「愛を得るには心を開いてリスクを背負わなきゃ」最高の人生のつくり方 りりまるさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0愛を得るには心を開いてリスクを背負わなきゃ

2023年7月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

幸せ

萌える

原題と邦題が全く違うので、原題の意味を調べてみたら、まさにこの映画レビューのような文を見つけたので以下引用。

ビリー・ジョエルが歌った "And So it Goes "は、人間関係のもろさを感情的に正直に表現しています。
この曲では、人は愛を深く求めても、しばしば傷つき、失望に終わることがあることを語っています。
ジョエルは、人が愛に対して自分を開くたびに、再び傷つき失望するリスクがあるが、それでもそのリスクを負わなければならない、なぜなら人生はあまりにも短いから、と歌っている。
And so it goes, and so it goes, and you're the only one who knows "というコーラスは、結局のところ、どのような人間関係を経験するかは自分自身で決めるしかないのだということを思い出させてくれる。
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ビリージョエルが、この映画に関係あるのかは分からないけど笑

愛する伴侶を失った60歳過ぎの主人公とその隣人女性。
長年の闘病を支えるほど、思いやりがある人だったのに、今ではすっかり偏屈で嫌味の嫌われじいさん。

かたや、夫を亡くし、バーシンガーなのに夫を思い出すと泣いて歌えなくなる心優しいおばあさん。

ある日、主人公オーレンは、存在さえ知らなかった10歳の孫娘を預かる事に。
追い出そうとするオーレンに対し、隣人のリアは突如父親と離れ離れにならないといけなくなった女の子に同情し世話をしてくれる事に。
孫がきっかけとなり、二人の距離は縮まり…というお話。

「愛は欲しがるものではなく、与えるもの」と今日読んだ本に書いてあったけど、まさに与える事で二人の固くなっていた心が少しずつ穏やかになっていったように思った。

忘れられない程、愛する伴侶に出会えたのは、人生でもっとも素敵な出来事。
でも、悲しみに縛られないで、新たな人生をみつけて嬉しい!輝いてる老年期は、希望を与えてくれるから。

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りりまる