないので、お互いの携帯に書き残すことをやってるんでしょう。
因みに私は宮崎駿映画ではカリオストロの城の大ファンですが、その他の作品はそんなに面白いとは思えない人です。ディズニー映画は全然面白いと思えません。
君の名は。は、アメリカではあまり知られる事なく終わったようですが、見た人の評価は非常に高いです。
同じ作品を面白いと思う人思わない人、いろいろいていいと思います。私の場合を挙げさせていただきました。
ひねくれてる人が見てもそこそこ楽しめます
こんなに話題になっているなら見なきゃなーと思いつつ、かなり今さら見ました笑
男女が入れ替わるというこすられた内容でありながらも隕石の話が入ることでストーリーにオリジナリティが生まれ、楽しめました。
はじめの方はジブリチックで正直退屈でしたが物語が動き始めてからは面白くて不覚にも泣けました。意識してるかは分かりませんが、3.11と重なる部分もありました。
青春とか恋愛とか興味なくても人を救うってところで共感できると思います。
こういうのが流行るってことは意外と今の若者も冷めてないんだなーって思いました
本当に大好きな作品です。
邦画、洋画、アニメ作品問わず映画が好きで、
ジブリ、細田守監督、新海誠監督は、
ほとんど全て鑑賞しています。
君の名は。は、
もう何度も鑑賞していますが、
アニメーション映画で一番好きな作品です。
三葉は瀧くんに会いに行ったが
分かってもらえない理由
→ 2人の間には3年のタイムラグがあるので
3年前の瀧くんはまだ中3で
三葉との入れ替わりが起きる前で
まだ三葉のことを知らない
三葉が電車での別れ際
瀧くんに髪を結っていた組紐を渡す理由
→ 三葉は純粋に瀧くんに会えて嬉しかったので
自分のこと(名前)を覚えていてほしかったから
瀧くんからすると3年前に
2人は一度会っていたということに
後で気づける重要な証になる
入れ替わりが起きて何度目かで、
朝起きて、2人が涙を流していた理由
→ 瀧くんからすると
なんとなくその日(彗星が降る日)に
三葉が亡くなってしまい
もう入れ替わりは起きないと
予感していたから
また三葉からするとちょうど
瀧くんに会いにいった次の日で、
昨日会いに行ったが分かってもらえず
しかも瀧くんは奥寺先輩とデートに
行っていたため(実際はこれも3年後だが)
もう失恋してしまったと思ったから
そしてこの日に髪も切っている
これまで宮水家の女性たちが
他人との入れ替わりを経験していた理由
→ 彗星が割れて落下した隕石から
糸守町の人たちを救うため
三葉(本人)なら父親を説得できた理由
→ 本当の親子だから分かり合えた!
というのは大前提ですが
やはり亡くなったお母さんの存在も大きいかと、
父親は母は虚言癖があったと言っていたが、
母親も入れ替わりを経験していただろうから
それは虚言でなく事実だったんだと、
三葉ならしっかり説明できるだろうし
直前に中身が瀧くんのときの三葉を
目の当たりにしている父親は納得せざるを得ない
その他、深く考察したところは多々ありますが、
書ききれないので印象に残ったところのみ
書き残しました。
映像美、音楽と映画のシンクロ率、
RADWIMPSの作る音楽の美しさは、
もちろんですが、ストーリー的にも、
腑に落ちない、不自然に思う箇所が
一つもなく、本当に細部まで
作り込まれた作品だなと思います。
酷評されてる方もたくさんいますが、
私は本当に大好きな作品です。
腑に落ちないところがある方は、
私なりにでよければ解説するので、
ご意見ください!
新海作品はすべて鑑賞していますが、
君の名は。は、
今までのものとは比較にならないほど、
細かく伏線の回収がしっかりとされており、
ストーリーの完成度が完璧です。
言の葉の庭や最新作、天気の子も
良かったですが、やはりこの作品が
私の中でダントツ1位です。
これからも新海さんの作品は、
観ていきたいと思います。
良かったけど天気の子と比べると・・・
画作が良く三葉と滝の入れ替わりのテンポは良かったけど終盤になるとテンポはさほどでもなくでも最後の2人が「君の名は」と言ってるシーンは良かったな〜と思う
でも2人の運命が変わったシーンで「この気持ち変わったのは多分あの日だった」という言葉は天気の子でもあったし次回作もあるのかな〜なんて思ってしまうけど今後の映画作品に期待は出来る
何度見ても憧れる奇跡
久しぶりに劇場で見たくなりチネチッタ川崎にてライブサウンドシアターで鑑賞。
設定に多少は矛盾があるものの、このタイプの映画にあまり現実的な辻褄性や現実性を求めずにみたら、なにか10年前の学生時代の未熟な自分を投影しながら見ることができて面白い。
10年前自分がなにを考えて、なにを正義として生きていたのか、今となっては具体的には覚えてないけどその時その時を一生懸命おそらく生きてはいたとおもう。(そう思いたい)
映画のような理論的に証明できない不思議なことがこの世に本当に存在するか否かは分からないが、人生は時に言葉だけでは言い表せない不思議なことに出会う事は確かにある。それらを頭の中だけでは理解できず、そして相手に伝える事ができず胸が苦しくなることもある。
そういう時にそれらのインスピレーションを信じて行動する勇気はとても難しいものだが、この作品を見てるとなんだか時にはインスピレーションを、本能を尊重し、それらを信じて行動する事への憧れをとても刺激される。
ストーリーに戻ると、お互い顔を合わせて直接話したこともないのに、お互いの事をどんどん知っていくうちに恋するってなんだか奇妙な恋愛。
まぁ恋愛において相手を知る事こそが一番愛を深める要因ではあるが、この作品のように相手に入れ替わる事で相手を知っていくというのはなんとも羨ましい。
結末が二人が結ばれた後の描写がなかったのが喜ばしくもあり、モヤモヤもするが、瀧君と三葉ちゃんが結ばれ幸せになってることを僕は想像しこの作品を見終える楽しみ方をいつもさせてもらってる。
どうして3年なの?
最初、男女の入れ替わりとタイムスリップを組み合わせたのがユニークだと思いました。しかし、よく考えると3年丁度のタイムスリップはどうしてでしょうか?
5年後でも10年後でも、いえ1年後でもよかったはず。でも3年後がちょうどいい、なぜなら5年以上後ではヒロインがおばさんになってしまってラブロマンスにならなくなるから?ケータイも変わりすぎて使えなくなってしまう!
では1年後では?たぶん隕石で滅亡したばかりの現場に少年が行くことができない。そういう事情で、脚本上都合のいい3年後にしたんでしょうけれど、ドラマの中ではちゃんと納得できる理由がないと作為的と思います。
いろいろ考えると、このドラマは「神さま」が隕石の衝突による滅亡から村を救うため、2人の男女を選んで、3年差で入れ替えさせた、ということでしょうか。けれども、それなら最初から隕石衝突をさせなければよかったのでは?
ほかの方もいろいろ矛盾点を指摘されておられますが、脚本的にも「都合のいい」作品だったのではないでしょうか。
ロマン はあるが、愛は足りない
社会現象にまでなった作品ながら、入れ替わりとか手垢のついた発想で全く観る気がせず、年月が経った今、不意に何か気が向いてようやく観ました。
予想を裏切る展開に、知らず知らずに奇しくも涙…そのことに驚きを覚えました。素直に良かったです。見終わったあと、この展開は全く予想だにせず、やられたと思いました。
素直に感銘しました、が!ですが!でも!です。時間が経つにつれ、腑に落ちない点がジワジワと湧き上がってきて、むしろそれが頭から離れないのです。
まず、なんといってもなんでこの2人なのか?必然性が全く分からない。そしてなんで3年の時差があり、タイムループ出来たのか?それも理解出来ない。あんな大惨事があったのに、故郷を離れて東京で普通に生活してるのもあまりに不自然。
要はラストシーンの「君の名は?」のその一言のためのすべてだったのかなと思えてならない今日この頃、故に作品としてはやはり浅いかな、と感じました。
しっくりこない
ストーリーはとても面白かった。ではなにが気に入らないのか。まずは映画のタイトル。すでに「君の名は」というの有名な作品があるにも関わらずわざわざ被せてくる理由が謎?そしてわざわざ「君の名は」という映画のタイトルにしたくせに最後のセリフでなぜ『名』ではなく『名前』といったのか?どうしてもしっくりこない。気持ち悪い。
もしどこかで監督がその訳を説明していたとしてもやはりこのタイトルは安易というかもっと考えてつけて欲しかった。
「前前前世」は、なんかシャムシェイドの「1/3の純情な感情」を思い出す。好みの曲ではない。別の方のRADWIMPSの挿入歌は良かった。
ロケ地巡礼をする人が多いのもわかるような気がするほど綺麗な映像
男女の中身が入れ替わるという設定は『転校生』以来だろうか、なんだよパクリじゃんかと思ったのもつかの間の30分。そこからが入れ子状態のSF展開となる。東京の立花瀧(神木)が連絡の途絶えた宮永三葉を探そうと、飛騨の方面まで同級生の司とバイトの奥寺先輩(長澤)と一緒に旅行に出かけた時のこと。高山ラーメンの店で、ようやく風景がぴたりと合う場所が見つかった。糸守町。それは3年前に彗星が分割されて隕石落下のために消滅してしまった町。調べるうちに住民のほとんどが亡くなっており、宮永一家の名前もそこに見つけてしまう。
しかし、諦めきれない瀧は神社を司る祖母と妹の四葉と共にご神体に供えた酒を探し出し、もう一度三葉と入れ替わって、隕石衝突から住民を避難させることを試すのだった。
住民避難はうまくいったみたいだが、瀧も三葉も互いの記憶がなくなっていくのだ。入れ替わりと3年のタイムラグ。三つ年上であるだろう三葉は歴史が変わってしまった世の中を東京で過ごしていたと思われるが、その彼女を「誰かを探している」とずっと感じていた瀧。運命的な出会いをしたにもかかわらず記憶がないのが見ていても辛くなるほどだが、ラストではちょっとハッピーエンド。就職もうまくいけばいいね。
設定は面白いのに…
公開当初から気にはなっていて、今回ロードショーで初めて観ることが出来たので凄く楽しみにしていたのに残念です…
当時観た人からの感想では凄く良かったと聞いていたのですが、今振り替えると、ホントあいつら見る目糞だな…って思ってしまうほど消化不良な作品でした。
設定は凄く面白そうな設定です。
入れ替えのタイムパラドックスって新しいし、やり方次第で面白い作品にいくらでもなるんだろうなぁ~って思いました。
ですが、蓋を開けてみれば、タイトル回収するための作品…
しかもずっとモヤモヤした気分で何故か寝付けません…
その理由がこちら↓↓↓
◯3年も時間ズレてたらどっちか気づくやろ
自分は映画を観るときに、どうしても感情移入して観てしまう節があります。自分だったらと言う目線で共感が出来ないとなかなか素直に作品としての良さが入って来ないんです。
自分が他人と入れ替わったとしたら、しかも異性だったら…
どんな行動や発言するだろうって考えると腑に落ちない点がいくつもありました。
まず、初日で学校なんか行けるかなぁ~なんて思ったりするし、周りに気付かれずにやり過ごすなんて難しい…
きっと心許せる誰かに打ち明けるんじゃないかとも思います。
そして、テレビや新聞、広告なんかで日付気付きますよね…
◯身内の設定が…
瀧くんなんでお母さんいないん?片親なん??お父さん存在薄すぎひん???お友達もっと瀧くんの変化に気づいたって、中身変わってんねんで?先輩もそこ同罪やで。
ちなみに、三葉ちゃんの友達・家族もなっ。
そんでおばあちゃんあんだけ鍵握ってそうやったのに「みんな死んじゃう」発言にもっと耳貸してやらんと…なんか今までの振り全部『は???』ってなってもうたやん。
◯なんで瀧くんやったんやろ…?
三葉ちゃんはわかる。なんか巫女的な儀式してるし、家系的なもんで特別感あるっめのはわかる。
瀧くんは何か特別なん??特別なことしたん???
ただ彗星眺めとっただけやんなぁ~?そんなら入れ替わる人、誰でも良かったんちゃいますかぁ~??
東京に住んでるイケメンであれば誰でも良かったんちゃいますかぁ…?
◯そこで…
こんな感じの設定やったらもぉ~少し楽しめたんちゃうかなぁと言うの思い付いた。
『実は母親が一緒でした~』
そしたら入れ替り先瀧くん設定も納得。
決して結ばれてはいけない恋がクライマックスでドカン!!
その後の二人が凄く気になる!
そんなわけで期待値が高かった分、凄く残念な作品でした。
真面目に観て損した。
※ロクでもない感想です※
のっけからクソ余談ですが、Blu-rayの得点が色々ついてるやつ(Boxと言えばいいのか??)を母が購入してそのまま見ないで何か月か放置、地上波初放送3日前にやっとこさ封開けて鑑賞しました。しかも購入者の母は見ていません。
友人から「現在と過去を行ったり来たりしてる」っていうネタバレを食らってたとこまでは良いんだけど、私の記憶が改変されたのか3年前じゃなくて30年前と行ったり来たりしてるもんだと思ってて、どう伏線張ってくるのか楽しみにしてたのに普通に3年前で台無しにされたんですが……
わりと面白いと思いますが、新海監督の短編時のあのもどかしさがおおよそ2時間も続くのである意味拷問です。あと声優俳優の無駄遣い感が凄い(褒めてる) あと従兄弟が「テッシーの声、コナンの平次に似てない?」とか言ってたのですがCV成田凌でワロタ
空っぽ
宮崎駿が成功してから、この国のアニメーションは監督する人が原作も脚本も担当するようになってしまったらしい。
でも宮崎駿だって、本来はちゃんとした脚本のもと、演出するべきなのだ。
そうすれば、絵の魅力だけに頼らない、もう少しマシな映画ができるだろうに。
宮崎駿のような、かつてマンガも描いていたような人ですらそうなのだから、この映画の監督はなおさらだ。
都会に住む男の子と田舎に住む女の子の心が入れ替わるとか、住んでる世界に時差があるとか、そういった奇抜な設定が、やがて訪れる大きな問題の解決に、ほとんど生かされない。
それ以前に主人公たちの行動も不自然で、映画に入り込めない。
この映画の監督は綺麗で、情緒のある映像を撮るのが得意なのだから、ミュージック・クリップやコマーシャル・フィルムが向いている。
長編アニメを監督させたいなら、良い脚本を用意するべきだと思う。
根底にあるのは現代人への警鐘。そして運命。実は観る人を選ぶ映画だった?
ネタバレは極力避けるようにしているのですが、私の感想に近いレビューが見当たらなかったので敢えて詳細に感じたことを書かせていただきます。
この映画の根底にあるのは、モノや情報に溢れ古いものを置き去りにしてきた現代人への警鐘ではないかと思います。それを、新海監督は都会に住む男の子と田舎の神社の跡取り娘の入れ替わりというわかりやすい形で表現しています
そして時折出てくる“結び”という言葉や“カタワレドキ”、山頂のご神体。すべて現代人が忘れかけているものが、物語の重要な場面でキーとなってくることでさらに明確なものとなります
人間は生まれてから死ぬまでにいろいろなことを忘れていきます(というより覚えていることの方が圧倒的に少ない)。また、世代間でも受け継がれずに忘れ去られていくものが多いでしょう
しかしその中にも大事なものがあるのではないかということを、三葉と瀧が入れ替わっても時間の経過とともに忘れていくという設定で代弁しています
これは全くの私見ですが、東日本大震災のあと津波の押し寄せた地域の山の上のほうに、ここまで津波が来たという古い石碑があることが判りました。また、ある地域では掟によって低い場所に家を建ててはいけないと謂われてました
同じところに隕石が2回落ちるという設定、山頂のご神体と壁画は、私にこのことを思い起こさせました
そして最も重要なメタファーが運命です
日本には古くから、将来結ばれる人とは小指同士が赤い糸でつながっているという言い伝えがあります。この映画の中では組み紐というアイテムを使ってこれを想起させます
運命は見えるものではないし証明もできません。でも運命などないと抗って生きてみたところでそれも運命なのかもしれません。つまりは、人の力では到底及ばないものもある、ということがラスト 10分で一気に叩きつけられます
人の生死もまた運命
私たちはそれを受け入れ、命ある限り精一杯生きるしかない
最後の青空からはそんなメッセージを受け取りました
批判的なコメントを読むと、どうも想像力の足りない人が多いように感じます
監督(製作)は皆さんが批判しているような内容は分かり切ったうえで、あえてこの設定に挑んだのです(推測ですがw)
どんなに素晴らしい作画も、声優たちの演技、時にはストーリーですらツールの一部にすぎません
もちろんその重要さは否定しませんし、そこに感動を覚えることもあるでしょう。しかし、それをいちいちあげつらって映画全体を分かった風に批判するのは如何かと思います
例えて言うならピカソの絵を見て“肌の色がおかしい”とか“目と鼻の位置はこんなんじゃない”と騒いでいるコドモのようです
そういった意味では観る人を選ぶ映画なのかもしれません
アニメ映画としての出来については、作画、ストーリー、音楽、演出それぞれに力の入れ具合が伝わってきて、それがテーマと相まって昇華した秀作だと思います
入れ替わりにタイムスリップを絡めたストーリーは意外性もあり、ちょっとずつ観客を置いていく演出は計算通りでしょう
最初は「なるほど。。こんな感じの青春ものか。。」と一歩引いてみてましたが、術中にはまった私は次第に前のめりになり、「この先どうなるんだ。。?」と久々に引き込まれた一本でした
ところどころ、設定の綻びや足りないなと思う部分もありますが、それを補って余りある出来だと思います。(偉そうですみません、興業成績が証明してました)
それから、これは後で知ったのですが、元ジブリの作画監督が参加していたり、キャラデザインが「あの花」の人だったりと、それぞれの才能を発揮してプロとしての仕事を成し遂げ、新海監督の世界観にエンターテインメント性を加えたことでより厚みのあるものに仕上がっているのではないかと思います
音楽について一言。映画を見る前は“なんかいつものRADWIMPSと色が違う。。意味が解らん??”と思いました
ただ、映画を見て納得。まさに映画のために作られた曲だったのです
歌以外の音楽もすべて彼らが作ってますが、新しい一面が見られ、改めて才能のある人たちだと感心させられました
全447件中、41~60件目を表示