劇場公開日 2014年8月8日

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「CGを駆使しただけの映画から、奥深いストーリーが魅力の映画へトランスフォーム!」トランスフォーマー ロストエイジ YuuuuuTAさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0CGを駆使しただけの映画から、奥深いストーリーが魅力の映画へトランスフォーム!

2019年5月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

難しい

オートボット・反トランスフィーマー派組織 KSI・創造主の3グループが
ぶつかり合っていた。

前作で描かれたシカゴ決戦から5年。
トランスフォーマーは地球を危険にさらす存在として
非難の対象になっていた。
オートボットのリーダー オプティマス・プライムは
地球人からの迫害を受け瀕死の状態で
廃業した映画館に身を隠していた。

反トランスフォーマー派組織 KSIはシカゴ決戦で手に入れた
ディセプティコンのリーダー メガトロンの頭部を使い
トランスフォーマーを自作する。
人の手で操り制御することができるのだが
不測の事態が起き、物語に大きな転機をもたらすことになる。

物語のもう1つの転機が創造主の存在。
トランスフォーマーは何者かによって作り出された生命体とのこと。
今回は創造主の命令を受けた部下がオプティマスたちの前に立ちはだかる。
さらに恐竜時代から存在しているトランスフォーマー ダイナボットも現れ
物語はさらに深みを増していく。

今作から登場人物が一新し
主人公ケイド・イェーガをマーク・ウォールバーグが、
その娘のテッサ・イェーガーをニコラ・ペルツを、
娘の恋人シェーン・ダイソンをジャック・レイナーが演じている。
さらに侍のデザインをしたオートボットの一員ドリフトの声を渡辺謙が担当している。

正直見た直後はあまり意味が分からなかった。
敵たちの関係性が良く理解できなかったからだ。
なので解説サイトをいろいろ読んでみることに。
そこで物語の面白さが分かった。

トランスフォーマーの生い立ちを匂わせる展開。
今作では創造主が何者なのかは明かされていない。
しかし創造主がトランスフォーマーたちを生んだということは分かった。
ただの派閥争いを地球で行っているだけの映画だったのが
一気にストーリーに重厚感が増した。
もうリアルなCGが取り柄の映画ではない。
生命の起源にどう迫っていくのが期待が高まる。
創造主とは何者か、どんな理由でトランスフォーマーは生まれたのか。
今後の展開を期待せずにはいられない映画だ。

Trinity