海難1890のレビュー・感想・評価
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日本とトルコの友好関係がどれくらいか分かる!
これは、かなり良い映画ですね!日本とトルコがどれくらい仲が良いかが実感して分かりました!かなりってレベルですね!
最初、両国の文化が映し出されます。日本が当時どのように生活していのとか、トルコとはどーゆー街並みだったのか映し出されており、どちらも素晴らしいと感じました。
素晴らしい点があるのはこの映画の特徴とも言えるところがたくさんあります。トルコが日本の象徴的な物を褒めるような場面があったり、日本人がいかに親切か教える場面もあり、心が温まりました。
そして、そのお互いの親切は時を超えても尚続いているという事を分からせる場面もあり、トルコの事を少し気にするようになりました。
それだけじゃなく、ドラマ性もありました。むしろ、そのドラマ性が日本とトルコとの友好関係を映し出したと言えるかもしれません。心温まる映画、ありがとうございました!
歴史のお勉強
今の時代だとこんなことあり得るかと思うくらいみんないい人ばかり!
日本人も捨てたもんじゃないなぁと思いつつ今はだいぶ変わってしまったような気がします。
いずれにせよ国際化社会のなかで歴史を知ることは大切なので、映画を入口にして興味もってもらうのはいいと思います。
この映画が世界に広まれば日本とトルコのイメージも上がると思います!
ぜひとも売り込みを頑張ってほしいです!笑
歴史物は割りと退屈してしまったりしますが、この映画はエンターテイメントとしても感動できてよかったです!
助け合いとは。
学校で全校生徒でこの映画を観ました。
理事長先生がこの映画をどうしても見せたいとのこと。
その理由がすごくわかる映画でした。
世界情勢が不安定な今、国際協力とは何か。をすごく考えさせられました。
ストレートな美談。
2015年日本とトルコが友好125周年を迎えた記念に製作された合作映画。
1890年に起きた「エルトゥールル号海難事故」と、1985年の「テヘラン邦人
救出劇」が時代を遡って前後に描かれる。1890年の史実を知らなかった
私には非常に勉強になったが、あくまで政府絡みの「美談」であることを
強調する(つまり両国の良さをそれぞれが前面に推している結果が)やや
気恥しいくらいにストレート過ぎて、若干退き気味になる点も多かった。
合作の難しさを改めて浮き彫りにした感じ。演じる俳優は熱意を持って
それぞれが好演しており、歴史事件の意味では分かり易く情緒豊かでも
ある。反面、二役演じる俳優人同士の心の繋がりや恋の行方は中途半端、
当時の日本政府は何をやっていたのかが見えずに腹の立つシーンも多い。
身を呈してトルコの人々の命を救った和歌山県串本町の人々の行動力と、
無差別攻撃の開始が迫る中、我先に助かりたいと思う人々が日本に対し
協力を惜しまないで搭乗を優先させてくれたことへは改めて感謝できる。
(個人個人が誇りを持って行動した結果が功を奏することを学べる作品)
日本のシーンでは島の人たちが、テヘランのシーンではトルコの人たちが...
日本のシーンでは島の人たちが、テヘランのシーンではトルコの人たちが良い人過ぎて、にわかには信じがたい気もしたけど、観てるうちに自然に涙が溢れてきたのは確か。
『情けは人のためならず』を痛感されられた映画だった。
ただ終盤は、自国の民間人を助けようとしなかった日本政府等に腹が立って、情けなくて、そういう意味でも泣けてきた。
エンドロールが終わってから流れたトルコ大統領の挨拶のシーンで、なおさらそう思った。
これが日本でなくて他国同士の話なら良いお話だったと思えたのだろうが、観終わった後に日本という国の情けなさだけが心に残ってしまった。
(特に島での救出~トルコへ戻るまでの)役者さんの演技は素晴らしかっただけに、残念。
みんないい人だ。
エルトゥールル号が和歌山沖合で遭難したのが1890年。
イラン・イラク戦争で多くの日本人がテヘランに取り残されたのが1985年。
日本とトルコをつなぐふたつの出来事を端正な演出で描く。
田中光敏監督の映画とは比較的縁があって、けっこう観ている。
真面目な映画が多いという印象である。
本作もかなり真面目な映画であった。
真面目が悪いわけではないし、いい人しか出てこない映画は気持ちがいいけれど、何かが足りないのも確か。
エルトゥールル号の乗組員の身体が冷えきっているので裸になって温める、という件では、和歌山のお母ちゃんたちがブアーッと裸になって、というのが映画的というものであろう。
トルコの首相が、「わが国民を信じる」と言い切ったのはかっこよかった。
感動と共に日本人が考えるべき問題も。
エルトゥールル号に纏わる日本とトルコの親交は知っていたけれど恥ずかしい事にイランイラク戦争でテヘランからの邦人救出にトルコが救助の飛行機を出して下さったことを知らなかった。
あの時、テヘランで戦火にのまれる寸前の邦人が絶望の淵で
「何故?日本国は我々を助けに来てくれないのか」と言ったが、これこそが我国日本がキチンと目を開いて考えなければならないことだ、とも痛感した。
拉致された邦人を助ける事も出来ない日本の憲法。
安保法制でも、まるで賛成すれば戦争になるかの様な報道振りに、国民が知るべき事を知らされない実情が分かる人には分かった。家族がこの邦人の立場になればきっと泣き叫び真剣に考えなかったことを悔やむに違いない。
話は逸れたが、
日本人の真心と勇敢なトルコ兵士を祖先に持つトルコ魂を感じ、その二国が未来も強く優しい精神を以って仲良く出来る事を願うキッカケになった感動の映画である。
素晴らしき『真心』を再認識できる映画
めっちゃ感動!どの映画にもいえることですがエンディングのあとのある方のお言葉を聞いてこの映画は完成します
ぜひ日本人とトルコ人の『真心』を2016年の映画館で観てほしいです
拍手しながら日本人を送る人々のシーンは本当に感動した。
とにかく見てほしい!
先日、旅行でたまたま樫野崎に行き、トルコ記念館、慰霊碑等を見学して、初めてエルトゥールル号事件を知りました。その日は偶然にも映画公開日で、奇妙な縁を感じ、今日やっと見てきました。
序盤は歴史的背景についてゆっくり確認する感じでしたが、事故当日から最後のシーンまではずっと引きつけられっぱなしでした。日本人はこんなにもやさしく、トルコ人はこんなにも義理堅く、人間はこんなにも相手を思いやれるものだったのかと、本当に胸が熱くなりました。恥ずかしながら、途中からハンカチが手放せなくなるほどでした。
映画としての評価はさまざまあるでしょうが、ここに描かれた感動的史実の前ではそんなことは些末なことに思えます。映画館でなくてもいいので、一人でも多くの人にこの映画を見てほしいと心から思いました。国も民族も宗教も関係なく、人を思いやる真心を忘れてはいけないと素直に思えます。大晦日に心をきれいに洗うことができ、清らかな気持ちで新年が迎えられそうです。
中東の場面での登場人物の少なさが不満です。
既に亡くなられましたが、日本人を救うために志願され、後に串本にも来られた機長のこと、着の身着のままの日本人を暖かくもてなされた客室乗務員の方々のこと、陸路で帰国されたトルコの方々のご苦労など、映像で見たかったです。
また、政府と日航が見放した人々のために奔走した、トルコ在住の商社マンなども。
イラン-イラク戦争の脱出に関わられた方々の描写も期待していましたので、その点で不満が残りました。
イラン-イラク戦争当時、何故日本人がトルコ航空に助けられたのか、私は後に知りました。
その時のトルコの方々の勇敢さと優しさ、義理堅さを見てみたかったです。
この出来事は、トルコ地震への日本の対応、迅速な自衛隊派遣、日本からヨーロッパへの技術輸出にも繋がります。
少し不満は残りましたが、「杉原千畝」と併せ、何故、ヨーロッパの中でもポーランドとトルコが格別な親日国なのかを、多くの日本人が理解出来るよい機会をいただいたと思います。
実際、ヨーロッパで日本が苦しむ時、迷わず助けてくれるのはこの二国だと思います。
日本の先人に感謝します。
情けは人の為ならず
情けは人の為ならず、いつか自分へと返ってくる。
返ってくるのは何十年もあとのことでも、恩を忘れなかったトルコ人によって、テヘランで窮地に陥った「あの時の日本人の子孫たち」に救いの手が差し伸べられるわけだ。
その空港で、大使館職員はなんの説明もなく説得し、それですべてを理解するほどトルコ人にとってエルトゥールル号の悲劇は常識なのだ。
悲しいことに、それを当の日本人はあまり知らない。
本来なら今度は、テヘランでの援助を日本人が語り継いでいくべきなんだけどなあ。
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