わたしはマララ

劇場公開日:

わたしはマララ

解説

2014年にノーベル平和賞を史上最年少で受賞した17歳の少女マララ・ユスフザイを、「不都合な真実」のデイビス・グッゲンハイム監督が取材したドキュメンタリー。パキスタンで学校を経営する詩人の父と文字の読めない母の長女として生まれたマララは、タリバンに支配された教育事情や暮らしについてブログに綴りはじめるが、ドキュメンタリーへの出演によって身元が知れ渡り、タリバンに命を狙われる身となってしまう。そして2012年、当時15歳だったマララと友人は、スクールバスで下校途中に銃撃され、頭に大怪我を負う。世界に衝撃を与えたこの事件を中心に、マララの生い立ちや父が彼女の名に込めた想いを明かし、普通の少女がなぜ教育活動家としての道を歩むことになったのか、その真相を描く。

2015年製作/88分/G/アメリカ
原題:He Named Me Malala
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:2015年12月11日

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映画レビュー

3.0今さらながらではあるが名前だけは見聞きしていたマララ女史が有名となった経緯を知る

2022年2月20日
PCから投稿

特にレビューらしいことは述べられないが、ノーベル平和賞を受賞するまでのざっくりとした経緯はこんなことだったのかという感慨は生じた。

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resuwisshu311

3.0深夜のニュース特番

2016年4月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

興奮

事前情報全く無しで観たので、ドキュメントだということにまず少し驚いた。
映画館で観る映画というよりは、深夜のニュース特番のよう。
好きな人は好きだろうけれど、興味の無い人は寝てしまうかもしれない。

しかし、少しでも興味があれば、または観ているうちに興味が出てくれば、深く楽しむことができる。
一人の少女、マララを通して、人間の強さや生を学ぶことができるだろう。

また、所々で挟まれる影絵風のアニメーションが素敵だ。
作品を引き締め、全体の魅力を増している。
集中力を切らせないためにも、このアニメーションは必要不可欠だと思えた。

さて、私が最も驚いたのは、私以外誰一人お客がいなかったという点である。
広い映画館で私一人のためだけに上映されるなんて、とても贅沢な気分だった。
だが、「こんなに“観る人”がいないものか…!」と思うと、ショックだった。

少し待てばすぐにDVDが店頭に並んだりテレビで放送されるような一般受けの良い人気映画より、こういったマニアックな映画こそ映画館で観ておくべきだと私は思うのだが…
もちろん人気映画も映画館で観るとして、プラスこういったものも、という意味。
お蔵入りしてしまったらもう二度と観られないので。

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Arco

3.0伝説のマラライ。

2016年1月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

幸せ

今作の中でも問いかけられているのだが、このマララさんが、
幼い頃から多分に父親の影響を受けているのは明らかである。
名付けの段階で伝説の少女「マラライ」から父親が授けたこと、
吃音を抱える学校経営者の父親譲りでスピーチもかなり雄弁。
普通の少女、とはいえどこかそういった類稀なる才能を開花
させていくのはこの家では普通だったんじゃないかと思った。
文字が読めない母親を持つ彼女が、なぜ女性にも教育が必要
なのか訴えるのはごく自然なことで、女性の自立を禁じ攻撃
を繰り返す方が浅はかなのは見て当然である。それを大衆の
前に立ってメディアを用い訴える活動は、とても少女が為す
域には思えない。彼女が活動家になるべく生まれ育ったのを
改めて納得させられる。しかしこういったドキュメンタリー
には特有の、ごく自然な会話や振舞いの中で、彼女が本音を
チラホラ漏らしたり、笑いながら恥ずかしがる様子は本当に
可愛い。そして同年代の女子とはなかなか話が合わない^^;と
いうあたりで、あ~そうだろうな~と思ってやや気の毒にも。
武装勢力や辛い過去について多く語らない(敵視しない)のも、
自身の置かれた位置を明確に把握しているからで、平和賞を
受け、さらに活動が広がっていくであろう彼女の今後に(心の
面でも)平和と幸多からんことを祈ってしまった。頑張って!!

(あのスピーチ聞くと涙が出るもんね。ものすごい説得力だし)

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ハチコ

3.0彼女の日常的な素顔を綴った

2016年1月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

お話し 政治的な突っ込みはなく普通の女の娘なんだとのメッセージ的なPR作品であり社会への訴え今後の活動 課題の様なものは低い

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ゆたぼー
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