ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのレビュー・感想・評価
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どう捉えるかは十人十色
なんともやりきれない9.11の悲劇。一人の少年を絶望のどん底へと陥れる。見えぬものを追う少年。そこで会った沢山の人間という名の記号たち。少年には答えがすべて、それしか見えなかったそれしか生きていく支えがなかった。ついに絶望の淵に陥った少年は"ものすごくうるさくて ありえないほど近い"存在が居たことにに気づく。
自分の中で 答えとは全く関係性のない 目障りだと決めつけていた存在に…。
涙なしでは観られないです
微妙
うーん、、評判がよく期待していたんですが正直微妙でした。
子役の演技もなんか大げさで疲れるしムカつきました。
内容のほうもなんか中途半端な感じがします。
これで感動できる方はとても清い心をもっているんだろうなーって、、
父親役のトムハンクスだけよかったです。
あまりに辛くて
辛すぎたので途中で断念してしまいました。
少なくともあのテンションとか作り方とか痛々しさとか総合的に考えたら、これはもう4くらいの勢いがあったと思います。
でも辛すぎる。少年がうますぎる。
天才少年のミステリー
あの忌まわしい出来事で、父親を失った少年のミステリー。頭の回転も良い天才少年が予想もしない現実に翻弄されながらも、死と愛と絆を知る。非常に面白い目線での作品だと思います。
見ごたえもあり、大事な作品です。
がんばれ!
涙腺のツボに入った作品です。
本当に泣ける。少年に対してのよく頑張った、辛かったねという気持ちや、母親の大きさに何度観てもやられてしまう。
キャストや音楽、カメラどれをとっても最高の作品だと言える。
この作品に出会えてよかった。
ものすごくうるさいのは、あまりにも近いから
オスカー役のトーマス・ホーンがとてもいいい。まさに、子どもの「邪気のない」邪気が、言葉の「五月蝿さ」に表れている。彼が、ジェフリー・ライト扮するウィリアム・ブラックに、身に起きた出来事、今の自分のあり方を、それこそ「五月蝿く」語るシーンは、この映画の一番の見所だろう。感銘を受けるコマだった。身を削るほどの辛さ、痛さが、この少年をして語りしめること、そのことをこの少年は見事に演じきっていた。そして、それとは対照的に、言葉(声)を失った賃借人じつは祖父であるマックス・フォン・シドーの抑制の利いた演技、またサンドラ・ブロックの、母リンダ・シェルの包容力ある演技も際立っている。 多弁と無言、喧噪と沈黙、我々が声を失うこと、それが「喪」の意味であることを、重層的に語り出す映画だった。
おじいちゃんと少年
マックス・フォン・シドー(居候のおじいちゃん役)と少年のシーンがすごくいい。
おじいちゃんの孤独と少年の孤独が共鳴しあう場面に号泣。
「おじいちゃんと少年」っていう組合わせ、ある意味最強なんじゃないかと思う。
『フランダースの犬』とか『ニュー・シネマ・パラダイス』とかね。
いたいけな少年とおじいちゃんに涙しちゃうDNAが組み込まれているような気がする。
強烈な個性
トーマス・ホーンの強烈な役柄と演技が光る。
でも逆にオスカーの感情にイマイチついていけないところがあり、見ていて疲れる。
いろんな人が様々に抱えている闇を上手く表現していて、一言では言い表せられない深みを感じました。作品中には胸に刺さるような言葉がちりばめられていて、いろんなことを考えさせられる作品だなと思いました。
大切な人を突然失うこと、想像もしていませんでしたが自分はその時どんな感情に襲われるんだろう..と考えても、現実味がなくて何とも言えませんでした。オスカーが母に「パパの何が一番恋しい?」と聞くシーンがとても印象的で、私もリンダと同じように「声」と答えるかもなぁなんて考えました。
≪少年に感情移入できなかった。≫
ずっと見たいなーと思っていて、wowwowでやっていたものを録画してみました。
見終わっての正直な感想は、なんだか疲れたなあ、期待しすぎてたなあ、でした。
この映画に対して、9.11で父親を失った少年が、父親に関することを探しにいくというだけの予備知識しか無いままで見たので、まずその少年がアスペルガー症候群だということに気付きませんでした。
そのためとにかく騒ぐ、誰に対しても失礼な態度、わがままな印象でまったく感情移入のできない主人公でした。
正直なところ、その症状があると分かってからもなかなか同調できなくて最後まで泣けないしそれどころか感動するシーンも感動できず。。
それどころか、少年はアスペルガーである必要はあったのだろうか?
むしろ普通のおとなしい少年が何かのきっかけで父親や他に対する感情を爆発させた方が感動できた気がします。
アスペルガーならそれなりの表現方法がもっとあったんじゃないかなあ。。
また、セリフがとにかく多い、哲学的すぎて何を言っているのか理解できない、説明が多すぎる。
上記にあげたものどれも丁度よく入っていれば全く気にならないのに、なんというか、すべてやり過ぎでどのセリフに視点を置けばいいのか、どのセリフが必要なのか(もちろんどれも大切なセリフなのは分かっているんですが)ゴチャゴチャしすぎていて。
それが余計に疲れてしまった要因かもしれない。
この内容なら9.11が題材じゃなくても良かったし、鍵穴を探す目的の中で少年の成長も見られなかったし、話すことのできない老人は中途半端に関わってサッといなくなってしまった印象だし。
良いところを探すほうが難しい。。
感動どころか、見たあとにとくに何も感じない映画でした。
わざわざDVDを借りてまで見ることはないとおもいます。
確かにうるさいよね、タイトル長いよね。
子役の演技ってなんでだろ…凄く輝いて見える。他出演者がどんなに豪華だろうがその存在を薄くする。
でも、そこで面白い!もう一度みたいなんて思えなかったり…映画出るうえで演技力あって当たり前って感じで見るからかな…。
9・11という重苦しいテーマがありつつも予備知識のない私は中盤に気づくという(笑)。
感動作とのことだったが…涙はいつ流すのだろうか…涙が出た人はとても清い心の人なんだろうな。いい家族だなぁ〜素敵な母親だな〜とは思ったのですが…。
ラストのノートの絵は感動というよりは恐怖を感じた…。ペンでガーッと殴り書きした感じがなんか無理。
タイトルが長い作品。って印象しか残らなかった。
両親の愛に包まれて
本当に涙が止まらない!!
トーマス・ホーンの演技力半端じゃない!
初演技・初主演であの障害児の役を完璧に演じてた
トム・ハンクスが本当にいい父親
サンドラ・ブロックが母親役っていうのが最初は意外に思えたけど
母親の愛がすっごい伝わってきた
黙って見守ってくれる両親の愛が
オスカーを成長させていくところが素敵
画の撮り方が本当に絶妙で
障害を持ってる子ってこんな風に見えてるんだってことが
凄くわかりやすく描かれてる
鍵のオチもリアルである意味新鮮
そこまでの過程が重要だったことをより強調してる
大好きなNYもたくさん出てて私的には大満足♪
媚らず正面から向かい合う佳作。
あの事件の犠牲者の人々は同情を一身に浴びる立場の人たちだけど、原作の良さも有り変に政治的に利用されず正当なヒューマニズム溢れる作品となっている。単に父親を亡くした家族の物語にしないで、祖父母を絡ませたり少年の行動を暖かく見守り陰で支えていたという母親の存在を最後に見せたりと演出の良さが光る。少年役のトーマス・ホーンはオーディションで選ばれたズブの素人との事だけど、素人とは思えないほどの演技力で難しい役をこなしていた。少年オスカーの想いや胸のうちが自然にとても身近に感じられた。父との想い出の軌跡を辿りながら祖父母を含めた家族がひとつになり再生していくストーリーに素直に感動した。
涙が止まりません
この映画は偶然3・11に劇場で観ました。家に帰っていろいろ調べたら監督が東日本大震災で傷ついた日本の方々にも見て欲しいと言っていました。
前半のわかりにくさなどがありますが
生きるのに人よりも困難を抱えたこの子のことをどれだけ父親は案じていただろうか?と思うと涙が止まらなくて
また実際こうやって離れ離れになった親子が多数いるんだということも改めて実感しました。
映画としての出来とかそういうことじゃなくて、初めての演技でこれだけのものを残した少年とアメリカではタブーとされる9・11を描いた監督を純粋に評価して欲しいと思いました。
最後にこんな変なタイトルじゃなきゃもっとよかった。何度聞いても覚えられません。
騒がしい感じが
よく出ていますね。この男の子凄くうるさいし、みていてどっと疲れました。
終わった後はホッとしました。
トムハンクスが父親役だから期待していたけど、あまり出番はなかったです。
でも良い父親役にピッタリでした。
悲しみを携えて生きるには
世の中には自分だけしか出会わず、そして自分だけで向き合うしかないものが溢れている。
それは時として悲しみであるかもしれない。
その悲しみも時の流れが癒してくれる事もあるだろう。
ただその悲しみを携えて生きていきたいのなら、その悲しみと向き合う必要がある。
そうすればもしその悲しみがそこで終わらなかったとしても、それは新たに希望を感じる架け橋となり、悲しみを携えて生きる力を与えてくれるかもしれないから。
〜トーマス・ホーンの演技が光る〜
遺された鍵の秘密を探る旅。それがオスカーの成長とまわりの人たちの愛を再発見する旅でもあった。
実に丁寧に撮られていて、編集もすばらしい。
俳優たち、特にオスカー役のトーマス・ホーンの役になりきった演技は絶賛もの。
良くまとまった良い映画だと思います。
ちょっと疑問も残った
オスカーが鍵穴を探す謎解きと
第6地区を探す謎解きは違う課題だったはず。
最後にブランコにたどり着いた過程がいまいちよくわからない。
また、結局第6地区とは??
最大の疑問はおばあさんの行動です。
「間借り人」との関係は、僕は夫婦だと思いました。
(するとオスカーのおじいさん??)
なぜ、オスカーから離れる必要があったのか??
(これはおばあさんの指示だと思われる)
この事件そのものがアメリカの自作自演だという
説もあったりしますが、まあそれは置いといて・・・
謎解きの答えにもっと驚きがあれば最高の映画だと思います。
ちょっと感動。
まずはストーリーについて。
軸は、父の遺した鍵についてのストーリー。で、問題はオスカーの人見知りなとことか、母子の関係などなど。いい意味で予想を裏切った解決の仕方で面白かった。全体的には良いんだけど、序盤が長くてたるかった。これがもう少し短く収まればなと感じた。
次にキャストについて。
まず主役:オスカー役の子。テレビのクイズ大会で優勝したことのある頭が良い子らしくて、演技は初めての経験だったそうです。でも、その賢い頭のおかげあってか飲み込みが早くて、トムハンクスも称賛していました。実際にも、すばらしい演技だったと思う。あれだけ感情を表現できるのは。
それから、母役のサントラ・ブロック。やっぱこの年代の母役では頭一つ抜けてる感じ。笑顔も良いし泣き顔が画になるし。
父役のトム・ハンクスもキャラ的に決まってた。まあ出番が少ないからあまりどうこう言えないけど。
全体的になんら問題なしでした。
悲しい印象なのは途中までで、終わってみればハッピーエンド。
良かった(;_;)
初めは退屈だったけど、後半はすごく良かった。
たぶん、映画館で観たら、号泣だったと思う。
最後、母親がこっそり息子の行動を見守っていたことが分かって、ますます泣けた…。
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