劇場公開日 2014年7月19日

「名作です」思い出のマーニー villageさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5名作です

2023年3月21日
Androidアプリから投稿

繊細な心の機微を美しいアニメーション映像で仕上げた、名作だと思う。
養子という生立ちもあって、コミュニケーション障害を抱え、表面では良い子だけど自分の本当の気持ちを明かすことができず、自己否定の感情に苛まれている(加えてストレス性の喘息も持っている)女の子。そんな主人公が、ひと夏の奇跡的な体験を通じて、自分の孤独な内的世界から一歩踏み出し前へと進んでいく、そういう話。子供に理解の難しいところは、一緒に見た大人が解説してあげる必要があるかも。

「私は私が嫌い。」「太っちょ豚!」といった印象に残る名言(?)がてんこもり。
またアリエッティもそうだけど、米林監督のアニメーションは作画がとても綺麗で、外国の児童文学の世界を上手く日本のアニメーションに落とし込んでいている(本作は北海道が舞台になっている)。ぜひ新作を作ってほしい。

village