チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室

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チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室

解説

有名私立高校に通う17歳のセレブ高校生チャーリーは、その明晰な頭脳を活かし、学校で偽造運転免許証などを売りさばくなどして退学と転校を繰り返していた。遂に不良が集まる高校に転校させられたチャーリーは、そこでも不良学生のカウンセリングと称した商売を始めるのだが……。「アイアンマン」のロバート・ダウニー・Jr.が、問題多き生徒を抱える高校のアル中校長を好演。

2008年製作/97分/アメリカ
原題:Charlie Bartlett
配給:ゴールドラッシュ・ピクチャーズ、ワイズポリシー
劇場公開日:2009年4月4日

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映画レビュー

3.5タイトルで評価しないで! (良い映画です☆)

2010年8月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

邦題が悪いと思います。 『男子トイレ相談室』なんて… だから皆“録画スルー”して 観てないでしょう(wowo〇で 何度か放送されてます)。。 でも、おバカだけど 中身のある映画ですよ、ある意味。。

セレブ高校生チャーリーは、周りの注目を集めることばかり考える イマドキの男の子。 無茶ばかりする彼だけど、それには理由が…

コメディですが、ドラマもあります。 そして 意外とよいキャスティングです。

主人公チャーリーを演じた アントン・イルチェン。 『ターミネーター4』で キーパーソンとなる【マーカス】を演じた彼。 個人的に注目してる 若手俳優です。 始まりは“ノー天気な高校生”というイメージですが、ストーリーが進むにつれて 「あら、そうだったの…」と チャーリーを気遣ってしまう感じ。 そこが アントンの演技力なのだと思います。 特別ハンサムなわけでもないけれど、なんだか気になる存在。 ご両親が ロシア出身(アントンもロシア生まれ)で、アメリカへ移民したのだそうです (それで 名前がユニークなのね☆)

チャーリーが転校した先の校長先生を演じているのが ロバート・ダウニー・ジュニア。 はい、『アイアンマン』です。 最近は ヒット映画に出演しまくって 名実ともに売れてる彼、この映画でも いい演技してますよ。 大昔に 『Less Than Zero』という映画でロバートを観て 衝撃を受けたものの、薬物使用で逮捕されたのを聞いて ガッカリ→ 気にも留めていなかったのですが 見事に復活してくれましたね!(実は ロバートの名前を見て、この映画を録画しました、笑) “アルコール中毒の校長先生”を いつもよりトーンを下げて好演☆

チャーリーのママを演じた ホープ・デイビス。 「どこかで見たことあるんだけどなぁ…」と 気になりながら観ていたら 思いだしました! 『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』で グウィネス・パルトロウの 世話焼きお姉ちゃんを演じてた人でした。 今回は パッパラパーのセレブ・ママ。 キレイに歳を重ねている女優さんです☆

邦題の “男子トイレ”シーンももちろんですが、皆の相談役になるまでのチャーリーと その後の成長をたどるシーンも 重要なので タイトルは『チャーリー・バートレット』のみで!!

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Blue

4.5ドタバタばかりと思いきや

2010年5月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

萌える

ドタバタばかりかと思いきや、緩急のバランス絶妙の、良くできた映画でした。

かなりな展開も下品にならないキャスティングがお見事。
アントン・イェルチンの、元気だけど繊細なチャーリーが良かったです。ローティーンの息子は、不良のマーフィーを面白がってました。

若い人が楽しめ共感でき、米でヒットは納得です。
大人も苦笑いしながら観た方が良いかも。子供じみたオトナが、本当はどんなに子供に御迷惑かけてるか。

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グッドラック

5.0大人のせいでモラトリアムを終了した青春

2009年4月7日
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

「40歳の童貞男」や「無ケーカクの命中男」「寝取られ男のラブバカンス」など、今や青春を語るのは思春期を過ぎたオッサンばかりである。で、本来青春を語るベキ高校生は逆に大人になる事を余儀なくされ、そのアンビバレンツな立ち位置に苦悩するハメになったのである。
本作では新しい学園ヒーロー像が提示される。
気兼ねの無い話相手で、適当な向精神薬を売ってくれる同級生。モグリの精神科医でプッシャーこそが今の高校生活に風穴を開ける存在であると。ドラッグはもはやハイになるためと言うよりも、真っ当と言われる人間関係を築くための安定剤として服用される。
ある種、カタキ役として登場する校長が「再会の街/ブライトライツ・ビッグシティ」で当時の若者の成れの果てを象徴的に演じたロバート・ダウニーJRであるのは意図的なキャスティングである。
当時の青春スターが未だにモラトリアムを延長している今、00年代の高校生を象徴する1本であり、歴史的なポジションムービーとなる傑作。

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