難波金融伝 ミナミの帝王 劇場版PARTXV 商工ローン 保証人の落とし穴

劇場公開日:

解説

おなじみミナミの高利貸し・萬田銀次郎が、根保証制度を悪用する商工ローン相手に活躍する金融コメディの劇場版シリーズ通算第16作。監督は「難波金融伝 ミナミの帝王 劇場版PART XIV 借金極道」の萩庭貞明。天王寺大と郷力也による原作コミックを基に、「惚れたらあかん 代紋の掟」の友松直之が脚本を執筆。撮影監督に「難波金融伝 ミナミの帝王 劇場版PART XIV」の三好和宏があたっている。主演は「難波金融伝 ミナミの帝王 劇場版PART XIV」の竹内力、ゲストスターとして「ELECTRIC DORAGON 80000V」の有薗芳記、「花より男子」の持田真樹、「告別」の峰岸徹が出演している。スーパー16ミリからのブローアップ。

2001年製作/89分/日本
配給:ケイエスエス
劇場公開日:2001年8月24日

ストーリー

若くしてベンチャービジネスの会社”ブルーシーズ“を経営する青島は、アメリカの”ニューライトウェイ社“の健康食品独占輸入契約金を用意すべく銀次郎から借金するも、しかしその後、新たに追加契約金が必要だと言われ、婚約者の由利子を保証人に”オガタ商工ローン“から融資を受けることとなった。ところが、ビジネスは失敗。青島が雲隠れしてしまったことから、由利子がそれを返済することに。しかし、青島が雲隠れする直前に限度額いっぱい融資を受けていたことが発覚。根保証人の由利子は、知らないうちに3千万円もの借金を背負わされてしまう。そこで、銀次郎は根保証制度を悪用する尾形に制裁を加え、自らも青島の借金を回収すべく、やはり銀次郎に借金があり、由利子の腹違いの兄であるテキ屋の辰夫を巻き込んで、ある作戦に打って出た。それは、辰夫を保証人に再度青島に尾形から金を借りさせ、雲隠れすること……実は、死んだ父親に準禁治産者の宣告を受けていた辰夫の保佐人の同意のない行為は、民法によって全てそれを取り消せる為、尾形は青島から金を取り立てるしか方法がなくなってしまうのだ。何年もかけて青島を探すか、それとも回収を諦めるか、苦渋の選択を余儀なくされる尾形は……回収を諦める。こうして、銀次郎は由利子たちを救い、青島や辰夫の借金回収にも成功するのであった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0寅はん

2021年2月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 祭りの的屋のタツ。寅さんのような口上で目立ってたけど、ヤクザがやってきて「当たりは入っとんのかい?!」といちゃもんをつけられる。

 青島は事業に失敗、とんずら。保証人の恋人ゆり子は3000万の債務者となってしまった。タツはタツで義理を立てて借金を増やす。そして、2人が腹違いの兄妹であることもわかった。それにしても商工ローンの根保証というのは、限度額まで保証しなくてはならないという恐ろしさ。

 準禁治産者と保佐人。そしてタツが世話になってるヤクザの義侠会の土地の名義をタツに書き換えてもらった。そして青島にはもう一度商工ローンから借りてもらって、彼を夜逃げさせるという計画。それでも、長い間大阪には戻ってこれまへんな~

 ヤクザと的屋の関係にはあまり共感できないけど、結局は警察にも贈収賄やチンピラと繋がっていたことが判明。やっぱりスカっとさせてくれた。今回は法律用語だけじゃなく的屋用語がいっぱい説明されてたけど、覚えきれませんでした。サツワリだけだ・・・

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kossy
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