劇場公開日 2009年5月1日

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「【物凄い残虐描写と、鑑賞後の後味の悪さと切なさが異様な程心に残ってしまう、クライム・サスペンス。脚本は巧いし、スピード感はあるし、哀しいし、イ・ホンジン監督の手腕炸裂作品でもある。】」チェイサー(2008) NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【物凄い残虐描写と、鑑賞後の後味の悪さと切なさが異様な程心に残ってしまう、クライム・サスペンス。脚本は巧いし、スピード感はあるし、哀しいし、イ・ホンジン監督の手腕炸裂作品でもある。】

2023年7月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

■元刑事のジュンホ(キム・ユンソク)が経営するデリヘルの女たちが相次いで失踪した。
 怒り心頭のジュンホが捜索を開始すると、ある共通の電話番号に行き当たる。
 そして、たった今出掛けて行った女もその電話番号の先だった。
 怪しい男に遭遇したジュンホはその男を追う。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・恐るべし、イ・ホンジン監督である。デビュー作にしてこのハイレベルな作品。

・ハ・ジョンウは「テロ・ライブ」を劇場で観た時以降、好きな韓国俳優の一人だが、今作の異常な連続殺人犯を、端正な顔で演じる姿が怖すぎる。(褒めてます。)

・無能な警察と、それに対し警察を首になったジュンホが命懸けで犯人を追い詰める姿はある意味シニカルである。
ー 証拠不十分でもないのに、面子を気にして犯人を釈放する無能な警察の上級職の連中には、頭が来る。-

■殺されかけたミジンが、懸命に犯人に捕らわれていた建物から脱出し、雑貨店に逃げ込んだ時はヤレヤレと思ったが、そこからの展開が怖すぎるし、哀しすぎる。-

<狂気のサイコパスの性的不能者の犯罪動機も納得がいくし、脚本は巧いし、スピード感はあるし、哀しいし、イ・ホンジン監督の手腕炸裂作品である。
 けれど、2度は観たくないなあ。ミジンの七歳の残された女の子が可哀想すぎるよ。>

NOBU
amiさんのコメント
2023年7月25日

2度と見たくない、めっちゃ分かります。。。でもそれほど、めちゃくちゃ良かったです、。

ami
2023年7月25日

私個人は面白かったストーリーでした❀

美紅
2023年7月25日

共感ありがとうございました☆

美紅