シン・シティ 復讐の女神のレビュー・感想・評価
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ハードボイルド不足
ストーリー展開が単純すぎて、あっけない感じ。
登場人物の強さと弱さ、残酷さと哀愁など前作に比べ浅く思え、カタルシスも爆発しなかったですね。
映像は相変わらずカッコよかっただけにちょっと残念でした。
クライヴ・オーウェンとデヴォン青木が出なかったのが非常に痛い。
これは・・・
残酷だなこれは・・・シン・シティだけある。
今回も画が綺麗だ。
ジェシカ・アルバは流石セクシー。良いダンスしていた。
ただ1の方が面白く、ちょっと期待はずれ。
それにしても豪華キャスト陣がたくさん。
トラブルメイカー
可もなく不可もなく。ちょっとコッポラのVirginiaを思い出す。パートカラーも効いてない。あまりスタイリッシュじゃない。ロドリゲスっぽくない。ジェシカアルバも今ひとつというか、やっぱり褐色の肌はモノクロよりカラーが映える。唯一レイリオッタが相変わらず良い感じ。
男たち女たちの愛と欲と復讐の物語は続く
フランク・ミラーのグラフィック・ノベルをロバート・ロドリゲスがミラーと共同で監督した、斬新なビジュアル・アクションの約10年振りの続編。
続きでもあり、前日譚でもあり、前作の補完でもあるので、前作と合わせて見る事をオススメする。
(本作の前に「1」を見直しておいて良かった…)
クールな白黒画面に印象的なパートカラー、過激なバイオレンス、訳ありの男たち女たち…。
ブランクを感じさせない、そのままの世界がカムバック。
金持ちのボンボンに制裁を下す怪力無双マーヴを皮切りに…
権力者ロアークにポーカーで勝ち報復を受けた天才ギャンブラー、ジョニーの復讐。
一匹狼の私立探偵ドワイトに、魔性の女の毒牙が迫る。
花形ストリッパーのナンシーは最愛のハーティガンの仇であるロアークへ復讐に燃える。
4つのエピソードが交錯。
前作と絡めて見ると、あのエピソードとこのエピソードが繋がってるのがよく分かる。
マーヴがどのエピソードにも顔を出すので、時々時系列がこんがらがるのも玉にキズ。
今回は“復讐”がテーマ。
腐敗しきった街で何かを背負った男たち女たちの姿をドラマチックに綴るも、前作ほどのエモーショナルさに欠けた。
やはり愛する人の為に身を犠牲にするハーティガンやマーヴの姿は大きかった。
ラストも呆気なかった。
続投、新顔、役者交代と変わらぬ豪華で個性的な面々。
とりわけインパクトを放つのは、魔性の女エヴァ・グリーン。
そのドS女王様っぷり、堂々とした脱ぎっぷり…セクシー悪女はもう彼女の十八番。
“罪の街”シン・シティ。
この街で生きていく限り、男たち女たちの愛と欲望と復讐の物語は続く。
映画で見る分にはいいが、実際にこんな街があったら通り過ぎるだけでも勘弁…(>_<)
ハードボイルド最強
前作と構成は同じ。
内容は前作よりグロ少なめで見やすかったかなと思います。
ハーグやハーディガンといった前作のキャラが出る中で新キャラもしっかり出てくるといった2を待ち望んでた人も2から見た人も楽しめる作品でした。
それにしてもモノクロ描写は漫画をしっかり意識して楽しめますね。
まぁあれをカラーでやったらそれはそれでえげつないのかも知れないですけど。
映像作品として普通に世界観に引き込まれる作品でした。
ただ9年は長すぎる。
前作見たけどほとんど忘れてたわ。
もっと短スパンで見たかったです。
ハードボイルドもので裏で語入れながらの作品って自分としては好きなのでもっとこういう男臭い作品増えて欲しいと思いました。
終盤で流れるスティーブンのskin cityもかっこよかった!
ただ前作のcellsまで印象には残らなかったかなとも感じました。
二作目はキツいなあ
相変わらずの、スタイリッシュでカッコイい。
が、さすがに二作目はそれだけではキツイ。
なのにストーリーは前作の方が面白かった。
なんというかみる側を惹きつける魅力が
減った気がしますね。
はちゃめちゃなバイオレンスも前回を
大きく上回ったらとはいえない。
ジェシカ・アルバもエヴァ・グリーンも
いい感じのセクシーさで良いだけに
残念ですね。
エヴァ・グリーンのおっぱい
流石ロバート・ロドリゲス。前作とやってることは全く変わらないためこちらの期待を下回ることもなければ上回ることもない。とはいえビジュアル面も『パルプ・フィクション』的構成も前作には劣るか。エヴァ・グリーンのおっぱいも若干見飽きたしなあ…否々有難や有難や
でもまあこの時代にシネコンでフィルム・ノワールが観られるだけでも満足かな。成長を放棄した永遠の幼児映画監督ロバート・ロドリゲスはこのまま自分のための精神的ポルノ映画を作り続ければいいと思う。羨ましい限り
画はいい!!バツグンにイイ!!!
ストーリーも最高!!!
でも、オムニバスの各話同士の関わりがもっとあるか、オムニバスじゃなく一編の話だった方が興奮したな…。
個人的にガガもっと出して欲しかった…。
エヴァ・グリーンの存在感!
前作の世界観を損ねることなく,らしさ前回のバイオレントな作品に仕上がっている。
色々なキャラが登場し,みなそれぞれに物語を抱えているので,短篇集的な感じが強いかも。
なにしろエヴァ・グリーンの存在感が圧倒的。主役は彼女だと思う。
ジェシカアルバが魅力的でした。
マンガのタッチは、非常に独特の味わいが出ており、面白かったです。
前作からの続編で、自分はそれを見てないですが、問題なく楽しめました。(笑)
白黒の色合いがいい意味でグロさが減り、楽しんで見れます。
最後にジェシカアルバのダンスは非常に魅力的でした(笑) 彼女は、相変わらずの安定感ある演技をやられる女優です。再認識しました。
この世界観は、他では観れない!
前作に続き、コミックを忠実に再現したグラフィカルな映像美に、いちいちため息。怪優ミッキーロークの現実味がないキャラも素敵だし、60sのアメ車やハーレーの描写もイカしてる。世界観はスゴすぎるのに、相変わらずストーリーや構成ははちゃめちゃで苦笑。で21時半からの新宿レイトショーはほぼ貸し切りで、場末感もたまらない。理屈抜きに、かっこいい映画なんだけどなぁ。
期待が大きかっただけに…
前作のインパクトには残念ながら及ばす。ストーリー展開も演出も、続編の枠から出ることができなかったかな…。300の続編を観たときと同じような印象。キャスティングも前作よりパワー不足?普通に面白いけど、とにかく期待し過ぎたなぁ。
漫画表現でしか表現出来ない外連味は健在な作品。
原作漫画を忠実に映像化した世界観は健在。
全てが白黒の世界で。
良い意味でも悪い意味でも漫画的な表現が光っています。
登場人物の暗い感情に呼応して青白く光る眼鏡。
人間が殺害される際に吹き出る白い血潮。
超人的な動きを表現する黒い影絵。
漫画表現でしか表現出来ない外連味にはグッときました。
漫画の世界に放り込まれた主要人物達の外連味も抜群。
マーヴを演じるミッキー・ロークを筆頭に良い意味で現実感が無く、漫画の世界の中でノイズになっていない点は好感が持てました。
特に目を惹いたのはエヴァ・グリーン。
映画「300 帝国の進撃」でも国を裏で操る悪女を演じていましたが。
本作でも周りの男を惑わす悪女を熱演。
物語上、本当に必要か皆目見当が付かない無駄裸を披露。
首尾一貫した姿勢は一種の清々しさすら感じ、顔力の強さも相まって最も印象深い人物になっていました。
惜しむらくは話の構成。
語られる4つの話の関連性が非常に薄く感じる。
後ろに控える巨悪の印象を高める点で関連していると思いきや。
「A Dame to Kill For」で梯子を外され迷子に。
また4つの話の順番が話の盛上りと連動しておらず。
中盤、話の関連性の面で梯子を外した「A Dame to Kill For」が魅せる盛上りを頂点に。
以降、終盤にかけて失速するという残念な流れになっていました。
また頭の線が4,5本切れたアレな敵が出なかった点も本当に残念。
ケビンやイエロー・バスタードの強烈さが明らかに不足してました。
漫画表現でしか表現出来ない外連味は健在な本作。
本作独特の世界観は一見の価値有り。前作と併せて。
オススメです。
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