L.A.コンフィデンシャルのレビュー・感想・評価
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何度見ても素晴らしい💯
最初に見たのは10年以上前だけど、スリルやサスペンスの要素に加えて愛憎劇もきっちり描かれていて素晴らしい作品。
キム・ベーシンガーがリカー・ショップに立ち寄るシーンからもうウットリ。ラッセル・クロウにガーリーな自室を見せるシーンも大好きです💕
ストーリーの要になる言葉「ロロ・トマシ」は印象的で、ケビン・スペイシーも巧かったなぁ・・・
Yahooのサイトでは採点が4以上なのにこちらでは3点台って・・・皆さんどんだけ辛口なの~?と不思議です。
ケビン・スペイシー
アメリカンビューティーと同時期、もう20年前の作品なんですね(^_^;)
ケビン・スペイシーの独特な雰囲気、好きです。
想像と全く違うラストでした💦
少しも予想させない展開✨
ビックリしたけど、それもアリですね(*^^*)
何度も観れる
これが名作の証し。よく考えると単純なストーリのはずだが、いろんな登場人物が微妙に絡んで、独特の雰囲気を醸し出す。キム・ベイジンガーがチャンドラーの美女のように妖しい輝き。ラッセル・クロウでもガイ・ピアースでもなく、クレジットでは主演ケビン・スペイシーなんだ。でも、お二人の出世作として残るんだろうな。
よくよく考えてみると、殺した相手のダイイングメッセージをそう容易く...
よくよく考えてみると、殺した相手のダイイングメッセージをそう容易く他人にもらすかな?と思えてくるんだけど、リアルタイムで鑑賞してるときは聞かされた人物の衝撃がシンクロしてかなり盛り上がる。だからまあいいや。それと、王道の勧善懲悪で終わらないところが小粋。90年代の映画を見返すと、今や中年の貫禄を醸し出している俳優さんたちにもフレッシュな時があり、みんなやっぱり俳優だけあって美女、男前でしたよねということに気づかされる。
恐るべしロロトマシ、人間の恐ろしさ、アメリカ警察に震撼
二十年ぶりに鑑賞したが、奥深い物語に今更ながら驚愕した。
今時のことですが、アメリカの警察が今も昔も腐敗していることに心底肌が粟立つ気持ちになりました。
ロロトマシ、えん罪あるところに影で笑う真犯人有り、正義のふりした警察幹部の恐ろしさには今更ながらおびえを感じます。
アメリカ警察はアメリカの姿でもあり、ナチス以上の原爆など外国に対する巨悪だけでなく国内での黒人虐殺などてもアメリカの暗部が浮き彫りになっています。
この映画は暗さだけでなく映画としての品質も最高なのは言うまでもありませんが。
最高の刑事サスペンス!
陰謀と犯罪がうごめくL.A.P.D.
この事件の真相は、まさに、
トップシークレットの機密事項だ!
豪華俳優が一癖も二癖もある刑事を演じる!
ケビン・スペイシー、
ラッセル・クロウ、
ガイ・ピアース、
ジェームズ・クロムエルなどなど
真実を突き止めるべく奔走する彼らの姿に、
見惚れてしまうのは、私だけだろうか?
先が読めないストーリー展開に、
ハラハラ、ドキドキ!
途中、黒幕が出てきたときは、
おまえか〜!と叫びたくなるよ!
記憶に残る名作
この作品は1998年か翌年にレンタルビデオで観て、衝撃を受けたのを覚えている。当時はまだDVDではない時代で、1本レンタルするのも高かった記憶がある。それでも映画くらいしか娯楽がないのと、趣味は映画というステータスも混在していたかもしれない。
二十歳過ぎくらいで観たと思うが、同じように強烈に記憶が残っているのが、「セブン」と「ユージュアルサスペクツ」とこの映画。どれもとても好きな作品だ。この3本に共通していることがある。それはケビン・スペーシーが出演しているということ。偶然かもしれないし、どれも同じ時代の作品なので時代感覚で心に残っているのかもしれない。このあと、「アメリカンビューティー」でアカデミー賞をとったり、当時話題になった「ネゴシエーター」もよかったが、「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」のラストには衝撃を受けた。LAコンフィデンシャルでは、ラッセル・クロウとガイ・ピアースが前面に出ているが、演技としては前出の3作品の中でもっとも好みだ。
ラッセル・クロウはこの作品で知ったと思うが、とても好感触を抱いたのを覚えている。不器用だけど誠実で実直な性格・・・自分にはない部分に羨望を感じたのかもしれない。この後の作品で「ビューティフルマインド」があるが、これで決定的にラッセル・クロウを好きになった。名作中の名作だ。ラッセリ・クロウの作品には当たり外れがあるかもしれないが、応援したい俳優の一人だ。
ガイ・ピアースもこの作品で初めて知ったが、その時はあまりいい印象を持たなかった。役柄的に狡猾な性格で、のし上がっていくことしか考えていないので嫌なヤツくらいにしか思っていなかった。その後「メメント」や「ハート・ロッカー」「ロックアウト」も観たが、LAコンフィデンシャルにガイ・ピアースが出ていることを知ったのは、「ロックアウト」の後だったと思う。それほど記憶になかったのは恥ずかしい。
そしてキム・ベイシンガーは当時で40歳を回っているが、尋常じゃなく綺麗だ。見惚れてしまう。そして、この作品で助演女優賞をとっている。そこに見惚れたのかもしれない笑。
とにかく、これだけいい俳優が揃っている作品は、魅せるものが詰まっているってこと。当時はストーリーがすごくいい!と思っていたが、それだけじゃないことは今回改めて気付かされた。好きな作品でも、時代が経過しても気持ちは変わらないのは嬉しくなる。そうじゃなくなる作品もあるから。
こういう作品に今後も出逢えるだろうか。
俳優陣の迫力ある演技が見ものの良作です。
6人惨殺事件と警察内部の汚職事件を捜査する、3人の刑事の物語。
とても男臭い映画ですね。主人公3名がとても個性が強く、それでいて有能。袖の下や暴力行為を行うなど品行方正ではありませんが、自らの正義を強く持っている、そんな魅力的な人物であることが良いです。
ストーリーがやや輻輳して間延びしていたり、分かり難く感じる部分もありました。しかし、ラスボスの悪役ぶり・登場の仕方などは秀逸。ラストの銃撃戦も迫力があり、マイナスの印象を帳消しにしてくれました。
流石、アカデミー賞で7部門にノミネートされただけのことはある、一見の価値がある良作だと思います。
もう一度見ないと理解できない
時間がなく、録画した物を少しずつ見ていったので、見終わることには最初の部分の記憶が曖昧になってしまった。
非常に良い作品だと思った。時間がある時に、ちゃんと見て、ちゃんと理解したい。
キャラメインの刑事もの
50年代のLAの腐敗ぶりが酷い、青臭さそうでしたたかな主人公に様々なキャラクターが絡んでなんとも後味の悪い結末へ辿りつく。
犯罪ミステリーもネタ切れなのかプロットよりも特異なキャラで引っ張る路線が多くなった。
捜査ものとしてつまらないのではないが悪人だらけ、助平議員は相場だが刑事まで捜査対象にメロメロ、ホモの検事まで出てくる乱れ様、どっちがましか程度のごみ溜め状態では感情移入に困惑する。
テンポはあるので単純な勧善懲悪ものが嘘っぽくて嫌いという人には受けるでしょう。
放映のたびに見てしまう。
公開年度は「タイタニック」と同年でしたか。
殆ど無名の役者たちの映画では、行かなかったわけです。
戦後の混乱期の後の、警察組織を巻き込んでのストーリー。
暴力、汚職、なんでもこいの世界。
濃いです! でもすごく面白いので、何度でも見ています。
この映画でケビン・スペーシーのファンになりましたし・・・。
野郎ばっかしの中で、リンの存在は光っています。
アカデミー賞の時、リンの姿がよく使われて、ネタになってましたね。
一度見ただけではチョット分かりづらいかもしれませんが、
なにしろ、バズだのバドだの似た名前がバンバン出てくるし・・・。
でも糸がほぐれると、この暗―い雰囲気の虜になります。
かっこいい男たち
目の調子が悪いのかラッセル・クロウとケビン・スペイシーが同じ顔に見えてそれが本当に観賞の障害だった。父はそんなことないって理解してくれなかったけど…
ストーリーは完璧で伏線回収の展開がオシャレ
ガイ・ピアーズがかっこよくて迫真の演技してる時キュンキュンしてて自分って本当にバカだなって思った。
原作越えどころか原作評価すら爆上げさせる、犯罪映画の金字塔 ver.2
原作含め<LA四部作>既読。
公開初日の日比谷など劇場で3度観たが、観れば観るほど評価が上がっていった。
何と言っても原作の長く複雑に交錯するプロットを上手に整理し、さらにクライマックスにむけてグッと盛り上げ、観客がよりおおきなカタルシスを得られるようにまとめあげた脚本が素晴らしい。原作から設定やストーリーを色々改変しているのだが、観客を馬鹿せず適度に複雑さを残した構成のさじ加減は職人芸で、良さを損なわずにかつ面白さの向上に大きく貢献している。
原作は正直なところLA4部作の中では一番下の出来という認識だったのだが、この素晴らしい映画化で原作も読み返す機会が増えて、わかりにくい点への理解も深まり評価も上がった。それにより映画化に際してどれだけわかりやすく面白くかつあの仄暗い熱情を損なうことなくシナリオ化しているかを再度認識した。『ブラック・ダリア』が失敗作だっただけに(原作は傑作なのに何してくれてんのさ)余計に。
ポスターなど各種宣材の「わかってる」感溢れるデザインや惹句なども、スタイリッシュで格好良く作品の魅力を的確に伝えてくれるものだった。
ラッセル・クロウとガイ・ピアースは本作でブレイクして主役クラスにステップアップしたし、再評価されたキム・ベイシンガーはアカデミー賞を始めその年の助演女優賞をごっそりかっさらっていったし、『ベイブ』のおじいちゃん(クロムウェル)が…だしで役者陣もしびれる演技を見せてくれる。スペイシーは…ちゃんと反省しなさい!
まったく関係ないが、クロウ扮するバドがタイピンを上の方に付けているのが気に入って、20年前からずうっと真似している。
同じ年に『タイタニック』があったため、色々割を食った作品でもあるが、たとえ記録には残らなくても必ずや記憶に残ることだろう。
あえて難癖つけるとすれば…カーティス・ハンソン、ブライアン・ヘルゲランドともその後注目していたが、本作でハードルが無限の彼方に上がってしまったため何を観ても物足りなさをおぼえるようになったことか。(『8マイル』(監督:ハンソン)、『ミスティック・リバー』(脚本:ヘルゲランド)が物足りないとか贅沢すぎ)
そして『1917』を買いに行ったはずなのに何故か20周年記念版BDがお店の棚に並んでいて目を疑う。今頃何でー? ということで公開時以来の4度目23年ぶり鑑賞。映画オリジナルであるロロ・トマシが実にいい仕事してる。うまいなー。今観ても傑作であるという考えは微塵も揺らがなかったのでちょっとホッとした。エルロイのインタビューははじめて観たのでキャッホーイ。脚色の大変さもよくわかるというか、そもそもめちゃくちゃ難易度高そうなのにこれに手を出すことにしたヘルゲランドさん最高です。故ハンソン監督とのおしどり夫婦みたいなツーカーぶりがまた。
展開が早く、登場人物が多く、途中までは理解できないところが多かっ...
展開が早く、登場人物が多く、途中までは理解できないところが多かった。とりあえずガイ・ピアースが武勲章を受けたあたりからつかめてきた。序盤の登場人物が活かされてきました。登場人物を覚えておいてよかったぁ~
それにしても、ラッセル・クロウのすぐ切れてしまう暴力的悪徳警官役、はまりまくりです。『ビューティフル・マインド』のイメージが未だつきまとっているので、『グラデュエーター』の役柄も納得できなかったが、この映画で解決した。
社会派サスペンスとして、当時の腐敗した警察・法曹界がうまく風刺されていた。残念なのは、エドとバド二人とも感情移入しにくい人物設定なので自然と評価が下がってしまいますね。ストーリーとしては最高ですが・・・
ラッセル良かった!男臭い作品。
ストーリーもキャスティングも良かった。
特に3人の刑事が良い!
ケビン・スペイシーの一癖ある刑事に融通が利かず青臭いガイ・ピアース。そしてラッセル・クロウ!不器用で自分の正義を貫く、こういった役がよく似合う。
とても好きな作品!!
この映画の全てが最高!
思い出しレビュー15本目。
『L.A.コンフィデンシャル』
今でも好きな洋画は?…と問われると、必ず5本指に入る。
本当に好きな作品なので、レビューは敢えて書かないようにしてきたが、この際思い切って書いてみようと思う。
そこで困った。一体どう書こう…?
散々悩んだ結果、いつもみたいにダラダラ無駄な長文にするより、簡潔に書こうと思った。
本当に好きなものこそ、感想はシンプルになる。
1950年代、LA、ハードボイルド…このムードが堪らなく渋く、カッコいい。この国、この時代を全く知らないのに、何なんだろう、こんなにワクワクさせるのは。
熱血漢、野心家、策略家、3人の刑事。妖艶な一人の女。本作が出世作となったラッセル・クロウのタフな漢っぷりに惚れる。
背後に警察の腐敗絡む殺人事件。なかなか複雑ではあるが、スリリングでじっくりタイプで、何度も見ていく内に面白味が増していく。謎の人物“ロロ・トマシ”にニヤリ。
全てのシーンが好きだが、特にと言ったら、序盤。刑事たちが留置所に押し寄せ、容疑者たちと殴り合いに発展する。始まって早々、ゾクゾクと興奮した。
ジェリー・ゴールドスミスのドラマチックな音楽。カーティス・ハンソンの演出も素晴らしい。
事件は解決した。一方は出世を手に入れ、一方は女を手に入れ…。
この映画の全て、
やはり最高だ!
全54件中、21~40件目を表示