劇場公開日 2010年6月12日

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「父との和解と恋心」ラスト・ソング kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0父との和解と恋心

2021年8月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ひと夏の恋物語になるのかと思えば、最後には父(グレッグ・キニア)との和解。そして、父が末期の肺がんであったことがわかる。教会を放火した犯人ではないかと疑いをかけられていた父親。ロニーは万引き犯と疑いを・・・

 ウミガメの卵のふ化というモチーフがなかなか良かったし、映像も綺麗。『きみに読む物語』、『ウォーク・トゥ・リメンバー』などの泣ける作品を書いたニコラス・スパークス。ラジー賞候補にもなったようにロニー役のマイリー・サイラスの演技や雰囲気以外は本当に良かった。特にグレッグ・キニアの死にそうな顔。父親が死ぬんだろうなという予想は簡単にたてられたんだから、驚くような展開にするより最初に匂わせておいたほうが親切設計。

kossy