劇場公開日 2013年5月3日

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「エマ・ストーン以外は全部ゴミ」L.A. ギャング ストーリー よねさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0エマ・ストーン以外は全部ゴミ

2018年5月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ひとことで例えると『アンタッチャブル』の劣化コピー。セットや衣装、車などがそれっぽいだけで主要キャラの立て方と掘り下げ、計算され尽くしたカメラワーク等々がさっぱりない。ショーン・ペンを倒すために極秘裏に結成された法律無用の精鋭チームなのにメンバー選びは全くのド素人で身重の主人公の奥さんが履歴書で選んだ人間を面接して即採用、何の計画もなく行き当たりばったりでバーとかに乱入して暴れるだけ。当然初仕事からしくじって警察に捕まる。その後全く笑えないギャグを経て脱出するが失敗を反省することもない。だいたい初仕事ではスカーフで顔隠してるのに2件目からは顔出しですしね、仕事が雑過ぎる。
そんな精鋭部隊もアホならショーン・ペン一味も揃いも揃ってアホ、しくじった部下を毎度毎度処刑するだけってどんな人員整理やねん?何もかもが中途半端なので本来なら気の利いたサービスカットも神経を逆撫でする。キャバレーでカルメン・ミランダのコスプレしたおばさんが出てきた時はイラッとしましたね。エマ・ストーンがキュートさを炸裂させる数秒間以外はゴミ、予告にあったカッコいいカットが丸ごとなかったことについては言葉もないです。

よね