パッセンジャーのレビュー・感想・評価
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宇宙ものとしてそこそこたのしめました。
映像もきれいだし、ストーリーも起伏があり楽しめました。
ただ…すべてが理詰めのストーリーを期待してはいませんが、
いろいろと矛盾点が出てくるんですよね。
なんで、もうちょっと詰めてくれないのかなぁ。
寝れずに観れた!
キャストが4人 舞台が宇宙船で2時間の上映これ面白いのかなぁと思ったけど良作でした。
ジムの行動は絶対許されないんですが、システムエラーを修正するのに最低2人は必要だと分かったあとの展開は良かった。
素敵なスペースラブロマンスでした。
人間の作るものに絶対はないにしても
システムが脆弱。緊急時の対応が、「どうしようもない」ありき、で展開していて、それなら仕方ないとは思えない。あれだけ危険性の高い旅に参加する人は、騙されたか、世捨て人かではないかと思うくらい条件がひどい。まぁ、極限状況をつくらないと物語が成り立たないですが、もうちょっと考えて欲しかった。それと、ようやく一件落着した後、一人なら人工冬眠可能と分かってからのオーロラの心理:「贅沢三昧して最後は冬眠させてもらえるかも」を考えるとあの時の笑顔が恐い。どっちかが先に死ぬのだから、あのラストになるにはひと悶着あっただろう。忘れちゃいけないのは、一番可愛そうなのは、機関士のガスですから! 彼は仕事でこの船に乗り、冬眠装置の不調で全身を壊され、短い生存期間も責任感だけだった…。エンド・ロールでアンディ・ガルシア…えっどこで? 船長! 一瞬だけやん!
クライマックスがミスマッチ
「キャストアウェイ」「オデッセイ」、主人公に深い孤独を味あわせる作品には何故か魅力を覚えてしまう。この「パッセンジャー」も宇宙船内で独りぼっちになった男の物語であるが、途中から一人の女性を登場させることで、少し変化球を織り交ぜてくる。
孤独な男女、似たような境遇にある二人はやがて恋に落ちる。広い宇宙船、壮大な宇宙空間、ロマンスを描くには十分な環境を提供し、ロボットのバーテンダーとのやりとりも含めて、それなりに楽しい雰囲気を醸し出す。だが、中盤にある秘密が解かれてから、このロマンスは一気にサスペンスに急展開する。二人しかいないという設定上、如何にしてこのサスペンスを盛り上げ、そして切り抜けるのか?いよいよ物語に拍車がかかってくる。
そんな期待をしていると、物語は更なる大きな事態を迎える。すると、さっきの問題に構っている暇はない!と言わんばかりに先ほどのサスペンスは棚上げにされてしまう。確かに緊急事態が起こったのは事実だが、二人しかいない状況下でのその展開は、人間の悲喜こもごもを描くのには不十分すぎるし、スケールの割にやっていることに深刻さを欠いてしまう。むしろ、二人しかいないその状況だからこその面白さ、そして二人しかいないというサスペンスをもっと膨らますべきだったのではないだろうか。これにはミスマッチなクライマックス演出してしまったとしか思えて仕方ない。宇宙船物である故のスペクタクルサービスだったのかもしれないが、ユニークな宇宙船内の設定もうまく活かせられれば、派手さはなくてもロマンス、サスペンスのどちらに転んでも作品のバランスはもっと良かっただろう。
とは言え、美男美女の宇宙船でのロマンス、更に二人の絆を深めるためのスペクタクル的クライマックス演出として割り切って観れるのであれば、久々のハリウッド製デートムービーとして楽しめるかもしれない。
近未来のおとぎ話
物語は宇宙船の中で完結し、結末まで予測できる展開ではあるが、人間の心理をうまく描く作品に仕上がっている。主人公達が宇宙船で一生を終えることを悟る潔さが、絶望ではなく、ハッピーエンドのおとぎ話である所以である。ヴィジュアルの美しさ、Thomas Newmanの音楽も全体のクオリティを高めている。
~「人は皆、運命という船の乗客にすぎない。」~
【賛否両論チェック】
賛:広大な宇宙で孤独な運命を背負ってしまった1人の男と、そんな彼と出逢ったヒロインとの、不思議と切ない物語が印象的。荘厳なスケールでの世界観も見事。
否:後半に進むにつれて、宇宙特有の難解な理論が出てくるので、何が起きたのか分からずに進んでしまうシーンも多い。
広大な宇宙でたった独り目覚めてしまい、そのまま船内で生涯を終えるという過酷な運命を背負わされてしまったジムと、そんな彼に運命を狂わされてしまったオーロラ。2人の孤独な運命が交錯した時、そこには不思議な切なさが漂います。人間は独りでは生きられない、そんな当たり前のことが、こんな特異なシチュエーションだからこそ、ひしひしと伝わってくるようです。
宇宙ならではの美しくて壮大な描写も満載で圧倒されますが、同時に難解な理屈も結構登場するので、正直よく分からないまま進んでしまうところもありそうです。
とはいえ、極限状態での愛の形にグッとくることは間違いない、そんな作品です。
可愛すぎ‼️
ストーリーに複雑さは全くないです。急に出ては消えてしまう3人目の方が強引なだけかなぁ。
やはりジェニファーの可愛さが一際出ており、自分が一緒にいたらわんさか子供がいそうです。
どこにアンディガルシアがいたのかわからなかったです。
※最後の船長?
生物を生物たらしめるもの
この映画を見てラブロマンス系統のものだと思う人もいると思うし、映画というものは個人の数だけ解釈があっていいと思う。
その中でも私はこの映画において【生物を生物たらしめるものはなにか】に着眼した。
それは特に主人公の立場になってみればすぐに分かるし、彼の行動からも分かると思うが承認欲求などの「孤独」の類のものだ。
人間、又は生物というものは「考える」物体でありまた「承認・愛を求める」物体である。
この映画では特にそれが強調されていたように感じた。例えば、バーテンダーの人型ロボット。彼は(映画のストーリー上わざと主人公の秘密をヒロインにばらす等の欠点を設けられていたが)人と高度に会話できる知能を持ち、人に対し考え、話すことができる。
しかしそれはいつも「主人公からロボットに話しかける受容的な立場」であり、ロボット自身が自分から会いに行くようなことはない。
それは当然、主人公は「孤独を埋める為」に考え、ロボットと話すのであったのに対しロボットは「プログラムされているから」考え、話していたからである。
この事からも、昔のように「ひとは考える葦である」等に見られる「考える」点において人という生き物の独特性を見出すのではなく、ロボットが自分で考える事ができるようになった昨今の時代では人を人たらしめるものとは「孤独を恐れる」ことではないのかなと思った。
最後の「理想を追求して今やるべきことを見失うな」という言葉はこれに則り言い換えると、「自分が様々な人間に認められ承認を得ることを追求して今やるべきことを見失うな」と言っているように見えた。
なので、監督の意思は分からないが、「SNS等でいつどこでも人と繋がれるこの時代、きちんとやることをやれ」という若者へのメッセージも暗に込められているとも考えることができる。
余談だが、蘇生措置をするシーンで人間がモノ同然に扱われているシーンは特に印象的。
技術者としてはあのようなバーテンダーAIに孤独を恐れるプログラムを組み込むとより人間らしくなるのかなと思った。
長文失礼致しました。
美男美女
ストーリーの内容では登場人物が3人だけ(プラス1機)。また舞台は宇宙と、ゼロ・○ラビティと似てる点がありましたが、かなり楽しめました!
とにかく美男美女だったし、映像も綺麗だったので目の保養にもなった。
ストーリーもドキドキしたし、キュンともした。
だけど、はじめ目覚めてしまったばっかりの1人だけの孤独さがあまり強くなかった。ここはゼロ・○ラビティには劣るかな。
だけど、彼女を起こすかどうかの決断する場面だったり、バレてしまった場面、胸が痛くなり泣いてしまいました。
最後は2人で生涯を終える決断をしてくれたこと。安心しました。
だけど、許すことは出来ない罪。
どんな最期だったんだろうなぁ。気になる。
あと、最後のシーンで森みたいになったのには笑っちゃいました(褒めてる)
絶対だいがめん、大音量で観るべき。
あんな事してたら‼︎
前情報では、二人が同時に目覚めるのかと思ってた。
妻と見に行ったが、あんな事してたら子供出来るんじゃ無いかとヒヤヒヤした。と妻が言った。
そこで気付いた カプセルの中の人を当てあいこする時、助産師がいたよね。それって子供できることの伏線?
さておき、人間万事塞翁が馬、どう生きるかに意味がある!
いい映画だったな。
SFホラー
序盤から中盤にかけては完全にホラー映画だった。オーロラがジムに起こされたのではなく、故障で起きたのならもっと素直に楽しめたと思う。ただクライマックスの盛り上がりは最高だった。
これだけ少ないキャストでも飽きさせない映像美と演技力はすごい。特にジェニファーローレンスの表情とかは鳥肌級。
音楽が好き
予告を見たときは、大当たりか大ハズレのどちらかになるだろうと思っていた。
実際に見てみたら大当たりだった。
偶然2人が目覚めて恋に落ちる定番ストーリーかと思ったら、偶然目覚めたのは1人だけ。孤独に耐えかねてオーロラを起こしてしまうという行動がリアルで良かった。
バーテンのアーサーの存在で話が単調にならずに済んでいる。
その後のストーリーはありきたりではあるが、最後の熱放出の場面は身を固くした。
あとお掃除ロボットがちょっとかわいい。改造されたりするのも小技が利いていておもしろい。
音楽も宇宙での戸惑いや不思議な感触が現れていて好きだ。ウォーリーの曲に似ているなと思ったら同じ作曲者だった。
SF 宇宙移民船が事故で故障したら
ネタバレあり。見ていない人は読まない方がいいです。
ソニーコロンビア製作。やけに壮大な宇宙もの。相当先の未来の話だが、重力発生装置の必要性などリアルな部分もあるのではと感じました。120年かけて光速の半分のスピードで一隻5000人ずつ宇宙移民をしている時代の物語。その時代は、宇宙移民はビッグビジネスになっており、移民たちは、冷凍睡眠と惑星間移動120年分の旅行代金をがっぽりとられる。
それでも地球に残って冒険のない人生を過ごすよりは開拓という夢にかける人間たちもいるのだ。もちろん、旅行会社の宣伝文句のせいもあるが。
そういうバックグランドについては、ほぼ口頭での説明だけで済ませている。上手い。登場人物は技術者の男、作家志望の女、コンピュータとアンドロイドとロボット掃除機くらいだ。冷凍睡眠中の乗客とクルーはいるにはいるが。
地球との連絡もとれない。時間がかかりすぎるのだ。自力でなんとかするしかない。
前半、中盤、後半と、テーマは変わるが、これはそのまま、地上の人生とも重なる部分はある。覚醒して一人でもがく時期、楽しい恋愛の時期、そして覚悟と目標を決めて人生をよりよく生きる時期。
機械だって万能ではないし故障もするし、隕石で穴のあく事もありうるだろう、訓練も受けていない人間が孤独に耐えられるかなど宇宙旅行に興味ある方は見るべき作品。また、現在の地球の問題がそのままあの宇宙船のようでもあり、素晴らしい映画だとおそれいりました。
私は、コールドスリープされた五千人の人々についてもう少し言及してほしかった気がします。90年を残して最初に起きた彼は、現代ならマンション管理人、もしくは警備員みたいな存在になるのだから。宇宙船の保安を守る義務がある。
あと、物語の重大な部分、彼女を起こすエピソードの必然性と偶然性をもうちょっとだけ考えてほしかった気もします。
それと船が走行中でも船外遊泳は可能なのか考えてしまった。宇宙空間だと可能なのかもしれない。
パッセンジャー
途中から椅子に座り続けるのが苦痛だった。はじまってすぐ怪しい…怪しいぞ…と思いはしたけどまあ観てみないとわからない、と鑑賞し続け。開始数十分であっコレダメだわとなりました。
ハリウッドの典型的な駄作ラブストーリーって感じ……頭軽くて辻褄が合わない。
ジェニファーローレンスが「ブリジットジョーンズシリーズ」のレネーゼルヴィガーだと思ってずっとみてて、サイボーグなの?わりといってるはずなのにあの美貌…ずっと美しいまま活躍し続けてくれる、映画ファンにとっては理想の女優さんだわ…と思っていました。笑 冷静に考えると有り得ない。
でも似てますよね
この映画のために文章を書くのさえ引っかかるものがありますが。映像が素晴らしかったし大好きな宇宙モノで期待してしまっただけにダメージが大きい。とことん酷いものならまだスッキリ悪口言えるんですが、素敵な美術で映像で、俳優さんを使っていて、ハラハラできるところもあったし………でも良いところを頑張って探してしまってる時点でダメですよね。
どうしてもimagine dragonsをあの音響で聞きたい方だけ映画館に赴いたらいいんじゃないでしょうか。すごい良かったですよエンドロール。 そうじゃない方は金曜ロードショーとか配信サービスで見るくらいで。DVD借りるのもキツイ……
どんな映画も柔らかく受け止めて楽しめたらいいのにと思います。
はー悲しい
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