チョコレートドーナツのレビュー・感想・評価
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ネタバレ注意
ゲイのカップルとダウン症の子供が家族として過ごす幸せな時間、不純な私は、そこでもう、いつまでも続かないと思え、美しく儚げな姿に悲しくなりました。
何故いけないの?難しいから見捨てろと言うの?と当たり前の正しさをストレートに発するルディの言葉が胸にささるようでした。
最初は、男っぽいルディの女装に違和感を覚えましたが、女性らしい仕草、感情の表現に、女性としか見れなくなっていきました。
最後の結末の伝え方が静かで、余計に悲しく、劇場では泣き声が聞こえました。
感動しました。
「普通」と違う
2人の愛とマルコへの愛情は、「普通」の人と何も変わらない。甘酸っぱい恋人同士のやり取りは可愛らしく、クスリと笑わせてくれた。そして、マルコに対しては、本当に親として愛情を注ぎ、マルコもそれをひしひしと感じていたと思う。世間の「普通」と少し違うために、ただ愛し合うということ、家族でいることがこんなにも難しいと教えてくれた。幸せのかたちは色々あるはずなのに。
実話の切なさはあるが
実話を元にした社会派映画でした。
現実の厳しさと、そこに関わる偏見と未来への期待、しかしどんな親子でも家族でも本当に幸せとは何かと考えさせられました。
前評判ほどでは無かったと思いますが、是非見て頂きたいです。
観ておもったこと。
人は何故理解不能なものを恐れるのか
恐れる以上に愛することの出来る人を
わたしは愛したい。
ああ痛い。苦しい。
すごかったなぁ。
良くも悪くも何かを残せる映画は
良い映画だと思う。
でも私もハッピーエンドが好きだな。
サントラ出たら買おう。
無償の愛
これはいわゆる泣かせる映画でも感動的な映画ではない。
ゲイやダウン症というマイノリティな人々の差別や偏見を描いただけの映画でもない。
これは性別や家族を越えた愛の映画だ。
その愛の深さや強さに心を打たれ、結末に訪れる哀しい現実にやるせなさや憤りを感じるからこそ涙せずにはいられない。
アラン・カミングの演技が素晴らしい。愛の溢れる瞳が説明も言葉すら不要にさせる。
救いのない事件からなにを読みとるか?
感動作ではあるがハートウォーミングという意味ではない。
実話が元であることを知らなければ三流悲劇の様だが、三流悲劇のような出来事が起きる世界に失望させられる。涙はでなかった。
35年ほど前が舞台だが、日本においては今でもほとんどの人の認識はこの頃と変わっていないのでは。登場人物は皆、"自分が"正しいと思うことを行った。
願わくば、総ての人がそれぞれ尊重し尊重される世界へと変わっていけますように。
"気持ちよく泣ける"ほっこりいい話ではなかった。多くの人に見て欲しいです。
見る前は評判の高さを聞きつつも、お涙頂戴の、あざといほっこりいい話じゃなきゃいいな、などと斜に構えていたところがありました。
確かに後半は泣きっぱなしでしたが、愛と、偏見と戦いつづける強さの話で、感動しました。
マルコの最後の結末がやるせなすぎますが、逆に創作された物語だとあの結末はたぶんなかったはず。現実の残酷さを浮き彫りにしています。
ゲイの話だからや、鑑賞前の私のようななんとなくの印象で、作品選びの選択肢から外しているなら、是非劇場で見て欲しいです。
後半からずっと涙が…
とても楽しみにしていた映画。
ハンカチ2枚用意して見ました!2枚とも使い涙が止まりませんでした。
期待通りの映画。
歌がとても良かったです。
上半期No.1
上半期No.1です。私にとって‥‥^ ^
35年前の出来事ですよね。
現代でも多くの課題がそのまま残されていますね。ん〜考えさせられました。
公開当時、上映館1 だったこの映画。
今や 24館ですよ。内容がとても良いからでしょうね。
来館されている方も、リピーターさんが多いように感じました。
ほとんど1名のお客さんでしたが、そこかしこからすすり泣く声が聞こえました。私もT_T
まだご覧になっていない方、ぜひお勧めです。
現実は厳しく切ない。
ずっと観たかったけど、タイミングが合わなかった作品。
他の方のレビューも評価様々だけど、この物語は脚色はあれど現実に基づいた作品。
それだけに障害、同性愛、その時代考証の説得力は半端じゃない。
結末もそこら辺の娯楽映画とは一線を画する。
それでも観て良かった。と同時にどうにもやるせない世の中に生きてることをまざまざと知らしめられた。
凄く良質な作品です。
痛々しいほどの愛情
どんなに愛を注ごうと、法律と偏見の壁が高く高く立ちはだかる。正義など存在しないことなんてわかりながらも、戦う人間の強さ、美しさ!
ルディの歌と笑顔には、愛する人たちへの腹の底からの愛情に満ち満ちておりました。
ランキング上位、レビュー高評価納得!!満員の映画館にて大勢号泣!
映画.comランキング上位、なのに全国で上映してるのは20箇所程度。レビュー高評価が気になり、いつもいかない映画館まで足を運んだ。
10時からの上映で席は満席。
ノンフィクションの作品で、上映開始直後から引き込まれた。
はじめは役者たちの演技力に引き込まれ、はらはらする内容にくぎづけとなった。
見て見ないとこの映画の魅力はわからないだろう。
映画好きならみてほしい。
ゲイが主人公という内容に抵抗も強いひともいるかと思うが、きっとみてよかったと、映画をみれば感じるはず。
間違いなく今年代表の名作品。
アナ雪どころではないです。
映画料金
映画料金でマックのハンバーガーを食べると、それなりに満腹になります。でも、この映画をみてもお腹がいっぱいにはなりません。
ただ、ジワジワと満たされるものはあります。
今でもふとしたときに玄関で迎えを待つマルコの姿が思い浮かびます。そういう映画です。
これでよかったのか?
チョコレートドーナツは、ゲイカップルと障害児のどちらに感情移入するかで感想が違ってくる映画だ。アメリカは正義の国だから正義や人権を貫くのもひとつあるが、結果それで良かったのか?と障害児に感情移入した私の感想。
とても、いい。
ここで泣いてねみたいな盛り上げ方を構成してる映画じゃない。泣かせる目的じゃないので、泣きたい人が泣くためにみる映画とはちがうと思う。
分りやすい悪であったので、多くの人に理解しやすくていいと思う。
拍子抜け
評価良かったけど拍子抜け。良い物語を構成するには主人公よりも対立者が重要。対立する人間の魅力の乏しさよ。まるで書割。悪い人間ここにいますよ、という感じ。これでは葛藤、確執に説得力が生まれない。中学生でもかける脚本。
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