劇場公開日 2010年9月11日

「悪人って誰だ」悪人 toさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0悪人って誰だ

2023年8月29日
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誰にとっての悪人なんだ。
最後の深津絵里のセリフが
全てもっていってくれます。

お互い足りないものを補える人と
出会えた。ただそれだけでよかった。
愛を知らない男と愛する喜びを
得た女の物語。
灯台の最後のシーンは、妻夫木が
あえて深津絵里を突き放し、自分を
悪者に徹することで、彼女に
負い目を持たないようにしたのかな。
それも彼女は愛情であると
受けとめているのがいい。
この愛は本物だったのだと。

真剣に、真面目に、一生懸命に
生きている人間を笑うな。
バカにするな、脅すな、さげすむな、
あわれむな。そんな決めつけ、
権限は誰にもない。

こういう題材を扱う洋画を
よくあるけど、邦画で表現すると
こういうかたちになるのかな。

妻夫木の役柄も難しく、
深津絵里の演技に救われている印象。
さすがの一言。

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