きみはいい子のレビュー・感想・評価
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本当にある世界のお話。
とてもリアルな家庭の話。
子供、親、お年寄り、友達、家族、先生。
人と人との関わりがリアルに再現された虐待がテーマの映画でした。
見てると胸が痛みますが本当に現実にあるんだろうなってすごくよくわからされます。
虐待されて来た人は子供にも虐待してしまうという状況や、だからこそ手を上げない人や、小学生の学級問題や、みんなみんな一生懸命生きてるなって思いました。
うちの子になる?と何度も聞いていたのは、虐待をしていることも知っていたのでしょうね。
お義父さんに虐待されてた男の子は一体どうなってしまったのでしょうか。
抱きしめて来てもらうことを宿題にした先生はステキでした。
衝撃のラスト!
小学校の先生なんて、
子供嫌いの私には絶対に出来ないなぁ・・・と思いながら観ていたのだけれど、
あ、そうか。やっぱり自分なんだな、って思った。
相手(子供)が悪い訳ではなくて、
私が嫌っているから、苦手なんだな。って思った。
それにしても、終わり方が衝撃的!?だった!
あの子は、一体どうなっちゃったのか・・・??( ̄○ ̄;)
虐待を受けていた母親が娘にも虐待@父親は単身赴任。 再婚した母親の...
虐待を受けていた母親が娘にも虐待@父親は単身赴任。
再婚した母親の相手に虐待を受ける子。
認知症気味の老婆と障害を持つ子と親。
いまどきの新任教師と実家には出戻りの姉。
モンスターペアレンツ。
ママ友内の格付け。
それを取り巻く教室は、学級崩壊ちょい前でなんとか踏みとどまっている。
それぞれ心に闇を抱えながら、それを隠そうとしたり、前向きに取り組んだり、その現実的な心の動きがすごく伝わって来た。
池脇千鶴の演技が秀逸。元気ではつらつとしたママかと思えば、しっかり闇を抱えて、同じ闇を抱える尾野真知子に敏感に気づく。その難しい役どころをサラッと演じている。
池脇千鶴のダンナ、小学校教師ってあの中にいたのだろうか。ちょっと気になった。
先生は大変
当初の個人的な予想は、もう少しひどい学級崩壊が起きたり、それぞれの登場人物達が交錯していくというものだったが、そうでは無かった。
それにしても、学校の先生は本当に大変そうだな。あんな生意気な生徒がいたら、殴りたくなるものだろう。それをぐっと我慢して、でも上手く指導できないとモンスターペアレントからのクレーム。自分だったらやりきれない気持ちでいっぱいになるな。
また、自分の子供を虐待する親の感情はイマイチ理想出来ない。自身の幼少時代のトラウマによるものだろうか。
ズシンとくる
親でも子供でも、みんな誰かに愛されたい。
完璧な人などいないし、完璧な幸せもありえないけど
ちょっとした正直さや心遣いで、みんながちょっとずつ幸せになれる。
児童虐待をテーマのひとつにしているので、ちょっと正視できないシーンも多くあり、うちの妻は途中リタイヤ。
ただこの作品で描かれるよりももっとひどいことは現実の世界で起きているのだろうし、ひとりの親として、観てよかったと思える作品でした。
どんな親であっても、きっと子は無償の愛を与えてくれる。
完璧な親にはなれないだろうけど、愛情と感謝を子に伝え続けていこうと思った。
題名通りきみ達は本当にいい子でした❗️
昨今の社会問題を3つも取り込んでいるのに重く暗くなっていないのは、問題点に対する正解を突き詰めるのでは無く、人間の弱さや不安を許そうとしているからだと思う。
「抱きしめられてくること」という宿題だがこの「られる」がポイントで相手が必要になるわけで、尚且つ相手に自分に対し愛がなければ成立しない訳で。
そして人生は続いていく……涙、涙の後で最後は笑顔になれる本当に良い作品だ✨
現実味のある映画だった。 尾野真千子さんはやっぱり演技が上手で、高...
現実味のある映画だった。
尾野真千子さんはやっぱり演技が上手で、高良健吾くんの人の良さそうな人柄がよく出ていた。
授業の一環で宿題を出すシーンがあったが、そこでもっと教師らしくビシッと心に残る言葉で説明して欲しかった。曖昧な表現ばかり使っていることでダメ教師を演出していたのかなとも思う。
とても観やすかった
虐待、教師、子育て、障害など様々なテーマが詰め込まれた作品ですが、とても観やすくわかりやすい内容でした。
様々な親がいて、様々な子がいる。個性を受け入れ、認め合い補い合うことが大事なことだと改めて気付かされました。
おばあちゃんからキャラメルをもらうシーン、子どもたちが抱きしめてもらった宿題をしてきた後の感想のシーンが好きでした。
高良健吾さんの教師役、新鮮で優しい演伎でとても良かった。
この作品みたく、人との関わりでどんどん幸せが伝染していっら、そんな素敵なことはないなと思いました。
いいこたち
尾野真千子と池脇千鶴の子育てママ感がすごい。2人の他作品と比べて同一人物とは思えなかった。
最初は子供の無邪気さや幼さが目立つが、後半逆転し、大人もいつまでも誰かに支えられたいものなのだと感じた。
やっぱり‥抱きしめられたい
私は母親に抱きしめられたい記憶・想い出がハッキリとはない
今までいろいろあってでもお母さんは大好きで喜んでもらいたいっていつも思うし甘えたい…大人になっても
でも実際いつまでたっても悩ませてばかりだ
この映画を見て現実味を凄く感じた‥
高齢者の寂しさ、新米教師の苦悩、母親の小さい頃のトラウマによってわが子への虐待、ママ友との関係etc‥
抱きしめられるっていい事だなって純粋に感じた
私も大好きな人、愛する人に抱きしめられたい
そして
抱きしめてあげたいと思いました
傑作。
総合:96点
ストーリー:90点
キャスト:100点
演出:100点
ビジュアル:90点
音楽:100点
呉美保二作目。
新米教師、虐待する母親、ボケかけ?のおばあちゃん。
親にいじめられても子供は親が一番好き。
お母さんの言葉を思い出した
私はこの前母に、
「私って子ども大嫌いなんだよね。自分の子はやっぱかわいいけど鬱陶しくてキレてた時もあったな。あの時(小さい子どもがいた時)はこういう映画見れないわ」って言われたことがある。
そして、「それでもあんたは母ちゃんのこと大好きで、あたし今まであんた以上にあたしのこと無条件に大好きな人はじめてで戸惑ってた」って言われたの思い出した。
やっぱり何されてもお母さんって世界一大好きだなって思う。
演出などはようわからないから何とも言えないが、役者さん達ももちろん、小学生や子役の演技が光ってた。
この作品は最初から面白くて洗濯物たたんでたけど下向くのがもったいないから途中でたたむのやめた。
それくらい面白かったってこと。
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