劇場公開日 2013年12月14日

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「思っていたのと、違ったな」武士の献立 fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0思っていたのと、違ったな

2021年2月27日
iPhoneアプリから投稿

一言「うーん、ちょっと一味足りない」

辛口で感想。

△いまいちな点△
・まず主人公は、料理上手な嫁。嫁の指南で、料理下手な夫が修行する。
え、そうなの?そっち?。
夫も戦う侍を選ぶのか、それとも家業の包丁侍を選ぶのかも。
話が両サイドに動くので、焦点がぼやける

・「献立」と言っても、昔の加賀料理。それも終盤に出てくるだけ。
また御膳に出てくる料理がどうも地味。時代的に仕方ないけど。

・夫婦の絆もラストまでほとんど出てこないので、どうも熱が入らない。

◎よかった点◎
・なにこの豪華な共演陣!。
包丁侍の主人(父)役の、西田敏行さん。やっぱりベテランがいると違うなあ。
また、母役の余貴美子さんとか、鹿賀丈史さん・・・まだまだいた。
このベテランの演技で、作品が成り立っている。
まあ2013年作品と随分前なので、夫役の高良さんはちょい若かったかな。

・包丁侍って今回で初めて知りました。
クライマックスシーン、加賀騒動後のお家建て直し。
近隣諸国をもてなす「料理」でその健在ぶりをアピール。ほほう。

ちょい役もたくさん。富山の薬売り役に、大好きな笹野高史さんってw。
この人誰だっけ?って思い出すのが楽しかったです。

⭐️今日のマーカーワード⭐️
「つまらん愚痴を聞かせた。
お前たちの料理のせいだな。こんな思いが強くなるのも」

ゆき@おうちの中の人