劇場公開日 2011年1月22日

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「【”目には目を。歯には歯を。そして、愚かなる司法取引の果てに惹き起こされた事。”愛する妻子を惨殺された男が10年掛けて行った報復を描いた作品。】」完全なる報復 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”目には目を。歯には歯を。そして、愚かなる司法取引の果てに惹き起こされた事。”愛する妻子を惨殺された男が10年掛けて行った報復を描いた作品。】

2023年7月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

■フィラデルフィアが舞台。
 妻子と幸せに暮らすクライド(ジェラルド・バトラー)の自宅にある夜、二人の暴漢が侵入。
 家族を殺害した犯人は逮捕されるが、検事のニック(ジェイミー・フォックス)が司法取引したため、犯人の一人は、極刑を免れる結果になる。
 10年後、怒りに燃えるクライドは犯人のみならず事件関係者に壮絶な復讐を計画し、牢獄内から次々に実行していく。

◆感想

・クライドが10年掛けて、報復のために準備していた事の壮大さに彼の怒りが見える作品である。

・故に、ジェラルド・バトラーが好きという事もあるが、彼のクレバーさに唸った作品である。

・アメリカの司法制度の不備を暴くため、犯人だけでなく関係者全員を標的にした点も斬新である。

<本当に大切な人を殺された男の無念の思いを、ジェラルド・バトラーが好演している作品である。
 司法取引などと言う制度は、即刻撤廃すべきだと学生時代から思っていたが、他国の制度ゆえに、静観していた。
 だが、日本でも2014年に司法取引制度が新設された時には心底腹が立ったモノである。
 今作のラスト、ジェラルド・バトラー演じるクライドが、亡き娘の”DADDY”と記されたネックレスを手に炎に包まれて行く姿は哀切であった作品である。>

NOBU