湯を沸かすほどの熱い愛のレビュー・感想・評価
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銭湯屋の湯を沸かすほどの熱い家族愛
血の繋がりを超えた家族の絆と愛情、そしてひとりの女性、ひとりの人間として信念を持って生きるたくましさを感じた。
病に冒され悲壮感漂う宮沢りえの演技は素晴らしい。
ラストは胸をえぐられるようなタイトルに繋がる結末。
いい作品に出会った
久々に家で映画を見て泣いた笑
自分の生い立ちや今の立場を不満に思い、受け入れられない。そういうことは生きていくなかであると思う。でも、どんなことがあっても家族や出会った人の気持ちを受け止めて愛する主人公の姿にとても胸が熱くなった。
主人公の職業が銭湯屋さんということになぞらえて、湯を沸かすほどの熱い愛というタイトルなのだと思う。
宮沢りえ の周りの人を厳しくも温かく包み込む愛に感動。
そして、その愛を受けた人たちの純粋な恩返しにも感動。
愛なんて身近にあるもの。
たくさん、泣いた。
序盤で死ぬことが分かってて、だいたい話も見えてて、なのになんでこんなに泣けるんだろうって思うくらい泣いた。
色々な家族の在り方に特に泣いた。
愛は血ではない。そう分かってるのに、そのことをすごく思うからこそ、血にこだわりたい時もある。家族というくくり方にすると、余計に。なおさら。
そんな感情を素直に出してくれることが余計切なかった。
しかも、暗くなく明るく、だけど嘘っぽくなく。それが、私としてはすごく良かったし泣けた。
そして、少しやりすぎ感があるけど、嫌な感じはしなかった。
いつだって自分が大切に思っている人には、幸せでいてほしい。そこに自分が含まれてると尚幸せだと思う。
タイトルの意味。。^^
ラストのラストに意味が解りました!
実は、ガンで余命何日とか難病とか そういうジャンルの映画は
あまり観たくなくて避けて来ましたが、重すぎない暗すぎない、
そして、驚愕のラスト!!(@_@) と、レビューで読んでこの映画が急に観たくなりました。
主要キャストは全員良かったですが、特に花ちゃんの演技が、
凄く良かったです!
彼女は、回鍋肉のCMの『無くなるよ!』のひと言でも、
演技力がありましたが、将来が楽しみです。
好きな映画の1本になりました。
泣かせてくれたぜ
仕事柄映画を見ないといけないのですが、ずっと鳴かず飛ばずで「なんで映画にしたのだろう」って映画に巡り合うことばかりが多く落胆してた時にやっと映画らしい作品出会えたな。と、思う作品でした。
ひっかけもなくシンプルに人の弱いところを正してくれる母を素直にみれる人向けです。
私は1人で鼻ズルズルでした笑
宮沢
教室で制服を脱ぐ少女、母を待ちおしっこを漏らす幼女、ラブホに誘われたと子供の前で話すヒッチハイカー、耳の聞こえない前妻、なんか細部のないエピソードに強烈な違和感を覚える。なんのつもりなのか、何から何まで。斎藤環あたりに解説して欲しい。
とにかく泣かされた
昨年映画館で予告を見て気になっていたのでTSUTAYAで借りてきました。
皆さんも書いていらっしゃいますが、一言で言うと女優俳優の名演があってこその作品だと思います。とにかく主演の宮沢りえさんの演技に泣かされました。家族を大事にしたい、精一杯生きたい。クサい感想ですが、それだけ演技に説得力があるように思えました。
ただラストには首を捻ってしまったというか、そういうことか〜(笑)という肩透かしを食らったような、でも映画だから許されることもあるのではないかな、と思います。他にもやりすぎでは?と思うシーンもいくつかあったけれど、わたしは映画は非日常であったり非現実的なものとして基本捉えているので、そこまで気にはならなかったような…
途中からずっと泣いていました。見てよかったと思います!
宮沢りえ圧巻の演技力
途中から涙が止まりませんでした。宮沢りえは圧巻の演技力ですが、オダギリジョーのひょうひょうとしたドライな感じもいいバランスでした。過剰な家族愛や夫婦愛の演出は鼻について寒くなるものですが、それがないのが良かったです。
タオルハンカチ必須
好みか好みじゃないかというと好みじゃないが、泣くか泣かないかって言うと大粒の涙をボロボロ流すほど泣く。(しかも何回も)設定を含め随所に、んなことある?とか、それはできないでしょ。というドラマ的要素があるところが私の中でのマイナス印象ではあるけど、昨今の美魔女だのママになっても美しくありたいと自分の欲を満たすことを肯定しているような母親とは一線を画す母親を宮沢りえは演じている。
自分よりもまず家族の幸せや未来を第一に考え行動するような清く美しく熱い愛情をこの映画にみたような気がする。肌がつるつるとかお尻があがっているとかオシャレであるとかそんなものが「美しい」のではないのだ。元来女は強く美しい。とりわけ母は尚である。
#宮沢りえ専用ヘアメイク#てかかれるとなんかメイクで隠さなければいけない箇所があるのかと余計な憶測をしてしまったよ#てゆーかめちゃ薄化粧やったし#杉崎花ちゃんは泣くと右の鼻から絶対鼻水でる#右目からは涙出にくい#鼻水でてもーてるからちゃうか説#エンディングに流れる歌はキノコ帝国#オダギリジョーはドラマの方が向いてる#他の出演者もだけど#花ちゃんは映画いけるくちかな
恐ろしいほどの母性愛
自分の大切な人たちが愛情が自分に向いていなくても、それでもその人たちのために一生懸命に奮闘する。
自分の感情なんか二の次で、自分が居なくなってから困らないように、寂しがらないように…。
あんなに人のために奮闘しているのに、やっと1つの希望『母親に会いたい』が悲しい結果に…
あんなに人に愛を与えて、欲しい愛がかすりもしない!!と悔しい思いで観ていたらやらかしてくれて泣いてたのに笑ってしまった!!
末期の宮沢りえさんの演技には息を飲むほどの迫力。
ラストも好きな終わり方でした。
家族モンはズルい
余命半年と宣告された母ちゃんこと宮沢りえがイジメに苦しむ娘、失踪したうだつのあがらない夫、その愛人の連れ子、旅を続ける謎の男などの面々を深い愛で包み込む姿を描いた作品。
余命僅かの母ちゃんが家族のために奮闘する的な作品はよくあるがだいたいこういうのは良い。
今作はイジメや血族関係など生々しくてヘビーなモノをメインに持ってきていて観やすさという点ではなかなか手を伸ばしづらいクラスかもしれないが、やはり母ちゃんこと宮沢りえの姿には心打たれる。
イジメに負けるな、本当のお母さんに挨拶してきなさいなどと時に厳しく、しかし誰よりも家族のことを見守っている時に優しいお母ちゃんに愛人の連れ子であった鮎子も徐々に心を開いて行く。
後半の安澄と鮎子の本当の姉妹のような描写がとても良い。
自分勝手な放浪青年、拓海や自営業の銭湯すら投げ出して突然失踪した夫の一浩ら男性陣すら頭があがらないほどのしっかりとした性格で余命半年なんてウソのようにすら見える働きっぷりをみせる。
しかしそれでも忍び寄る病魔についに倒れてしまったお母ちゃんに対して、家族だけでなく、拓海や探偵の滝本すら何かしてあげられないかと集まってくる過程は泣ける。
ささやかな、だけどしっかりとお母ちゃんには伝わったであろうプレゼントを皆で届け、ついに息を引き取ってしまったお母ちゃんを見送るかのように皆で風呂に入り、空を見上げて、荒い字体のタイトルをバックに、ノイジーなギターから始まる爆音きのこ帝国。
とても綺麗にまとまってる良作。
オダギリジョーがもう少し双葉のためになんかしてくれるみたいな展開期待してただけに少しそこは残念。
家族愛が溢れている「かけがえ」のある映画
若い頃普通に育った人間には親のありがたみなんて余り感じる事は無い。
大人になるに従い思い出補正が出来るし、もう少し親に何かしてやれれば良かったなぁと思う事がある。
逆もしかり。子供にはしてやれる事は色々あるが、それが子供にとってかけがえの無い物となるだろうか?
考える時は多々あるし、実行する時期もある。
そんな時間が大切で、この映画でかけがえの大切さを再認識出来ます。
末期ガンを知らされた母親。
イジメに遭っている娘(こんな陰険クラスは嫌だ)。
家出していた父親と連れ子。
その4人が一緒に住む事を決め、一度潰した銭湯を復活させます。
短命の期間、家族の為にかけがえを残そうと懸命になる母親役の宮沢りえ。
私には自分の本当家族以外(連れ子にも、他人)にもかけがえを与える行動に胸を打たれた。
末期ガンなので少しずつやつれて行く感があればと少し残念感はある。
母親の言葉から勇気をもらい、イジメを克服する娘役の杉咲花。いいお姉ちゃんにも変わってゆく。
この映画で最優秀賞助演女優賞を獲るだけはある。
本当の母親に捨てられても嫌いになれず純粋な心で家族と接する連れ子役の伊東藍ちゃん。
家族旅行後いい味出してます。
オダギリジョーは普通です。w
暖かい。
映画だから有り得ない設定が色々出てくる(詰め込み過ぎ感はある)のだが、熱い愛が上回る。
大人にも子供にも(一緒には観ないで)一度は見て貰いたい映画ですね。
最後にこれがアカデミー賞最優秀賞獲れなかったのには残念。
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