パッセンジャーのレビュー・感想・評価
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人は孤独には生きられない
SF映画の体裁を借りて、全てがメタファーとしてテーマを補強している良く練られた映画と思います。
独りきりで生きていくこと。
何不自由なく生活はできていても
たった独りきりでの人生は何の意味もない。
それどころか孤独が精神を食い潰す。
その様がリアルで胸につまされました。
孤独に暮らす単身者が多い現代人誰もが共感できるテーマだったと思います
ガースがID リングを二人に渡すシーン
あれは結婚式であり、伴侶を得て協力してこそ人生の長い時間を乗り切れるのだと説いている映画だと思いました。
良い映画です。孤独に生きてきた男女が一緒に見るべき映画です。
映画史に残るような立派な映画ではもちろん無いけれど、見て良かったと思える映画でした。
この映画のテーマは誰もが人生という宇宙船に乗る孤独なパッセンジャーだということなのです。
思ってたのとちょっと違ったけど
すごく楽しめました。主人公の行動なんかは賛否両論だとは思いますが、全く分からないわけでもなかったかなと思います。
宇宙ものの映画って年々映像美が凄くなっている気がします。宇宙船もカッコいいし、もう一度IMAXで見たかったな~。
実はSF版「タイタニック」だということに気づくと、面白くなる
プロット(筋)とキャラクター(人物設定)を分解してみると、実は「タイタニック」(1997)なのである。意識的に踏襲していることに気付いてあげると、がぜんオモシロくなる。
"豪華客船"で、"事故"が起きる。偶然乗り合わせたまったく"境遇の違う男女"が、"恋に落ちる"が、2人を待ち受けているのは"未来の危機"。互いを守りながら生存の道を探り、トラブルに立ち向かう。
実は、このキャメロン展開(笑)は「アバター」(2011)でも使われている。つまり世界に愛される王道ラブストーリーなのだ。だからこそ、このお約束の脚本は、きっと様々な結末を用意していたはずだ。
「タイタニック」のように彼女だけが生き残るか、「アバター」のように別の決断をさせるか。2人とも死んでしまえば、「ロミオとジュリエット」になる。
結末は優等生的になまとめ方ではあるものの、やはり結末を見せないで類推させるのはどうかと思う。主人公に死を選択させても、もっと感動的なエンディングはできたはずで、ハッピーエンドにもなっていない。ならば前向きな悲劇にしていくことに意味はあった。
そんな残念なことがありつつも、この映画の見どころはジェニファー・ローレンス。ジェニファー史上、もっとも可愛い笑顔が見られる。たっぱがある彼女(175㎝)は、"孤高のオンナ戦士"や"青いカラダの超人"の強いイメージもいいが、可憐で美しく、ファン垂涎のかわいいジェニファー満載である。
「ゼロ・グラビティ」(2013)後のフォロワー作品は、無重力感の演出、事故による衝撃や振動など、3D前提で作られているばかりでなく、4D系のチューニングも十分に学習されている。ぜひ4D系3Dで真価を確認するべきだ。
(2017/3/24 /ユナイテッドシネマ豊洲/シネスコ/字幕:アンゼたかし)
映像や宇宙船の造形、キャストは凄く良かったです。 ただ排熱口のくだ...
映像や宇宙船の造形、キャストは凄く良かったです。
ただ排熱口のくだりから蘇生するまでがお約束すぎて、チープなB級映画の印象に格下げされてしまいました。
ラストも含めて、もう少しいい脚本考えられなかったのかなぁ〜という印象でした。
人は一人では生きれない
ジムのやったことは犯罪、殺人だけど、一人では宇宙船はなくなってただろう。
誰ががいるから生きがいができ、何かを成そうとするんだろうか。
二人はお互いを思いやって生きていったんだろうなぁということが感じられてよかった。
宇宙船での設定や環境にも納得。
おもしろい映画だった。
ひっかかるけどあの2人だからいい(笑)
ほとんどクリスプラットとジェニファーローレンスってくらい登場人物少ないのに夢中で楽しめたのは2人がほんとに魅力的で絵になるから。マイケルシーンも大事な存在。それはだめやろ・・と思いながらも映画だしと割り切った。宇宙船はとても素敵でこんな宇宙の旅もいいなぁと想像も膨らむ。ひねりはないけど俳優陣の魅力が光る作品。
さすがの映像美で魅せるラブストーリー
ストーリーそのものは陳腐なんだけど、映像美はスバラシイ! 凄すぎて普通に宇宙空間にいるって感じにすらなっている。
ラストの落とし所をどうするのかな? と思っていたが、結局 ハッピーエンドにしたのは、似たような映画のパクリと思われたくなかったからかな?
なのでカップル向きの映画だと思います。
宇宙ってやっぱ怖えー
映画の日だったのを思い出し、前知識なしで急遽劇場へ。
久々のSFで楽しめた!宇宙船は中も外もスタイリッシュ、キレイどころの主役二人、テンポいいストーリー。宇宙ものの美しい映像もよく楽しめた。単純に無人島に男女二人ってわけではない、そこに至るまでの設定もよいと思う。
必死になるオーロラ姫はかっこいい。男も強いけど女も火事場の馬鹿力出さなきゃね。ジェニファー・ローレンスが素敵。
こんな感じになる?
まあ、話はありがちかも知れなかったけど、楽しかった。
落としどころをどこにもっていくかだと思う。いろんな選択肢があったはずだし、今回の結末が最良とは言えないのかも…。
まあ、当人同士が幸せなら良いのかなあ…。
ただ、ヒロインは好みが別れそう。個人的には、あまり感情移入できなかった…。
クリス・プラット最高……♡
最初から最後までクリス・プラットの魅力を堪能できる映画です。
クリプラ好きなら必見!
話の展開は予想の域を出ないのですが、エンディングがすっきり爽やかとしていて安心して楽しめます。
微妙
盛り上がりに欠ける感じだった。クライマックスに差し掛かる時、「え、もう終わり?」という物足りなさがあった。
あと、1人だけ起きたのなら、空調とか電気が付いていたりするのはおかしくない?
ちょっと物語に好都合すぎる気がして冷めた。でも、映像自体はハイクオリティで、宇宙船の描写も面白かったからそこは評価。
ご都合主義のラストだが
まあ、これはこれでありなのかとは思う。
実際、不覚にも涙してしまったわけだし。
でも、よくよく考えてみれば、
全編を通して都合良すぎる展開ではある。
そもそも映画って、そういうものなのかもしれない。
個人的には胸に疼痛が残るラストなら、
☆0.5プラスだった。
また、導入部が長すぎて、ちょっと眠くなったし、
2人が結ばれるまでもやや冗長だった。
ジェニファー・ローレンスの魅力に、
中盤まではずいぶん助けられていたように思う。
木は必ず育つ
冒頭から燃える。
しかし、宇宙とは神秘的の反面、人間にはどうしようもないこわさを秘めている。
人は時に独りを求めてしまうが、世界にひとりだけになってしまったらとてもおそろしいものだ。
いくら文明が発展し、文化や社会が潤ったとしても、それを共有できる人がいないと人生は何の輝きもないんだろうな。
人はなぜ涙するのか。
それはきっと心があるからではないだろうか。
心は人々を涙させ、そして生きる力を与えてくれる。
毎日の日々は知らぬ内にこころであふれている。
作中のBG一つとっても心は動くのだ。
情景も、シリアスだったり、美しかったりと素晴らしかった。
愛するものだけには正直に生きたい。
うそは相手だけでなく、自分を自分ではなくしてしまう。
人生というものは、街があり、店があり、文化があり、自然があり、そして愛する人がいるからこそ、おもしろい。
死が訪れる時、愛するひとたちを想い、最期を迎えたいな。
そう、何度だって生まれ変わるんだ。
何もないところにも、木は必ず、育つ。
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