太陽は見た

劇場公開日:

解説

真夏の太陽の下、青い海の中に展開する渥美マリの愛の世界。脚本は「でんきくらげ」の石松愛弘、監督は「女賭博師壷くらべ」の井上芳夫。撮影は「高校生番長」の中川芳久が担当。

1970年製作/90分/日本
配給:ダイニチ映配
劇場公開日:1970年5月30日

ストーリー

海辺の高級別荘地。坂井純一は、ヨット事務所の管理人。別荘に遊びに来る金持のドラむすこを相手に黙々と働いていたが、彼の関心はこのへんで一番大きな別荘の所有者、牛倉幸太郎の娘・有紀にあった。純一は有紀のあとをこっそりつけ別荘の中へ忍び込むが、そこで目撃したのは想像を絶する場面であった。幸太郎に抱かれて、あえぎもだえている裸身の女は、あこがれの有紀ではないか。有紀はもはや純一の崇拝の対象ではなくなった。その晩、散歩に出た有紀を海辺へ連れ出した純一は力づくで犯した。「おやじに抱れるくらいなら、どおってことはないだろう」ヤケ気味の純一のことばに有紀は堅い表情で、人形のようにからだを横たえていた。幸太郎とは血のつながっていない親子ではあったが、純一の出現に有紀はしだいに幸太郎の執ような愛撫をおぞましく思うようになる。初めは有紀を傷つけることが目的だった純一は、自分を突き落そうとしておぼれかかった有紀を助けたことから、ほんとうは彼女を愛していたことに気づくのだった。

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