コンテイジョンのレビュー・感想・評価
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正に予言の書です SFではなく、現実の題材として取り扱われるものになっていること そこが一番恐ろしいことなのかも知れません
現在2020年5月7日です
新型コロナウイルス禍は収まらず緊急事態宣言は昨日で終わる筈だったのに5月末まで延長されました
先ほど厚生労働省は国内初の治療薬を承認したとのニュースが流れました
まるで本作と現実の時間が重なったようなニュースです
ようやく今話題沸騰の本作を観ることができました
長らく貸し出し中が続いてなかなか観ることが叶いませんでした
それ程までに今沢山の人が観て、再評価されている作品です
まるで本作は今年撮影したかのようです
ついこの最近ニュースで聴いたり視たりした話題、単語、光景がそのまま映画となっているのです
復活の日、感染列島、本作
どれも身をよじる怖さです
しかし本作は既に経験してきたことを観ている感覚であることが空恐ろしいことです
冒頭の咳、カードを渡す、手すりをもつ、ファイルを置く、コップを置く、バスの吊り輪を持つ
何のことのないシーンが持っているその意味を私たちは全て恐怖のシーンであると理解しているのですから
全てナイフのきらめきなのです
これこそSFが取り扱う題材でした
それがSFではなく、現実の題材として取り扱われるものになっているのです
そこが一番恐ろしいことなのかも知れません
これからの展開も本作の予言の通りになるのかも知れません
現実
目に見えないウイルスと闘う
すべての生き物に精神的恐怖を与える
まさに今起こっていることだと思った
ウイルスかかった方々、発症してない方々、発症、感染に恐れてる方々、様々に苦しんで生きてる
我慢、忍耐力が試されている
被害、損害、代償は誰がどうするべき?
ウイルスで損害被害はウイルスの原点原因が責任をとる
毎日毎日終わりの見えない我慢を耐え続ける
コロナの復習映画
生々しい映像が続く。
日本ではないが、物資の奪い合いは確かにアフリカで実際にあった。
フェイクニュースを垂れ流し、人々を混乱させるブロガー。コロナ感染の中で、恐怖心が人々をおかしくさせる。気をつけなきゃ。振り回されないように。冷静に、するべきことを、しっかり行おう。
さまざまなエピソードは、現実だ。
結論、ワクチンができなきゃ終わらないんだと、今更ながら、納得した次第。
コロナウイルスの恐怖に怯えている2020年に見ると まるで予言ビデオのよう。
未知のウイルスという謎。
その謎が 少しずつ解明されていく。
時間軸が行ったり来たりするので、巻き戻したり2度見する必要があるかも。
上映された2011年では
SF映画かもしれないし、サスペンス映画かもしれない。
多分 2021年に見ると ドキュメント映画になるかも
今を予測していた
映画館が閉鎖されているため、Huluで鑑賞。Huluの洋画ランキングも、現在1位となっていました。
この作品は、今、私達が突きつけられている新型コロナウィルスによる感染の世の中を、正に予測していたかのような内容。
中国・香港で発症者が出て、死亡率20%以上の新型ウィルスが世界的に蔓延。感染経路も手すり、ドアノブ、空気感染となかなか特定できなく、抗ウィルス剤もない状況。コウモリが原因らしく、症状も、咳き込みから始まり、発熱、痙攣発作の症状から死に至る感染症。
市民生活においても、マスク不足、医療崩壊が起こり、学校や街の封鎖、濃厚接触者の隔離し、物資の買い占めから暴動、そして、軍隊まで導入されて…。
これだけ、現在の新型コロナと同じ内容が、10年近く前に映画化されていたのには、驚きで、ニュース映像を見ているような感覚でした。それだけに、新型ウィルスが発症すれば、映画でもこれだけリアルに予測できていたのも確かです。
既に、発症原の中国は自粛が解かれているし、韓国も下火になっている。それなのに、まだ自粛を延長し、商店や中小企業への補償もハッキリしない日本。今回の日本政府の対応は、先の見通しが、あまりに甘いのは否めないかも。
本作は、ウィルス感染の恐ろしさと共に、マット・デーモンやローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロー、ケイト・ウィンスレット等、主役を張れる豪華俳優陣によって、感染が広まる世の中で、抗ウィルス剤の開発を巡る私欲や様々な立場に立つ人々の、人間模様も色濃く描かれています。
改めて、一日も早く、新型コロナウィルスの終息を、願わずにはいられませんでした。
この時期観るべきか迷いながら
やっぱり観てしまった。
およそ10年前、どんな動機で、何を材料に、これが作られたのか、監督と脚本家に改めてインタビューしたい。
観ているだけで具合が悪くなりそうな感は、2020年の今だから。
パニック、暴徒、デマ、隔絶、リソースの不足、、、感染症が引き起こすドラマが、的確な考察で描かれていたことが、現実で示されてしまった。
Day2から始まるストーリー。130日間の経過をドキュメンタリー風に綴る地味さは、2011年に観ていたとしても、自分好み。最後にDay1で締め括るところも。
結論、やっぱり今の時期に観てよかった。
怖っ
前に観た時、最後のコウモリの場面が印象に残ってた。
今 観たら
ずーっと 怖っ てなった。
ワクチン接種待ちが…あんなん嫌やな
しかし、今、コロナの研究者の方達は頑張ってはるんやな
って思った。
感謝。
医療従事者の方達。
リアリティの塊
2011年11月に見た時の感想をブログからコピペ。
『猿の惑星 創世記』の続編として観ると面白い。
未知のウイルスが世界に蔓延し、劇的な物語も超展開もなく、淡々と情況を描いている。
基本的に、パニックに翻弄される人々の群像劇で、ウイルスのワクチンっぽいものが効くかもしれないで話は終わりの、すげー尻切れトンボ感。
もしSARS(サーズ)や豚インフルエンザが最悪の予想通りに、人間に猛威を奮ってたらこうなってたかも、というシミュレートフィルムとしてはリアリティの塊だった。
感染源になった女(女房)の旦那、しかも浮気され他の男に寝取られたものの、都合よく何故か新ウイルスに抗体をもつだけのでくの坊を、マット・デイモンが熱演。
頭の悪い臆病者を演じさせたら、マット・デイモンの右に出る役者はいないんじゃないかな?
マット・デイモンを見て楽しむには、最良の映画でした。
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2020年4月 再鑑賞
新型コロナウイルスの影響下の世界で観なおすと、背筋が凍りました。
食料の買い占め、略奪と暴動化、陰謀論者によるデマの蔓延、マスクをしないで咳をする無神経な人間、回収されないゴミ、インチキなホメオパシーの出現、そして正しい情報を信じず暴徒化…
なかなかの未来予言図。
いや、過去の様々な伝染病のデータから、ここまでのリアリティが生まれたのであろう。
一応、ワクチン開発が急ピッチで行われたという展開だったが、かなり偶発性が高く現実的じゃなかった。
また、今ならなぜああいう終わり方だったのかもわかりました。
「確実にワクチンが効くとは限らない」し、「変異して新しい病気は生まれるイタチごっこ」なのだなぁ、と。
考証の確かさが生んだ予言的作品
新型コロナが席巻する前に観賞していたら、地味目のディザスター映画以上の感想は出てこなかったかもしれない。映画の感想というものは本当に主観的で、流動的だ。
現実の感染拡大を目撃した今見るからこそ、この映画の物語展開が考証され尽くしたものであることを肌で感じることが出来る。
不特定多数が触るドアノブやカジノのチップの不気味さ、無防備な若者の(感染予防的な意味での)危うさ、非医学的な治療法を喧伝するインフルエンサーの厄介さや大衆パニックの怖さ、そして疫病との闘いには一発逆転のドラマチックな展開も傑出したヒーローもおらず、勧善懲悪もないこと。
非現実的な煽りをしなくても、これらを正確に描くことが十分作品の迫力になる。
ちなみにYouTubeのギャガ公式チャンネルに、マット・デイモンとケイト・ウィンスレットの感染予防啓発動画が公開されている。
映画のラストとこの動画を見て、手洗いの励行と顔を触らないようにすることを改めて固く心に誓った。
未知のウイルスの接触感染の連鎖。
この映画を観た後はもう、何処にも触れられなくなるくらいの恐怖。パンデミックによる医療崩壊、買い占め、暴動とまるで未来を予言していた様。
皆が普通に生活をし、旅行を楽しみ、人と会い、そして家に帰る。、、、と同時に大事な家族を感染させてしまう。
前半はただただ世界にウイルスが広がっていく。その現実をWHO&CDCの目線で思い知り、手の打ちようがない無力さを味わされる。まさに今の新型コロナウイルスと錯覚してしまう。
人間の良い部分も悪い部分も、それぞれの登場人物がそれぞれ演じており、思惑や正義感、家族愛が交錯する。
あともう10分程度のエピローグがあれば、、、と思ったが、タイトル通りのエンディング。何故オープニングがあの時からだったのか、喉に詰まった何かを『スッ』と飲み込めた様な、2時間を納得させる終わらせ方も秀逸。
今がまさにそうだが、今後も確実に起こりえる。全ての人に、今、観てもらいたい映画。2011年公開という驚きに☆+1。
個人的には、悪者に制裁を与えて欲しかった(笑)
予言じゃない現実
30本目
2011年に予言されてた!
すげー!
そんな大層なことじゃなく、スペイン風邪、インフルエンザ、SARS、ここら辺の感染力が強いウイルスが、もっと強力になったら?という発想を映画にしちゃう監督が凄い
それにしても、マカオのカジノのシェフが発生源って、何か香港に恨みでもあるんか?笑
ただ武漢ウイルスがパンデミックを引き起こしてる今に見ると、淡々と過ぎる日々に反比例して加速度的に増える死者の描写が物凄く怖い
そしてWHOと製薬会社(現実では中国)との癒着疑惑とか、暴動とか、デマの扇動とか、笑うに笑えなくて怖い
リアルコロナ
2011年の作品なのに2020年の(コロナが流行した)今をリアルに描いていると思うし、一般市民では知り得ないところも正直に描けているんだと思う。
2020年4月現在ではまだまだコロナが拡大してるから、これからもっと酷い事態になっていくんだろう。
非常事態宣言も延長するだろうし、 映画的にはワクチン完成まで1年……これは長丁場な闘い必至だな。
何よりもいま観るしかない映画
なんだろうこの感じ。ここまで映画に共感というか感情移入というか、出来るのも少ない。
前半は、「あーコロナもこんな感じで広まってったなあ」「そうそうこれだけ拡大してって」のような過去の記憶を振り返ってる気持ち。
中盤は、「そうそうまさに今現在こんな状況」と完全に没入できてしまう。
後半は、「こんなことも起きるのかな」「ワクチンができるといいな」とこれから先を危惧や期待してしまう。
ふと映画中にTwitterを開けば、まるで映画とリンクしているようなタイムラインやトレンドワード。
「いろんな意味」で、いま観るしかない映画なんじゃないでしょうか。
コロナウイルス対応を地で行く作品
本作品は2020年3月からの現代のコロナウイルスの混乱を描いているようだ。
ウイルスが世界中に蔓延していく様子、R-0 感染モデル、医療崩壊、ワクチン開発による終焉、保健機構 (本作は CDC) への不満、社会崩壊などなど。。。
現代においても参考になる点が多かったが、、、作品に描かれているように暴動や社会崩壊に進まないように早くコロナウイルスが収束するのを願うばかりである。
この状況で見たから、
終わりが気になってのめり込んでしまった。
まさに今のコロナパニックと同じ状況。
1人の感染者からどんどん広がり、学校は休校、自宅待機、町は封鎖、買い占め問題、医療崩壊、政府批判、情報のデマの広がりなどなど、今まさに起きていること。
ワクチンができて、摂取方法が誕生日順で抽選とかこの状況だとほんとに起きそうで怖い。
実際、毎日感染者数は広がっているしね。
ただ、この状態じゃない感じでこの映画を見ると、特にだらーとストーリーが続く感じで物足りないかもしれない。
そして俳優陣の無駄遣い感がある。
マット・デイモンもそんな見せ場ないし、ジュードロウもジュードロウである必要があったかわからない。
マット・デイモンと大和田獏さんがかぶった
岡江久美子さんがコロナで亡くなった後に見たんで、マット・デイモンと大和田獏さんが被った。
今まで元気だった妻がいきなり亡くなり、遺体になっても会えないってこういうことなんだろうなー。
それにしてもこれ、予言の書とか思えない。ウィルスが手によって感染してるとか、触ったところをアップでうつしてるのも、コロナももこうやって感染していってるのかと気が引き締まる。顔を触らないというのも、ますます用心しようと思えたんで、これロードショーでやったらいいんちゃうか??
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