劇場公開日 2011年5月28日

「【「瓢箪」”全大阪府民の400年に亘る、密やかな企み。”歴史改編モノに一石を投じた、画期的作品”の映像化作品。映画とは”虚構”であり、重箱の隅を突くことなく、寛容な心で楽しみたいモノである。】」プリンセス トヨトミ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【「瓢箪」”全大阪府民の400年に亘る、密やかな企み。”歴史改編モノに一石を投じた、画期的作品”の映像化作品。映画とは”虚構”であり、重箱の隅を突くことなく、寛容な心で楽しみたいモノである。】

2022年10月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

悲しい

知的

幸せ

■大阪に出張した会計検査院の調査官、松平元(堤真一)、鳥居忠子(綾瀬はるか)、旭ゲーンズブール(岡田将生)の3人は、財団法人OJOを訪問。
 検査は一見無事に終了するが、松平が忘れ物を取りに戻ると、建物はもぬけの殻と化していた。
 やがて3人は、大阪の歴史にまつわる壮大な秘密を知るが…。

◆感想

・久方ぶりに鑑賞したが、今レビューサイトでは評価が低いが、とても面白く鑑賞した。

・あり得ない、と言ってはイケナイ、奇想天外な裏歴史設定の面白さよ・・。

・明治維新の際に、”大阪国”が認められていたとか、現在の大阪国の総理大臣を演じたのが、中井喜一さんとか”あり得ないでしょう!”と言う部分を上手く見せている。

<大阪国国会への道を辿るには、”親子愛”が必要な設定など、実に巧い。
 今作を”そんな馬鹿な事はないでしょう”と突っ込む人には面白くないのかもしれないが、映画とは”虚構”であり、重箱の隅を突くことなく、寛容な心で楽しみたいモノである。>

NOBU
kossyさんのコメント
2022年10月18日

日本史を面白くさせてくれる一作でしたね~
そんなバカな!と思わせれば作者の思うつぼ。
万城目という名前は珍しいと思っていたのですが、「ウルトラQ」に万城目淳というキャラがいたのですごく愛着がわいています・・・

kossy