世界海戦記

劇場公開日:

解説

第2次世界大戦勃発から終結までの5年間における枢軸国と連合国の海戦の模様を、未公開フィルムを含めて編集した海戦記録映画。アメリカではNBCーTVで「海の勝利」の題名で放映された。総指揮はロバート・W・サーノフ、製作はヘンリー・サロモン、脚本はヘンリー・サロモンとリチャード・ハンサー、編集にはアイザック・クライナーマンが当たった。音楽は「サウンド・オブ・ミュージック」のリチャード・ロジャース。日本語版の語り手は城達也。

1954年製作/アメリカ
原題:Victory at Sea
配給:松竹映画
劇場公開日:1967年8月12日

ストーリー

第2次世界大戦はドイツと日本の奇襲攻撃による海戦によって火ぶたが切られた。1939年9月、ドイツUボートが大西洋で連合艦隊を攻撃、一方1941年12月7日、日本航空隊が真珠湾の米艦隊を奇襲、以来戦火は拡大していった。枢軸国のドイツ、イタリア、日本の海軍は無敵の威力を誇り、快進撃した。だが連合艦隊は1942年8月7日、ガダルカナルで一斉に反撃に転じた。そして奪回に成功した。一方ヨーロッパでは、イタリア海軍がイギリス海軍に敗れて以後、1944年6月4日、40カ国からなる連合軍のローマ進撃があってイタリアは降伏、次いで2日後の6日には連合軍15万の兵士による、ヒトラーのヨーロッパの要塞ノルマンディー上陸作戦が展開された。中部太平洋の日本海軍はガダルカナル敗戦をさかいに後退を続け、ミッドウェー、ソロモン、レイテ島と重要拠点を次々に失っていった。その頃日本本土は、米戦闘爆撃機による猛爆にさらされ、捨て身の神風特攻作戦も焼け石に水であった。1945年8月15日広島に原子爆弾が炸裂、ついに日本軍は降参した。

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スタッフ・キャスト

脚本
ヘンリー・サロモン
リチャード・ハンサー
製作総指揮
ロバート・W・サーノフ
製作
ヘンリー・サロモン
音楽
リチャード・ロジャース
編集
アイザック・クライナーマン
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