難波金融伝 ミナミの帝王 劇場版PARTXIII リストラの代償

劇場公開日:

解説

リストラの名目で社員を不当解雇する会社に、おなじみミナミの金貸し・萬田銀次郎が正義の牙を剥く金融ドラマ・シリーズの劇場版第14作(特別編含む)。監督は「難波金融伝 ミナミの帝王 劇場版PART7」の萩庭貞明。天王寺大と郷力也による原作コミックを下敷きに、「惚れたらあかん 大紋の掟」の友松直之が脚本を執筆。撮影を「難波金融伝 ミナミの帝王 劇場版PART7の三好和宏が担当。主演は「CHAKA2」の竹内力。ゲスト出演に「ハネムーンは無人島」の森川正太。スーパー16ミリからのブローアップ。1999年5月29日 大阪・天六ホクテンザ1にて先行上映。

1999年製作/86分/日本
配給:ケイエスエス
劇場公開日:1999年10月15日

ストーリー

3年前、20年勤めた広島のヒロタカ商事をリストラの名目で解雇され、今は大阪で小さな探偵事務所を開いている宇田川。人の好い性格が災いして、何をやってもうまくいかない彼には、萬田金融に多額の借金があった。ある日、銀次郎から借金返済を迫られた宇田川は、会社から未だに退職金をもらっていないことに気づき、広島へと出向く。しかし、会社側はけんもほろろの対応。切羽詰まった宇田川は、アタリ屋となってヒロタカ商事の社長の車に飛び込むも、それがバレてかえって大損をしてしまう。そんな彼を見かねた銀次郎は、宇田川に解雇通告した木村専務が、実は宇田川に「明日から会社に来なくていい」と発言していたことを逆手に取り、宇田川は単に業務命令に従い自宅待機していただけでまだ会社を解雇されていない、とごり押し。みごとにその間の未払い分の給料とボーナス、そして退職金を巻き上げることに成功するのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

3.0夜逃げする家族に再就職の世話!いいなぁ~萬田はん。俺にも紹介してくれ!

2021年2月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ピンクの電話がゲストで出ていて、浮気の対象が竹内郁子ってのが面白い・・・「重い?」なんて。減給の限度額は給料の10分の1まで。退職金は労働法で守られてはいないことも重要だ。

 借金を返すために、3年前に辞めた広島の会社に退職金を要求する宇田川も門前払い。当たり屋までやろうと社用車にぶつかるが、しっかりビデオに撮られていて金は入らない。しかし萬田さんはその退職に関する点で突っ込んでいく。「明日から会社に来なくていい」という言葉はリストラにはならない。3年間自宅待機してたんやから、3年分の給料+ボーナス+退職金を請求できた萬田。さすがに賄賂に絡んだヤクザの脅しはやばいけど・・・

コメントする (0件)
共感した! 0件)
kossy
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る

「難波金融伝」シリーズ関連作品