A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒー

劇場公開日:

A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒー

解説

2015年に米ブルーボトルコーヒーが世界初進出の第1号店として東京に店舗を構えるなど、近年、世界的な広がりや盛り上がりを見せる本格志向のコーヒーカルチャー。現在のコーヒー文化を牽引する、ニューヨーク、サンフランシスコ、ポートランド、シアトル、東京の5つの都市で活躍するコーヒー店オーナーらプロフェッショナルたちのコーヒーへの哲学や仕事ぶりなどを追った。日本にも進出したサンフランシスコの「ブルーボトル・コーヒー」創設者ジェームス・フリーマン氏をはじめ、2013年に閉店した表参道の「大坊珈琲店」オーナー・大坊勝次氏、下北沢の「Bear Pond Espresso」オーナー・田中勝幸氏、表参道の「OMOTESANDO KOFFEE」オーナー・國友栄一氏ら、東京で活躍するコーヒーの達人たちも登場。コーヒーの「求道者」とも言える彼らのこだわり、コーヒーへの思いが描かれる。監督はサンフランシスコ在住のCMクリエイター、ブランドン・ローパー。

2014年製作/66分/アメリカ
原題:A Film About Coffee
配給:メジロフィルムズ
劇場公開日:2015年12月12日

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(C)2014 Avocados and Coconuts. (C)2015 mejirofilms

映画レビュー

3.0コーヒーができるまで

2024年4月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

コーヒーに関わるいろんなリーダーたちが、
自分の立場で、コーヒーを語る。
スペシャルティコーヒーを知る、のによいドキュメンタリー。
でも一方で何を伝えたかったのかはわからなかった。
工業的な大量生産への反発なのか。

ワインはブドウ生産者である方々が、そのまま醸造、ボトリングまですることが多いが、コーヒーはなんで違うんだろうか。コーヒーの一次生産者が、そのまま焙煎したりしないのはなぜだろう。生産者が、初めてエスプレッソを飲むというシーンに、なんか心がムズムズした。

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Raita Maipen

1.0コーヒー関係者のスナップ集

2024年2月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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odeonza

4.0【珈琲好きにはタマラナイ、珈琲の奥深さや、珈琲豆が、生産者から消費者に亘る過程を描く。今は無き「大坊珈琲店」のご主人による珈琲を丁寧に淹れるシーンは必見である。】

2023年2月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

幸せ

萌える

ー 週末のみだが、朝、イノダコーヒの”アラビアの真珠”や”コロンビアのエメラルド”を時間を掛けて淹れて飲んでいる。
  豊饒な時が訪れる。-

◆感想

・今作を観ると、珈琲の原産地(経済的に発展途上の国が多い。)に赴き、豆の選定、焙煎の仕方、ドリップの仕方などを極めようとする珈琲に憑りつかれた人たちの姿が描かれる。

・そして、今作には私の様な珈琲は好きだが、手元に届くまでの過程を知らない者にはとても勉強になる事が多数描かれている。
大変に面白い。

・鑑賞中にふと思ったのだが、珈琲とBean to Barにより作られたクラフトチョコレートは似ている気がした。

<今作で、最も美しいシーンは、閉店した「大坊珈琲店」のご主人による珈琲を丁寧に淹れるシーンであろう。その美しき所作は、巻き戻して二度鑑賞した。
 正に、珈琲の職人である。
 面白き、ドキュメンタリー作品である。>

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NOBU

5.0コヒーグルメでなくても楽しかった。

2023年1月5日
PCから投稿

コーヒー通では全くないが、これを観て、コーヒー生産からバリスタまでこれだけの人の手を使って、念入りに心を込めて扱ってくれるのでいっぱいのコーヒーに感謝の気持ちが生まれた。
特に、ホンジュラスの生産者、デビット(Mancia Coffee Farmer, Lake Yojoa 地方)などがアメリカのコーヒーショップを訪れ、自分の生産したコーヒーをバリスタに入れてもらって飲むシーンには目頭が熱くなった。自分の生産したコーヒーを初めて飲むらしい。生産者ケビンの微笑みが良かったし、彼はエスプレッソが好きなようで、自分の生産して出来上がったコーヒーに誇りを持っているようだった。それに、バイヤーはデビットやケビンたちのコーヒー豆を一生買ってくれると。生産者と販売、消費者が結びついてよりいいコーヒーを作るようになれるわけで、生産者は感慨深いだろうね。ーこれが一番好きなシーンだった。

このドキュメンタリーは生産者(ホンジュラス。ルワンダ)、コヒーの歴史、豆からコーヒーになるまでの過程、グリーン・コーヒーバイヤー、コーヒー豆を煎る専門(喫茶店)、ポートランドのスタンプタウンコーヒー、サンフランシスコのブルー・ボトム・コーヒーなど、バリスタ・チャンピオンシップ、エスプレッソ、ホットコーヒーなど、盛りだくさん。

個人的によく飲むコーヒーはグアテマラで、グアテマラ・シティーに行った時、初めてその土地のグアテマラを飲んで、あまりにも美味しいのでびっくりした。どこにでもありそうな喫茶店だったけど、本場だからね。その後美味しいコーヒーを味わったことがなかったが、あるレストランでの、アンティグア(グアテマラ)のコーヒーが美味しかった。それ以来、コスタリカ、グアテマラを中心にして朝、コーヒーを一杯入れるが、ホンジュラスのも試してみたい。(Las Flores, Las Manos)の名前を控えたので試したいと思う。
私の口に合うコーヒーは中米のアラビカ種である。

ここで、スタンプタウンはルワンダ(Lake Kivu)原産地のコヒーを使っていることがわかった。これについてちょっと書く。グリーン・コーヒー・バイヤーのダーリン・ダニエルさんの話が一番好感が持てたから。

実はオレゴン州のポートランドのダウンタウンにあるこのスタンプタウンの喫茶店でコーヒーを飲んだことがある。粋な喫茶店で数ある喫茶店の中でも一番プロフェッショナルな喫茶店だと思ったがコーヒーが私の口に合わなかった。その後親戚がケニヤに行ってコーヒーと紅茶を土産にくれた。紅茶はこれが本物と思えるぐらい一級品だと思ったがコーヒーは「醤油の味だね」と娘と呟いた。なあるほどこれでスタンプタウンのコーヒも私の口の合わないとわかった。
でも、他の人の口には合うと思うよ。これは京都にあるね。

一軒の農家から野菜を買って、レストランを経営するように、このコーヒーもフェアートレードからではなく、一つのコーヒー園から豆を仕入れるという形(direct trade)をとる。スタンプタウンのグリーンコーヒーバイヤーのダニエルさんは流通形態の複雑さより、シンプルに生産者とパートナーシップを組んで、人間的な関係を結んで商売をしている。この間に、Huye Mountain Coffeeがディレクターのデヴィッド?さんが入るが、流通過程をシンプルにするのは経費も減るね。水不足で水を引いた時も、スタンプタウンに交渉してコーヒー園のみでなく、地域の人々にも役立ったわけだ。それに、コーヒーをカッピングするのを初めてみたが、ワインと同じようだね。コーヒーって少し冷めた時に、味・香りがよくわかるんだね。

日本の大坊コーヒーの店主は38年もやっていたんだね。ブルーボトムコーヒーのオーナージェイムス・フリーマンが大坊さんのコーヒーを入れる時の細かさを褒めていたね。コーヒーの淹れ方など、『形』を大切にする日本文化の特徴がよく出ていたねえ。でも、フリーマンは大坊コーヒーがうまいとは言わなかったね。残念、こんなに時間をかけてフリーマンを待たせていれたコーヒーなのに。実は『ノース・フェース』という洋服の会社のCEOが日本でコーヒーを飲んだ時も、『コーヒーの表面に桜の花が浮かび上がるのを待って飲んでください』と言われたそうだが、待って美しい桜を見て飲んだが、コーヒーは不味かったと。私は彼から聞いた。
パンデミックの中,皆さんどうしているのだろう?

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