劇場公開日 1986年5月24日

「【”夢の中に、殺人鬼だった右腕に4本の刃の指を持った焼けただれた顔のフレディ・クルーガーがやって来る。”成程、この作品がシリーズ化されて行った原点何だね!】」エルム街の悪夢(1984) NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【”夢の中に、殺人鬼だった右腕に4本の刃の指を持った焼けただれた顔のフレディ・クルーガーがやって来る。”成程、この作品がシリーズ化されて行った原点何だね!】

2023年6月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

興奮

ー 1984年公開作品なので、ジョニー・デップを始め、出演陣は当然若く、且つフレディ・クルーガーの造形なども、近年のホラーを見ていると大きな驚きはない。
  だが、今作が後年に与えた影響は大きく、それを見過ごしてはイケナイと思う。-

■エルム街に暮らす女子高生ナンシーの親友ティナが、顔の焼けただれた鉤爪の男フレディが現れる夢を見るように。
 やがて、夢のなかで襲われた彼女はフレディの鉤爪により、絶命してしまう。
 他の友人もフレディの悪夢に悩まされ、ナンシーも夢のなかで彼と対峙することになる。

◆感想

・序盤は、”こんなものかな。。”と思いながら観賞。今から40年近い前の作品であるしな、と思っていたら後半の展開はナカナカであった。

・殺人鬼だったフレディ・クルーガーが裁判で罰せられることなく、世に出てきた際に、ナンシーの母親達が、彼に行った行為。
ー この辺りを、もう少し詳細に描いてくれていると更に重みが増した感があるが、それは言わずもがなであろう。-

<ともかく、このシリーズの原点であり、当時はショッキングな作品であったからこそ、近年の”ソウ”シリーズ同様に、何作も続編が作られたのだろう。
 その功績は、素直に認めたい作品である。>

NOBU