劇場公開日 2011年12月23日

  • 予告編を見る

「死の淵で、死と向き合う」永遠の僕たち グッドラックさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5死の淵で、死と向き合う

2012年5月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

死体ごっこをする少年イーノック。衝撃的で美しいオープニングからすっかり引き込まれてしまいました。

きっと有ったであろう、嵐のような時は、想像するしかありません。
死を前にしたアナベルはもう泣かないし、彼だけに見える青年ヒロシは、イーノックの生活の一部になっている、死の淵にいるのが当たり前みたいにお話が始まります。
素敵なラストカットまで、少し湿って冷んやりした優しい風の中にいるようでした。時折感じる木漏れ日の温かさが、嬉しくてありがたくて泣ける、そんな作品でした。

主演の二人は美しく瑞々しく、スクリーンに映えて素敵でした。ヘンリー・ホッパー、繊細だけどクッキリした輪郭を残し、とても良かったです。
常々、年齢不詳な役者さんだなぁと思っていた加瀬 亮、ヒロシははまり役でした。

エンドロールも一応見る派なのですが、素朴な字体の文字の速さと音楽が同調してて、最後まで気持ち良く癒されました。

グッドラック