赤い風船

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赤い風船

解説

フランスのアルベール・ラモリス監督が56年に発表し、カンヌ国際映画祭パルムドールに輝いた名作ファンタジー。街灯に赤い風船が引っ掛かっているのを見つけた少年パスカルは、そこから風船を取って大切に扱いはじめる。やがて風船はパスカルの行く先々に勝手についてくるようになるが、いたずらっ子たちの標的にされてしまい……。シンプルなストーリーとセリフによって描かれる詩情豊かな世界。2008年、「白い馬」(1952年/40分)と本作のデジタルリマスター版がリバイバル公開。

1956年製作/35分/フランス
原題:Le Ballon Rouge
配給:カフェグルーヴ、クレストインターナショナル
劇場公開日:2008年7月26日

その他の公開日:1956年8月24日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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(C)Copyright Films Montsouris 1956

映画レビュー

3.0サイレント映画の方が良かった

2024年4月6日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

1956年(昭和31年)公開作品

ニコニコ動画で鑑賞
独特のアレは比較的うざくなかった
昔のフランス映画だからだろう

たとえ字幕がフランス語だとしても吹き替えじゃなくても十分に楽しめる

引っかかっていたバルーンをゲットした少年パスカル
はじめはただ単にバルーンをを持った邪魔くさい少年の話かなと思っていた
だが始まって10分あたりから赤いバルーンが確かに意思を持つようになった不思議なことに
飼い主さんが好きで好きでたまらない子犬のようにまとわりつくファンタジー
そんなバルーンを地元の悪ガキどもが黙っているわけがありません
しつこく追いかけまわしついには割れてしまう
すると町中のバルーンが決起しパスカルに集まり激励
バルーンたちは掴んだパスカルと一緒に天高く舞い上がった

のちの風船おじさんである(大嘘)

主演の少年は監督の息子
親バカである

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野川新栄

5.0三十四分間の映画詩🎈

2024年2月27日
スマートフォンから投稿

泣ける

楽しい

興奮

昔の言い方で4巻物、上映時間は34分、キャストは少年と1つの "赤い風船"🎈少年と赤い風船の素晴らしき友情物語🎈ストーリーらしいストーリーは無いのですが、その素晴らしい映像美というか、映像表現で長編以上の充足感を観る者に与えてくれます🎈そしてこの映画の一番スゴいところは、この "赤い風船" に観る者が共感し、感情移入してしまうことでしょう🎈少年が歩き出すと、風船は少年の言うことを聞き、ついて行き、少年が学校へ行くと外で待っていたりする。少年にまとわりつき、すねたり、ふざけたりする風船がホントに可愛らしく、愛おしい🎈生物以外のキャラ(?)に感情移入出来てしまう映画は唯一無二🎈他に思い浮かびませんよね🎈風船の赤色を基調に捉えた画面の美しさ🎈舞台となるパリの街並みの美しさ🎈いじめられっ子から風船を守るために少年が路地裏を逃げ回るシーンの美しさ🎈パチンコの標的になり、空気が抜けて萎んでしまう "風船の死" の感動🎈沢山の風船を手にした少年が大空の彼方に舞い上がるラストシーンの優しさと美しさ🎈多分、アルベール・ラモリス監督は、少年と風船をこよなく愛する、夢と愛情に溢れた人だったのでしょう🎈次作の「素晴らしい風船旅行」にも監督の人柄が反映されてます🎈ピクサーの名作「カールじいさんの空飛ぶ家」も必ず、絶対影響受けているハズです🎈観る人すべてを魅了せずにはいられない傑作ファンタジーであり、素晴らしきシネ・ポエム(映画詩)🎈たくさんの人に観ていただきたいです🎈

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共感した! 3件)
活動写真愛好家

4.5いつ見たのか、全く忘れた。兎に角、『素晴らしい風船旅行』よりも前た...

2023年6月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

4.5伝説の映画🎈

2022年2月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 3件)
LaLa