劇場公開日 2011年5月14日

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「恋する女の子は(お姉ちゃんも おばあちゃんも☆) ぜひ観て!」ジュリエットからの手紙 Blueさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5恋する女の子は(お姉ちゃんも おばあちゃんも☆) ぜひ観て!

2010年7月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

【ロミオとジュリエット】、50年前の手紙、イタリアで、アマンダ・セイフライドに、テイラー・スウィフト(の歌)! 究極のラブ・ストーリ・*★。 完全に ハマってしまいました。

人それぞれの印象はちがうのかもしれませんが、私は… ストーリーが読めても、ありがちな展開でも、それでもこの作品が好き☆ なんだか心地よいのです。 それはイタリアの風景かもしれないし、車で旅をするといった リラックスした雰囲気かもしれません。 出演している俳優さんたち(全員)の優しい演技が、疲れた心を癒してくれるような、それでいて なんとなく泣けてきて 心が洗われるような。。 褒めすぎでしょうか(笑)

婚前旅行でイタリア・ベローナを訪れた ソフィー。 【ロミオとジュリエット】の舞台となったその土地に “ジュリエットへ恋愛のアドバイスを求める手紙”を送れる(貼れる)場所がある。 そこで50年前に書かれた手紙を見つけ、ソフィーがその返事を書くことに… 手紙の持ち主・クレアと 孫のチャーリーとの出会い、そしてそれは “50年まえのロミオを探す旅”につながる。。

あぁ、全部ネタバレで書いてしまいたい(笑)

ソフィーを演じた アマンダ・セイフライド、彼女を起用したのが大正解!だったと思います。 しっかりしてるんだけど、守ってあげたくなるようなソフィーの繊細な面を うまく演じていました。 衣装もかなりシンプルな普段着が多かったのに、彼女の魅力を 十分にアピールしてたと思います。 あんなにスタイルがいいなんて知らなかった… これからもっと注目して見ます。

ストーリーの中心にある “ジュリエットへの手紙”を書いたクレアに バネッサ・レッドグレイブ。 彼女がまた良かった! おばあちゃんなんだけど、とても美しい・*★。 イギリス英語も彼女の上品さを引き立てていたし、孫のチャーリーや ソフィーへの愛情あふれる接し方も ステキ☆☆ クレア(バネッサ)の相手役に出てくる ロレンゾの一人、フランコ・ネロという俳優さんは 実生活で旦那さんだそうです(それで自然な演技… 納得☆) また、追トリビアで、バネッサの娘・ナターシャ・リチャードソンは リアム・ニーソンの奥さまです(昨年 急逝)。

孫のチャーリー役に クリストファー・イーガン。 アマンダの相手役にしては ユルイ感じだなと思ったんですが、そこも(製作者の)計算だったのでしょうか、のびのび演技が とてもチャーミング(英国風に、笑) マット・デイモン系で(個人的に苦手…)、ときどき ライアン・フィリップっぽい(だから可愛い☆) 『バイオハザードIII』に出てたらしいです。

あと、今回は 美女発見! イザベラ役のルイーザ・ラニエリ。 イタリアの女優さんだそうですが、モニカ・ベルリッチ系の美しさです。 普段着のチョイ役ですが、キレイですよ(ぜひ 見つけてね☆)

主題歌はもちろん!テイラー・スウィフトの【ラブ・ストーリー】で決まり! 映画とカブって泣けてくるぅ(涙)

映画の内容だけだと 3.0~4.0くらいですが、総合評価と “個人的思い入れ☆”で 4.5 にしました。

何十年・何百年と人は生きてきて、たくさんのすれ違いと 運命の出会いがあって、そして変わらぬ愛がある。 現実逃避と言われても、ジュリエットに憧れる女の子は大勢いるはず。 そんな女の子たち、必見です・*☆。

P.S. 映画の舞台になったジュリエットの家は 実在し、『ジュリエットの壁』と呼ばれる場所には 何万通ものレターが 実際に貼られているそうです(ステキ!!)

Blue