孕み 白い恐怖

劇場公開日:

解説

妊娠した17歳の少女が出産のために訪れた雪深い山奥のペンションで、恐ろしい殺戮の悲劇に巻き込まれるスプラッタ・ホラー。監督は、「ピンク四天王」の次世代を担う「ピンク七福神」のひとり、「OLの愛汁 ラブジュース」の田尻裕司。出演は、ホラー映画初挑戦の前田亜季。脚本は、瀬々敬久監督の「ユダ」「肌の隙間」を手掛けた佐藤有記。

2005年製作/76分/日本
配給:ステップ・バイ・ステップ
劇場公開日:2005年11月19日

ストーリー

妊娠中の17歳の少女・ゆい(前田亜季)は、両親と一緒に、叔父夫婦の営むペンションで出産を迎えるはずだった。自分の妊娠にまるで実感が持てず、他人事のように冷観しているゆい。両親はそんな娘を不気味に感じ、戸惑いを隠せずにいた。近くの山小屋に住む盲目の大男・坂田(矢口壹琅)は、長髪に無精髭。コートを何枚も重ね着し、杖代わりにスキーストックを持った異様な風貌だった。大人たちが坂田を気味悪がる中で、ゆいは小鳥だけに心を許す寡黙な彼に強い興味を抱いてゆく。ゆいと坂田、どこか謎めいたふたりが接触したことで、一家を巻き込んだ殺戮の悲劇が幕を開ける。

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