ゴーストライダー2

罪がどうした、善と悪が、腐敗した人間どもに罰を、神と精霊の…みたいなアメリカの漫画にありがちな内容でした。つまらんかったですが、ジャベリンが武器として出てきたのは良かった。でもこんな作品でも全世界の興行収入が1億ドル以上もあるらしい。こんな作品を映画館にいってみる連中が世界にたくさんいることに驚きだ。

悪魔の力身につけた正義のヒーロー、ハリウッド版デビルマンか。ストーリーは前作同様かなり大味。
ただ、ゴーストライダーが操る乗り物が全て火の車になるのは良かった。借金で首が回らないというのではなくて。
特に炎に包まれた大型掘削機のシーンは圧巻。出来れば消防車にも乗ってほしかったなあ。ホースが火炎放射器になって火災現場を丸焼きにするなんてね。

何でハンドルは腐食しないんだよとか言いっこなし。ケイジの発狂芝居見れるだけで楽しい。
脳みそを一ミリも使わなくていい、無料配信で夜中に見るにはちょうどいい作品。

　1作目を観てから随分経ってからの自宅鑑賞。まぁ、前作の筋は教えてくれるし、これだけ見ても大丈夫。一人の少年が人間の姿を借りたロアークによって体を乗っ取られるのを助ける物語。

　悪魔との契約はやっぱり破棄できない。ジョニー・ブライスにしても闇の力を抑えることができないでいるし、少年ダニーの母親ナディアにしても死ぬ間際の契約によって破棄することができないでいるのだ。解決するには悪魔のロアーク（キアラン・ハインズ）を倒すしかない！

　ゴーストライダーとなった悪魔も元々は天使であり、人を助けることより悪人を殺しまくったために堕天使となってしまったという話も興味深いものがあった。けど、それほど生かされておらず、最後には少年の力を借りて復活してたからなぁ～既視感あるクライマックスにしても終盤のやりとりにしてもストーリーが弱い。

　キアラン・ハインズもいい悪役を演じてくれてるし、黒人神父モローのイドリス・エルバもかっこいい。ニコラス・ケイジはSIELDに誘われないが、イドリス・エルバはしっかりとMCUに参加しているところが興味深い。

2021年3月6日
映画 #ゴーストライダー2 (2012年)鑑賞

wiki情報によると、前作と今作は主演が #ニコラス・ケイジ であること以外は関連性はほぼないとのことらしい
確かに、前作では悪魔の名前はメフィストだったのに、今作ではロアークになってた

個性が失われた続編の見本のような作品でした