ターミネーター：新起動　ジェニシスのレビュー・感想・評価

練り込んでるのはわかるが吉とでていない。ボスキャラも、液体型との差異がいまいち分かりにくいし。結局、味方シュワちゃんはだれに送り込まれたの？今回は平和なENDだったのに、なんで、子供にメッセージおくってんの？将来の保険のためか？最後にいたってはシュワちゃんがアップデートだって、、ずっこけた。ドラマ版のターミネーターってあったと思うが(サラコナ-クロニクルだっけ)あれを４話分見せられた感じ。まあ、いわゆる、ありがちな「5作目」の出来だった。

本シリーズの1作目を観たときのことは、いまでも覚えている。人間の皮膚を失っても、上半身だけになっても襲ってくるターミネーターに、芯から戦慄した。と同時にこういう脚本を書いたジェームス・キャメロンは本当にすごいと思った。

思えば1作目はシンプルであった。ジョン・コナーを誕生させないように、その母親であるサラ・コナーを抹殺しにターミネーターを送り込む。

本作はこのあたりまでは同じなのだが、それ以後の展開がまったく違っていて、相当複雑になっている。
カイル・リース（ジェイ・コートニー）に二重の記憶がある、というのが新機軸だが、これを物語を複雑にしている。

またジョン・コナー（ジェイソン・クラーク）がスカイネットに取り込まれるにいたっては、なにがなにやら。

アラン・テイラー監督の演出は派手な材に関わらず手堅い。ストーリーは複雑だったが、なぜか安心して観ていられるものになっていた。やはり「ターミネーター」ブランドは大きいということか。

3部作になるらしいが、無事に3作作られるのか。期待することにしよう。

前半の抵抗軍と機械軍と戦っているところがすごく迫力があってカイルがタイムスリップするまで見応えを感じました。ジョンがカイルと二人で話してるところも人柄を垣間見た感じで良かったです。

サラと旧T-800ＶＳ新T-800とT-1000がちょっとあっけないのが残念でした。前作ではあれほど強敵だったのに。。
その分ジョン（敵）との戦いがすごいと思ってましたがあんまりというか特別これという戦いでもなく特効の武器がとにかく地味(´・ω・`)
それに今までのT-800にしては軽傷な感じもしました。
最後生きていて逆にバージョンアップして帰ってきたのはうれしいけどちょっとうまくいきすぎなのが笑っちゃう感じで前作２や３のシュワちゃんのような背中で語るようなカッコよさは全くありませんでした。でもまたシュワちゃん死ぬの嫌だしこういうのもアリだねって感じです。

色々書きましたがターミネーター大好きです。シュワちゃん年に負けず頑張ってね。応援してます。

面白かった点

1 良くも悪くも今までの流れを断ち切って新しいストーリーを作った
（ジョンコナーがやられてしまい、更に悪役になるというところは素晴らしいと感じました。）酷評している方の中にはジョンが悪役になったことを不満に思われている方がいるようですが、ジョンの勧善懲悪的な映画を見ても何が楽しいのだろう？と思います。

2 イビョンホンがハマり過ぎ！

良くなかった点
1 アップデートしてしまった
生き残った人間もいたはずだから、生き残った人間に助け出させるべきだった。

2 続編を匂わせたところ
（ターミネーターシリーズとしての続編を作るのは良いと思いますが、それはまた今回とは全く別のストーリーにするべきでしょう。）
続編を作るためのお話作りにしてしまうと4の時のようにストーリーがどこかで変になってしまうと思います。

3 シュワちゃんのスマイル
マシーンが人間に近づいたというより、死なない人間にしか見えなかった。

4 Tー3000 なんて作れたならジョン以外の人間にも感染させればいいのに。

全体としてとても楽しかったです。
1や2の時のハラハラ感はありませんが、それは大まかな話の流れを見る人が予め知っているのも関係していると思います。

年老いたシュワルツェネッガーを使うために無理な設定を作り出した感が。なんだ！細胞は老いるってのは！
そもそもターミネーターはシュワルツェネッガーという固定観念から脱却して初めてリブートになるはずなのに。ジョン・コナーなんて何人かの俳優が演じているんだぞ。
あと、1と2で出てきたターミネーターたちが意外とあっさりやられるのを見て寂しく感じたのも事実。あのときあんなに大変だったのに。
そして、時間軸が変わりすぎて細かいところは理解するのを諦めてしまった。とにかくスカイネットを壊したらゲームセットってことか！と。
色々文句もあるが、実はそんなに印象は悪くない。アクションはそれなりによかったから。新しい出演者もよい。
続編が作られるんだろうな。そしてまた観ることになるんだよな。

3Dドルビーアトモスで鑑賞。
シリーズとシュワちゃんが大好きで、今作は今年一番の期待作でした！
ストーリーは1・2を軸にタイムトラベルをして進んでいく新たな展開。若いT-800との対決はファンでなくとも燃える展開でしょう。しかし、あっさり倒されてしまうのは少し拍子抜けでした(その後のT-1000も)
そして今作の本当の悪役ジョン・コナー(T-3000)はもう少し恐怖や圧倒的な性能の差を見せつけられるかなと思いました。T-800との戦闘シーンは迫力があり、観ていて楽しかったですが、旧作のT-1000のような恐怖感はありませんでした
そして、オチ。元々続編の構想があることは知っていたのでなんとなく予想はついていましたが、T-800のアップグレードはちょっと強引過ぎかなと…
シリーズのファンであれば楽しめる部分も多いですが、ファンであるからこそつまらないと感じる部分もある作品でした
次回作に期待して星4です

みなさんはどんな感想なのでしょうか？
１・２は良くて、３は微妙。
４は違った感じで良くて。
今回のは、、、
４の続編の方がまだいいかも。
５の続編はちょっと期待薄。

大雑把にいえば、前半はターミネーター１と２を焼き増し、後半はそこにプラスいくつか手を加えたという感じですね。これには賛否両論あると思いますが、自分は娯楽映画なので単純に分かりやすく楽しめればいい、という考えで高評価をつけました。

もちろん過去の作品と比べて、映像も音響も素晴らしくなっていますし、３Ｄには迫力もあります。基本的に自分はそれだけで満足ですね。細かいことを突っついていくと、楽しめなくなってしまいますから。

追加部分のストーリーは過去と未来を行ったり来たりしつつ、そのことによって歴史が書き換えられ、新たな展開が生まれるというものです。なんとなく分かるような分からないような部分もありますが。

個人的には、できればジョン・コナーは最後まで抵抗軍のリーダーでいて欲しかったな、という部分もあり、そこはちょっと残念でした。

それとスカイネットを破壊して、シリーズはこれで最後なのかと思いきや、最後のエンドロール中に出た映像が続編を匂わす感じだったのもちょっと気になるところです。

個人的にはもういいんじゃない？という部分もあるのですが。あんまりだらだら続けても、シリーズの価値が下がる気がするので、きりのいいところでピリオドを打って欲しかったなと思います。

ターミネーターと題名がつくものは全て見てきましたが、はっきりいって今回のは一番面白くなかったように思います。

前半1、2と同じと思いきや別の時間軸に存在していたターミネーター同士が共演を果たしたり、1、2が好きだった人にとっては引き付けられる展開となっていましたが、後半がまったく面白くない。

シュワちゃんが最初から仲間なので緊張感はまるでなく、あんなに強かったT-1000や旧T-800はあっけなく退場。
こいつらなんのために出てきたんでしょう？
T-1000がイ・ビョンホンか～～とか公開前思ってましたけど、そういう問題じゃなかったです。

キャストはサラコナーが口達者なだけで全然強そうじゃなさそうでしたけど、本当にジョンを育てたんですかねあんなんで……。
なんか嘘臭いというか、役者にその役であることの説得力全くなくないですか？

それに全体的に物語に重みがなさすぎます。
新型ターミネーターのジョンも要所要所で主人公たちに適当に足止め食らって、全然強そうに見えませんでしたけど……
(主人公サイドが余裕ありすぎなだけ？)

最後シュワちゃん生きてたのも物語上意味不明だしちっとも感動しませんでした。
勝手に世界救っただけで何を伝えたかったのか分かりません。

予算潤沢なB級風映画と考えるならまあまあ面白いと思いますけど、あのジェームズ・キャメロンの1、2と同じ題名を冠している映画として考えると、ほとんど星はつけられません。
なんというか、できの悪い同人作品を見ているような気分でした。

まさかジョンコナーが 敵だとは思わなかった、考えたね、サラが最初のターミネーターと会ったのは9歳の時か、随分歴史が変わってくるね ターミネーターもT800だったっけな？ からT1000まで出たんなら女ターミネーターも出して欲しかったが映画だからこれで良いのか^ ^ とにかく面白かった。

エミリア クラークは良かった、違うサラ コナーに出会えた気がした、ただいつまでもシュワちゃんに頼ってたらダメだと思うね、スカイネットが生きてたから次回作もあるかと思うけど、次も良い作品を期待する。

3以降をなかったことにして、これは別のタイムラインなのだということにしちゃうのは、微妙ではあるがやむを得ない選択だったかも知れない。
結果、1も2も知ってる前提で世界がどう変わっているのか、という楽しさがあるしT800もT1000もほぼそのまんま登場することも納得できる。そういう意味で、なかなか良く出来ているかと。
だが、T800をもっと以前に送り込んでサラ・コナーを守らせたのは誰かは結局分からないし、悪ジョン・コナーが二人を即殺しちゃわなかったのも何故か不明。

しかし、1と2を知ってる前提で頭をひねって作られた物語だけに、なんだか二次創作臭がするんだよな〜。同人作品みたい…
また、結果的にこの映画はターミネーター・シリーズに終止符を打っちゃったんだよね。だって、ジョン・コナーがダークサイド落ちする、ってのはやっぱりターミネーター・シリーズとしては禁じ手で、それやっちゃったらもうその先作ろうってのは厳しいよね。
あと、ジョン・コナーもカイル・リースも役者のイメージ違い過ぎ。どっちも客呼べるタイプの役者じゃないんだから、もっとイメージに近い役者を選ぶべきだったかと。特にジェイソン・クラークはジョン・コナーじゃないでしょう…

やっぱりシュワちゃん！
なんて低次元のレビューになりかねませんが、この作品、傑作ですやん。
時間の経過がどうこう、アインシュタインの相対性理論やジャネーの法則 等も劇中で説明してるし。いいものを良いと言う文化が日本から欠落したのは何時からでしょう？
泣くでしょ？この映画！
傑作です。この作品！
前作も好きです。
しかし、パート2以来ですねターミネーターなのは。
ナイキのスニーカー欲しくなります(^.^)
ネタばれかな。

監督のT1,T2のリスペクトが非常に感じられるリブートだった。
衣装、セリフ、カット割りのオマージュが随所にあり過去2作品のファンとしては嬉しい限りでした。
新3部作第一弾ということもあり謎が多く残るところがあったが次作以降伏線が回収されるのを期待！
キャメロンオリジナル作品の続編ではなく新しい作品として見てもらいたい。

CGｼｭﾜﾙﾂﾈｯｶﾞｰが、とてもいい！しかし、
ﾀｲﾑﾄﾗﾍﾞﾙで過去が変わるが？？のシーンが多々あり。なんで2017年の病院のシーンになんでジョンが出てきて誰も疑問に思わないの？つーかどうやってきたの？などなど
続編で明かされるのかな？字幕で観たのですが吹き替えの方が分かりやすい？

シュワルツェネッガーは好きです。歳を取っても頑張ってて欲しいです。新しいサラ・コナー役のエミリア・クラークも可愛かったです。テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」とは髪の色が違うだけで随分と雰囲気が変わるもんです。

作った人がターミネーター好きなのはよく伝わりましたが・・・内容は全く持ってハラハラワクワクしませんでした。新機軸って言ってた割にはファン・ムービーのレベルを越えてないという残念感が漂います。全米で大ゴケしたのも納得のでき。

何より敵が表情豊かでターミネーターしていないのが個人的には致命的でした。弱いんだよー、敵が弱すぎるんだよー。次回作は・・・きっとないな。

再鑑賞履歴
2021/8/21
午前10時の映画祭で「ターミネーター」1、2を観たので引き続き「ターミネーター」。

うむ、その後はやっぱり無かった事になりましたね✨

その都度未来は救われて、またも刺客が送られて、今作では未来は一つじゃないなんて話しまで飛び出し…色々、辻褄合わせが大変そうなので、もう、ここらでいいんじゃないのか？
展開も変わんないことだしさ。

シュワちゃんの呼び名が定着するくらい、彼の人の良さが滲み出てるし。
コメディ扱いだし…。
新起動と銘打たれてるけど、メモリアル作品でいいんじゃないだろうか？
なんだか前半は回顧録のようでもあるし。

もうお話し的に強引な設定が目に余る。
初めての観客は良いんだろうけど、僕ら世代のターミネーターは、もう完結した感が強いかな…。

年月とともに劣化していく、人工皮膚なんて…別に必要ないだろう？
20年にも及ぶ潜入捜査とかあるような未来でもないし…。
物語として色々終わってる。

過去に戻ったら、それは違う過去になっていたという
超展開で困惑しましたｗ

冒頭の1,2のｵﾏｰｼﾞｭは良かったけれど、ﾀｲﾑﾏｼﾝで過去が変わり
全く別ｽﾄｰﾘｰで話が進むのでｽﾄｰﾘｰ的には今までの1～4が無かった事になってる気がして残念でした。

でもﾀﾞｲｿﾝさんが2で亡くなったﾀﾞｲｿﾝさんではなく
息子って事なので、全部が無かった事ではないのかも？

挙句の果てにｼｭﾜちゃんはｱｯﾌﾟﾃﾞｰﾄされて強化とかｗｗ
古いけどﾎﾟﾝｺﾂじゃないのが魅力的だったのに。
何でもｱﾘかいｗ

ちょっと期待外れでしたね。
でもｽｶｲﾈｯﾄとの決着をどうつけるのか気になるので次回作も見ますけどね(笑)

観る前は「I'll be back」を聞きたい自分がいました。
いざ始まると、そんな事は忘れて観入ってました。
そして、その時は突然やってきました！
いつものテーマソングと共に！
思わず「よっ、待ってました！」って叫びそうになりました。
しかし、それを聞いたサラのリアクションにひっくり返って笑いながら現実に引き戻されたのです。

ターミネーターは彼の映画だということを再確認。登場シーンの多くでニヤリとさせられた。

前半の展開、映像は面白い。
若いT-800は勿論だが、T-1000とT-800が同時に驚異となる展開は胸が熱くなった。
それでも知識と戦略によって簡単に撃破してしまうオジサン達。これには少し寂しい気もした。

そこからは新たな物語が展開されていく。なんと未来へのタイムスリップ。
1984年にとって2017年なんてのは相当な未来であるはずだが、実際には今から2年後。しかもそこで描かれてる世界は現実の風景と殆ど変わらないものであった。いつのまにか未来に生きてたのかと、感慨深くも不思議な感覚に陥った。

守護神T-800と指導者ジョンと若いサラコナーとカイルリースが同じ画面に存在しているシーンも同様の不思議さを感じた。こういうポイントががっかりでなく、魅力の方向に働いているのはこの映画の良いところである。

また時間軸が変わってもサラに恋するカイルもベタだけど良かった。「合体」する気マンマンなのも面白い。

ただ2.3.4と成長を見てきたジョンがあぁなったのは時間軸が違うといえど複雑だった。また、T-800がはなからガーディアン表記なのはどうなのだろう。

後付け設定なのはしょうがないか。
新旧シュワちゃん対決、
見せ場でお約束のテーマと
旧ターミネーターファンなら嬉しくなって、
細かいことはどうでも良いって感じじゃないかな。

サラコナーが可愛かった。
ジョンコナーはちょっと旧作イメージとは異なるか。
シュワちゃん扮するオジサンの微妙な人間ぽさは所々笑える。

とはいえ、あの最後はちょっと無いなー。
続編への布石なのかな。