劇場公開日 2009年1月10日

  • 予告編を見る

「【一年掛けて、狐と仲良くなった少女が学んだ事。”好きと、所有する事は違う。”フレンチアルプスの麓の豊かな自然、様々な野生動物が作品に彩りを添えています。】」きつねと私の12か月 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【一年掛けて、狐と仲良くなった少女が学んだ事。”好きと、所有する事は違う。”フレンチアルプスの麓の豊かな自然、様々な野生動物が作品に彩りを添えています。】

2023年11月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

ー リュック・ジャケ監督だから、時間を掛けて撮影したんだろうなあ。-

◆感想

・警戒心の強い狐を、一年掛けて良く少女リラは、懐かせたなあというのが正直な感想である。

・森の動物たち、熊、針鼠、鷲や、洞窟、岩を抉って流れる川。豊かな自然が描かれている。

■リラは幼いが故に、テトゥ(オチビチャン)と名付けた狐を、好きになり、常に思い、仲良くなったからこそ、自分の部屋に入れたのであろう。
 が、テトゥは閉じこめられたと驚き、リラの2階にある部屋の窓を突き破って、外に出ようとするが・・。

<ラスト、男の子の親になった優しい顔をしたリラが幼き息子に話しをし、その子も母と同じように笛を吹くのである。
 リュック・ジャケ監督は昔から、野生動物の描き方が巧いなあ。>

NOBU