海難1890のレビュー・感想・評価
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もっと多くの日本人に知ってほしい
映画の作りとしては、ベタだけど、事実を基にしているので重みが違う。Wikiでエルトゥールル号遭難事件を調べると、船員が灯台まで這い上がって遭難を知ったらしいし、そこから村長に連絡が行き、3人の医師の派遣、村人総出で救出したとのこと。貧しい人たちが自分たちの衣類やら食べ物を差し出して救ったのは史実。映画なので多少の演出はあるだろうけど、もっと多くの日本人に知ってほしい史実。日本人の真心って凄いなあと思い、ご先祖さまが素晴らしい国民性をもっているから、おもてなしを忘れない先進国になったのだなと改めて思った。
トルコでは、このエルトゥールル号の遭難事件のことを、小学校で教わるとか。であれば、空港の人たちも納得したのでしょう。もともと、トルコは、日露戦争のことがあるから親日国だし。勧善懲悪やら、奇をてらっただけの設定の映画に辟易することも多いだけに、ひねりはないけれど、真心を謳った作品はしっくりくるなあって。日本人って素晴らしいし、こういう精神が、世界に輸出できれば、争いごとも少なくなるだろうなと思う。
日本は、米国の属国に甘んじた平和主義を標榜しているから。米の了承がないといろいろと動けないだろうから。イランが関係していたし。早く真の独立を遂げてほしいと思う。
前半は1890年、後半は1985年
前置き(前半)では演出?が“べた”で安っぽく感じました。
又あらすじとは全く関係ないですが、医師役の男性の不自由なく喋る英語にそんな訳ないだろうって思ってしまい“造られたもの”だなと言う感覚が頭から離れなくなってしまいました。
時は1890年。相手の英語を理解し日常会話をペラペラ話す人が日本いや和歌山にどれ位いたでしょう。英語教科が当時あったでしょうか?あったとしても医学部ならドイツ語かな?
お互い母国語じゃないのですから会話なんてまなならないのが当然。
時代的に辿々しい英語にしておいた方が良かったかなと思いました。
前半の事故について忠実には作られていないのでしょうか。
後半は短かったですが、主人公の女性の英語はナチュラルで上手かったですね。
彼女は前半ではほぼ喋りませんが、後半ではテキパキと日本語と英語を喋るので一人二役ですが全く別人に思えました。
中東は私が物心ついた時からいつも戦争のニュースばかり。
本当に気の毒。
今も戦争が始まり、イスラエル在住邦人が韓国の輸送機で51人昨夜無事帰国出来たらしいです。日本政府はこの映画同様遅ーい!
同じような事が現在も起きていて何だかなぁと思います。
昨年からあちこちで戦争勃発、平和じゃなくなってきている・・全く嫌な感じです。
もう第三次世界に入っていると囁かれていますね。
この映画に出てくる人々ように世界が感謝や思いやりであふれていたら、戦争なんてない人生をおくれるのに
『言語、宗教、人種 関係なく困っている人がいれば助ける』
これがこの映画の伝えたい事なのでしょう。
善意に涙
見逃していた作品。
思いのほか豪華なキャスティング。
和歌山の美しい海、人の心。
トルコの人たちの誇り。
素直に感動、涙した。
今回、制作委員会と東映さんの協力のもと、全国のイオンシネマ25館で開催されたチャリティー上映。鑑賞料金のすべてがトルコ南東部地震被害への支援に送られるそうだ。
トルコ被災地の人たちが一日も早く普通の暮らしに戻れるように願ってやみません。
困った時はお互い様 トルコはとても親日です。
だからと言って 油断すると 襲われたりもします。
それがしわ 二度旅行しましたが 田舎も都会も素敵です。
遺跡も多く 料理も美味しいです。
映画は 史実に元づき 克明に描かれていて
泣かせます。つーか 泣きます。
何度も泣かされます。(T_T)(T_T)(T_T)
文科省推薦にしないのは もしかしたら政府が救援機を
送らなかったからかーも知れませぬ。
イオンの募金チャリティー ありがとうございました。
素晴らしい企画です。^(ノ゚ー゚)ノ☆パチパチ☆ヾ(゚ー゚ヾ)^
日本とトルコは似ているのかも
トルコ・シリアの大地震を受けて独立系イオンシネマが上映し、その興行全てを寄付に回す試みに今回私も参加しました。
何度みても心を揺さぶられる作品の1つとして日本人の真心とトルコ人の真心を表現する題材にやはり感動し、涙が出ます。
1日でも早い復興とお亡くなりになられた方のご冥福を心からお祈りしております。
イオンシネマさんの試みに賛同
日本とトルコの友好関係の礎となった1890年9月、エルトゥールル号遭難事件を題材にした、日本・トルコ合作で映画化したヒューマンドラマ。
公開当時に劇場で観に行った作品を今回イオンシネマが再上映して、その興行をそのままトルコ・シリア大震災基金へ全額寄付するという試みに、賛同して再び鑑賞しました。
何度目かの鑑賞もやはり素晴らしい作品。トルコ側の沈没するまでの過程と貧しいながらも平穏そのものだった村人たちの日常が事故で一変する様は胸が痛くて仕方がなかった。日本人の真心は災害国だからこそ、昔から備わっていたんだなと思うと、東日本大震災の頃を思い出してみても模範すべき姿ですね。
2023年2月6日、トルコとシリアに大地震がありました。とても多くの方が亡くなり、また多大な被害をもたらしました。被災者の皆様のお心も休む暇もないと思います。1日も早い復興と亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
根こそぎ拾え!
2021年8月30日
映画 #海難1890 (2015年)
日本トルコ友好125周年を記念して製作された映画
1890年の #エルトゥールル号 海難事故 と1985年の #テヘラン邦人救出劇 を描きながら、日本とトルコの友好関係を振り返るいい映画でした
トルコに行ってみたくなりました
日本人なら見るべき作品
日本とトルコが強い友好関係を保っている、2つの出来事を映像化。
ちょっと教材ドラマっぽい感じになってるけど、終盤のトルコ人の『真心』には、心を揺さぶられました(^^)b
エルトゥールル号の海難事故については、トルコの教科書にも載ってるとかで、トルコ人はみんな知ってるみたいだけど、日本人はこの出来事をあまり知らないという…
なので、この作品を見て知って欲しいですね。もちろん1985年の出来事についても。
ってゆーか、1890年のムスタファと1985年のムラトが同一人物には見えない(^_^;)
タイトルに似合わない良作
なぜこんなひどい題名にしたのか理解はできないが、中身は素晴らしい。
ラストサムライを思い出すような特殊な環境下での異国交流の前半90分と、それがもたらした95年後の結末。
あえて前半に重きを置いたテンポの良さも評価できる。
ノージャニーズノーアイドルのキャスティングにも好感。
映画としての出来映えよりも
史実として日本がトルコを助けたこと、そしてトルコが日本のために救援機を飛ばしたこと、この2点の史実だけで、ここまできちんとした作品を作り上げられたことに感嘆しました。
日本人が「海の民」として、太古の昔から、海で遭難した者が出れば何を投げ打ってでも助けるという美風を有していたことが、この作品のキモになります。
この映画において、英雄は一人ではありません。数名でもありません。
ハリウッド映画とは対照的に、ここは日本なのです。
人々は自分自身が英雄であることすらも知らぬままに淡々と生き、年老いて、次の世代にその生きざまを引き継いでいくだけです。
しかしその日本人としての生き方こそが、真の勇者の生き方であるのだと再認識させられるのでした。
トルコが1985年に、イランイラク戦争さなかのテヘランに救援機を飛ばしてくれたことが、次のポイントになります。
このエピソードは、しかし1890年の遭難の時の恩返しという意味付けはごく薄いのです。
むしろ、トルコ人がトルコ人として生きている生き方こそが、英雄的なのです。
まったく異なる宗教と言語と人種である両国が、それぞれのまっとうな生き方として選んだものが、他人を助けることであったという共通点を味わってみるべき映画だと感じました。
もちろん、この両国の絆が強まることは、地政学的にも好ましいことです。古代中国の范雎ではありませんが、日本が近隣に非友好的な複数の大国と接している現在、両大国の下腹部に親日的な友好国が存在していることが、どれほど好ましいことであることか。
まさに「遠交近攻策」ですね。
トルコ側の全面協力で成立したこの映画が、少なくとも日本とトルコでヒットすることを祈願しています。
テヘラン空港からの避難が
嬉しくてウルっと来てしまった。
トルコの教科書にも載ってるらしい。
よそ者を受け入れるのは怖いし不気味だし、心を通わせるのは難しい。
少しでも世界のみんなが理解し合えるとイイ世の中になるかなぁ。
東京五輪に期待したいです^_^
善意の心
1890年トルコ使節団の和歌山県沖船舶沈没事故を映画化。
事件も知ってて、内容は少し盛っているかも知れないが、当時の悲惨さを知る事が出来る。
気に入ったのは1890年の話で終わらなかった所。
約1世紀後のイラン・イラク戦争のテヘランでもこんな事があったとは。
人口が多いからって
経済効果が大きいからって
心が無い下手な付き合いしてて良いのかい?
金は次世代、その先まで持っていけると限らない。
良き付き合いは人がそこにいる限り、語り継がれる。
知ってて欲しい。
日本と外国の様々な関係を。
経済的では無い、人の温もりを感じ取り、今でも付き合いがある国々が沢山ある事を。
【日本人として生まれた事を誇れる映画。先人の豊かな人間性に対し、現在の日本はどうだろうか・・。】
- 日本とトルコの友好関係の礎となったエルトゥールル号遭難事件を題材に、日本・トルコ合作で映画化したヒューマンドラマ
当時の日本人の無垢な、忖度を度外視した人としての行動・言動に感動し、落涙した作品である。-
<2015年12月7日 映画館にて鑑賞>
日本人にもっと知って欲しい
トルコの船乗りの誇り、和歌山の人の温かさ…
波がずっと止まらなかった。
困ってる人がいたら見て見ぬふりをせず、自分に出来る事は惜しみなくしようと思った。
昔、那智の滝を見に行く時にトルコ博物館の前を通り過ぎてしまった。激しく後悔…
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