極道三国志5 山陽道10年戦争

劇場公開日:

解説

全国の極道組織統一を目指す3人の義兄弟が、山陽道・岡山を舞台に大暴れするヤクザ映画のシリーズ第5弾。監督は「極道三国志4 最後の博徒/血の抗争」の小澤啓一。鈴川鉄久による原案を基に、前作に続き板倉真琴が脚本を執筆。撮影を前作と同様、鈴木耕一が担当している。主演には前作に引き続き清水健太郎、石橋保、中野英雄があたり、ゲストスターとして「修羅がゆく10 北陸代理決戦」の名高達男が出演している。スーパー16ミリからのブローアップ。

2000年製作/85分/日本
配給:東映ビデオ
劇場公開日:2000年5月19日

ストーリー

浪花抗争から10年、岡山を仕切る平尾組の若頭である平尾雄二が出所した。同じ頃、山陽道侵出を狙う大阪の黒田組組長・黒田誠司は、黒田組直系の中でも最強と言われ、浪花抗争では陣頭指揮を取った「悪魔の鷹」の異名を持つ鷹見組組長・鷹見恒夫を使い、平尾組潰しを画策していた。そんな中、かつて雄二と一緒に浪花抗争を戦い、今は堅気となった舎弟たちが、鷹見の放ったヒットマンに殺されてしまう。これに激怒した雄二は鷹見組の挑戦を受けようとするが、組の上層部は黒田組の存在に弱腰の姿勢。そこで、彼は彼の出所祝いに岡山を訪れていた勝一平の協力を得て、鷹見組に勝ち込みをかけることにする。雄二とム所の中で兄弟の契りを結んでいた一平もまた、鷹見には浪花抗争で組長を殺された怨みがあったのだ。鷹見組を相手に壮絶な闘いを展開し、見事鷹見を倒すふたり。こうして、黒田組の山陽道侵出は阻まれ、平尾組も平尾によって立て直されるのであった。

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