劇場公開日 2014年10月11日

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「体力を根こそぎ取られるかと思った。」ニンフォマニアック Vol.1 平田 一さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0体力を根こそぎ取られるかと思った。

2014年10月15日
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鑑賞方法:映画館

笑える

知的

難しい

以前から名前と評判は聞いていても、なかなか見る機会がなかったラース・フォン・トリアー監督作をやっと初めて見れました。評判通り強烈でしたね(苦笑)
いきなり傷だらけ・地べたで倒れてるシャルロット・ランプリングで始まって、2歳から性への関心が高く、初体験を初対面と迎えたりと、のっけからハチャメチャな人生すぎる(苦笑)正直引用のシーン聞いても、ピンとこないのが大半で、ここまでセックスに身を委ねるのも"?"が頭をよぎったのが本音です。
ただ面白いのがこの作品、ありふれた良識人にどう見たって感じてしまうステラン・スカルスゲールドのキャラを各章が終わる度にどんどん掘り下げてるところなんですよね。最初は優しいおっさんが、ジョーの話に理解を示して、どんどん表情が変わっていくところが明らかに危険な雰囲気を増してるんで、襲われるのではと不安で(苦笑)正直セクシュアル描写のインパクトに、おっさんの方が勝ってきてて完全に動向が変わってしまいました(苦笑)あと『トランスフォーマー』を知ってる人は、本作のシャイア・ラブーフにショック受けるかも(笑)僕は結構グッドでしたが(笑)
まあ、後編をまだ見れてないので、全てを見終わることができれば作品の全貌が分かってくるはず。とりあえず後編見に行く前に、トリアー映画一通り見なきゃ(特に『アンチクライスト』と『ドッグヴィル』、というか監督作全部)!!

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平田 一