劇場公開日 2008年10月4日

容疑者Xの献身のレビュー・感想・評価

全174件中、61~80件目を表示

4.0原作の良さを残しつつ絶妙なアレンジ

2021年10月24日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

2008年10月4日公開。
東野圭吾原作の「容疑者Xの献身」劇場版です。

小説を読破し、大昔に観た記憶のあった本作を改めて視聴。
石神は石坂浩二さんの記憶があったのですが、堤真一さんだったのですね。原作の「ダルマの石神」には忠実でないですが、何とも言えぬ表情の演技は流石ですね。(工藤はダンカンさんのイメージではなかった。)

湯川の人間味にフォーカスするというテーマや、ホームレスの伏線など原作の良い味を残しつつ、上手にアレンジしているので監督の手腕も素晴らしいです。以下の2点が、原作と異なる点でよかった点です。

①登山
原作になかった雪山登山は湯川と石神の友情を彷彿させる良いシーンでした。真相にたどり着いた友人を見捨てない石神の人間性を再確認させる名シーンです。
②石神の電話に出ない花岡靖子
工藤に惹かれていた靖子は石神の想いが重圧となり、電話を無視しようとします。人を殺めてなお、幸せになりたいと願う靖子の”甘さ”が浮き彫りとなる良い描写でした。

原作がとても良かったので映画にはいまいち期待はしていませんでしたが、期待をいい意味で裏切ってくれました。

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ロロノアゾロ

4.0愛をテーマにしたサスペンス

2021年10月24日
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悲しい

知的

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shinobu999

5.0堤真一が素晴らしい

2021年9月4日
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ただただ、堤真一が素晴らしい。俳優って、すごいと思った。

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Jasmine

5.0タイトルなし

2021年8月26日
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これを黒澤明が撮っていたらどんな評価だったかと思うとゾッとする。
東野圭吾一人で菊池隆三等々の脚本家以上の話を作ったってことになる。
邦画有数の作品ではなかろうか。スクリーン向けの絵じゃない以外ガッカリするところはなかった。そりゃ愛する人以外の人間はカスやろ。当たり前やん。

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kazuyuki chatani

4.0さすが、東野圭吾作品

2021年8月12日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

知的

ストーリーがよくできている!
タイトルもなるほどって感じ!
ラスト、堤 真一と松雪泰子さんの演技にやられた😭

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ほんのり

5.0DVD持ってて大好きな映画ですが、改めて視聴 素晴らしい映画です。...

2021年7月29日
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鑑賞方法:VOD

DVD持ってて大好きな映画ですが、改めて視聴

素晴らしい映画です。
映画とかドラマで泣くことほとんどない自分ですが、最後の「どうして」ででウルウルきてしまいます。毎回。
あと、KOH+の「最愛」も最高です。

あえてマイナスをあげると、松雪さんが美人美人言われることへの違和感とか、
ダンカンとかの配役でしょうかね。

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なと

3.567点

2021年6月11日
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邦画サスペンスで間違いなく名前が出てくる名作。

2008年当時に劇場で今の自分の感性そのままにこれを観れたらきっとその年の代名詞になっていたと思う。

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サスペンス西島

5.0素晴らしい!

2021年1月29日
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ゴハン

3.5面白かった!

2020年8月16日
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ガリレオも好きだったけど映画も楽しめた!トリックも全然分かんねぇなぁ...と思ってたら斜め上でビックリした。役者も豪華で良かったです。でもダンカンの演技がちょっと鼻につくかなぁ...。

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aaaaaaaa

4.0ありえない、わからない、おもしろい・・・

2020年7月23日
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鑑賞方法:映画館

 TVシリーズは未見のままでしたが、土曜プレミアム『ガリレオΦ(エピソードゼロ)』を何気なく見て、「おもしろい!」と思い立って映画館へと直行しました(2008年の話)。原作者東野圭吾もそうですが、主人公である“ガリレオ”こと湯川学の理系頭脳のユニークさに惹かれてしまったためです。そして、バットマンの名をタイトルから外した『ダークナイト』のように、ガリレオの名を外したタイトルに期待も抱いていました。

 反面、不安といえば素人を煙に巻くような難解な兵器なんかが出てくるんじゃないかと予告編のシーンがあるんじゃないかと・・・しかし、それは冒頭だけ。むしろ物理学的なトリック解明なんてのは一切なく、重厚な論理思考で人間ドラマを探るような内容でした。こうなってくるとTVシリーズも見たくなったきましたけど、各タイトルだけから想像すると『怪奇大作戦』みたいだ・・・

 湯川学(福山雅治)が主人公であることは間違いないけど、本作では湯川とは学生時代の友人でもある数学の天才・石神(堤真一)と花岡靖子(松雪泰子)が中心になっています。殺人事件をきっかけに石神の所在を知り旧交を温めるシーンが印象的で、学者肌の二人が酒を飲んでも学問を語るところがいい。四色問題も気になるところですが、「仮説、実証、真実」をとる物理学と頭の中で展開する数学という方法論の違いも興味深い。

 東野圭吾が悲願の直木賞を受賞した小説ですが、「本格ミステリ・ベスト10」で1位を獲得したことに「本格推理小説ではない」といった論争も起こったりしていて、ミステリのジャンル分けにも興味が出てきました。調べてみると、観客・読者には最初から犯人がわかっていることから“倒叙”と呼ばれる手法であり、アリバイ崩しの謎解きを加味したものと言えるのかもしれません。そして、「幾何と思わせて・・・」といった台詞通りのコペルニクス的発想の転換!そんなのガリレオしかわかんない。

 いやはや、泣かされました。終始暗い表情の堤真一に感情移入してしまいました。押入れに見えたコタツのコードから最後の手段は想像できたんですけど、ストーカーに思わせる行為やどこまでが真意なのか掴みづらかった。最初は高校教師なんだから安泰だろ!と羨ましく思ってしまったことを反省してしまいました・・・純粋に数学が好きだったからこそ思いつめてたこともわかり、“献身”という言葉も重くのしかかってくるのです。堤、松雪の演技は最高でした・・・

【2008年10月映画館にて】

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kossy

4.0天才・石神

2020年7月20日
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鑑賞方法:DVD/BD

圧巻の堤真一でした。

後付けですが、韓国版もお勧めです。

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クリストフ

5.0おうち-258

2020年7月18日
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悲しい

愛さなくていいから、遠くで見守ってて

仕事終わりのマツキヨ、ふと入ると、この映画の主題歌「最愛」がかかっていた。
もうだめ。『タイタニック』と同じで、主題歌の前奏だけで泣けるから。『ターミネーター2』と同じで、タイトルだけで泣けるから。
堤さんは『泣くな赤鬼』といい、最近は「やまとなでしこ」の欧介さんといい、ほんと泣かしてくる。
そんなわけで曲が終わるまで、マツキヨで呆然と立ちつくし(変人)、曲が終わったら何も買わずに直帰(変人)、即アマプラ。

「愛さなくていいから、遠くで見守ってて」
主題歌はまるで、石神の心を描いたよう。
石神を演じる堤真一さんの演技が、ただひたすらに凄まじい。
電話ボックスで、靖子に電話をしたあと。
職場で靖子の弁当を食べるとき。
他の男の車から出てきた靖子を見たとき。
そしてラストシーン。すべての表情が忘れられない。
どうしたらあんな演技ができるんだろう。
福山さんはどうしたらこんな曲を書けるんだろう。
東野さんはどうしたらこんな心をえぐって、ぐちゃぐちゃにするのに、透明な涙が流れる物語を紡げるんだろう。
はぁ。感情揺さぶられ過ぎて疲れるよ。

堤さんにやられた映画なので、堤さん祭りのレビューにしましたが、松雪さんの抑えた演技も素晴らしかったです。
観賞後は、YouTubeで「最愛」を検索→一発目の動画で映画を超える涙量を観測しました(笑)

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かいり

5.0孤独な男の、愛のカタチ。

2020年7月12日
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たなぽんたん

4.0初見。良かった。

2020年6月25日
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泣ける

悲しい

幸せ

堤、松雪、ストーリー、トリック、とても良かった。

福山は鼻につく。

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昔から映画好き

4.5献身

2020年6月16日
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U-3153

4.0俳優冥利に尽きる映画ではなかろうか

2020年5月17日
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この映画で私は一発で何ていう名前か知らないけど容疑者 X をやったあの俳優が好きになった感がある。この映画は何と言っても原作が優れていてとても面白いサスペンスになってた。サスペンス映画の脚本を考えるとき原作が複雑すぎるとちょっと映画では客がついていけないものがある。のだがこれはある程度単純なトリックで映画を見ながらでも考えれば解けるというところが面白いと思う。人間ドラマも東野圭吾か作品に非常に多い家族ネタがこの作品では抑えられていてよかった。犯人とヒロイン犯人と探偵の人間関係がとても良く描けていたと思う。
東野圭吾作品にはいいものがいっぱいあるのでうまく プロデュースをすれば日本映画が世界に通じる起爆剤きっかけにもなり得ると思うのだがな映画会社はそういうことをする気が全くないらしいのが残念だ

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タンバラライ

4.5洗練されたキャストと作品

2020年4月12日
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時代の流行を問わず、洗練された作品とキャストだと感じた。天才が、献身のための頭脳戦を仕掛ける様子、孤独な人間たちのドラマ、貫徹された作品。

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まきりもん

4.0究極の愛

2020年3月30日
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じだん

5.0最愛の人を守ることとは

2020年3月17日
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セイリュウ

2.0残念

2020年3月1日
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どれだけ原作が良くても邦画はなぜこんなに陳腐になってしまうんだろう。原作の細かな描写が全て詰め込めないのは仕方ないけど、それにしても端折り過ぎて重みが無くなってしまっているのは本当に残念。柴崎コウの軽い演技を端折った方がよかったのでは?と思ってしまう。なにより見た目ではダンカンと堤真一は逆じゃないのか?まぁダンカンに最後のクライマックスは演じ切れないだろうけれど…石神の束縛に悩み、工藤に喜びを感じるという設定が台無し。でも結局これ湯川のエゴじゃないのか?《真実を暴きたくて仕方ない=俺凄い》という方程式のようで。自分が刑事でもない限り他人の事情には触れないほうがいいと思う。まして旧友なら尚更。

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black swan