劇場公開日 2010年12月18日

「クリスティーナ・アギレラの圧倒的な歌唱力とシェールの圧倒的なオーラで腹一杯。」バーレスク もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0クリスティーナ・アギレラの圧倒的な歌唱力とシェールの圧倒的なオーラで腹一杯。

2020年6月17日
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鑑賞方法:VOD

①クリスティーナ・アギレラはよく知らなかったが、顔に似ず腹の底から出すようなソウルフルな歌唱は素晴らしい。②シェールは出てきただけで自然と目が行ってしまうオーラは変わらず。『月の輝く夜に』の頃と較べると随分貫禄が増したけど。③話が予定調和的なのは初めから予想できたが、バーレスク・ショー・シーンとシェールの存在感とで最後まで見せてしまう。④テスの夫とジャックとをやや線の細い男優に演じさせたのは良いキャスティングだと思う。もし相手役が濃い男優だったら、シェールとクリスティーナだけでも満腹なので胸焼けしたかも。⑤アラン・カミングは題材にバッチリな役者だが今回はゲスト出演だな。スタンリー・トィッチは老けたが懐の深い好演で映画に安定感を与えている。⑥『キャバレー』へのオマージュが感じ取れる。

もーさん