ラスティ物語

劇場公開日:

解説

名犬ラスティ・シリーズの一本。アル・マーティンの原作の映画化で、脚本はブレンド・ワイスバークが執筆。製作はウォリス・マクドナルド、監督はセイモア・フリードマン、撮影はヘンリー・フロイリッヒ、音楽はM・バカライニコフが担当。出演はテッド・ドナルドスン、ジョン・ライテル、アン・ドーランなど。

1949年製作/60分/アメリカ
原題:Rusty's Birthday
配給:セントラル
劇場公開日:1950年5月16日

ストーリー

ダニー・ミッチェル少年の愛犬ラスティが失踪した。ラスティは浮浪者に捕えられ、ある旅行者に売られ、ダニーの町から数百キロも離れたところで5歳の少年ジェフの手に渡り、グラッドリーと呼ばれていた。ジェフ少年の一家は、父と兄ビルの3人家族で、父は移動農業従事者だった。彼らは仕事を求めてダニーの町へやって来て、ラスティを見つけたダニーはジェフ兄弟と争いになった。ジェフ一家は、住み家でもある自動車の登録票がなかったために、留置場へ入れられてしまう。翌日には釈放されるが、父はせっかく得た仕事も失ってしまう。それを気の毒に思ったダニーの父は、自分の農地を小作させ、一家を定住させることにした。ある日、ジェフの父は盲腸炎を起こし、氷をもらおうとダニーの家の台所をうかがうビルを、ダニーは泥棒の証拠を見つけたとばかりに殴り倒す。だが事情が分かり、ジェフの父は病院に運ばれ、そもそもラスティを盗んだ浮浪者も捕まり、ダニーは自分の誤解をビルに詫びる。しかしどうしてもラスティを手放したくないジェフは、ある夜、ラスティを連れて家出をしようとする。その気持ちを知ったダニーはジェフにラスティを譲ろうとするが、やがてラスティの仔犬が生まれるのだった。ラスティの誕生日に、ダニーの父は改めてジェフにラスティの仔犬を贈る。ジェフはこれこそ本当のグラッドリーだと喜ぶのだった。

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