劇場公開日 1986年5月24日

「芸術的なホラーの名作」エルム街の悪夢(1984) ニンフィア好きさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0芸術的なホラーの名作

2023年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

興奮

知的

タイトルだけ知ってて、話の内容は知らない有名な映画の一例でした。「13日の金曜日」などに並ぶ名作ホラーの一作で、気になってはいたもののなかなか見る機会ってないものです。でも実際見てみたら、こういった昔の映画もたまにはいいですね。殺人鬼の映画っていくつもありますが、その元祖ともいえる作品ですから、40年近く経っても色あせないホラー映画だと思います。

エルム街の悪夢といえば、フレディ。世界的に有名な殺人鬼ですね。事前知識が大きなかぎ爪があるってことだけだったので、実際のフレディの姿を見て少しギョッとしました。結構気持ち悪いというか、恐ろしい姿してるんですね。どこでも現れる感じなので、亡霊的なキャラでしょうか(その辺よくわかってない)。でも、世界的に有名になった所以が見てこそわかる気がします。アメリカがよく作ってる、よくわからないB級殺人鬼映画とは違うんですもん。話は単純だけど、フレディ自体生々しくて、スプラッターそのものなので、ザ・殺人鬼映画を体現してます。当時の技術でよくここまでの映画に仕立て上げたなという感じです。フレディが迫ってくる、怖いジワジワ感もいいですね。それにしても最初に一人殺されてからが怖かった...。

次は「13日の金曜日」を見てみたいですね。エルム街の悪夢とどう違うのか見ものです。

ニンフィア好き