「本編の主人公が主役のスピンオフ?」ウルヴァリン:X-MEN ZERO しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
本編の主人公が主役のスピンオフ?
クリックして本文を読む
ウルヴァリン・シリーズ第1作。
"X‐MEN" シリーズ通算第4作。
DVDで2回目の鑑賞(吹替)。
原作コミックは未読。
公開当時、スピンオフと云う言葉を覚えたばかり。「踊る大捜査線」のおかげですが、そのせいで混乱しました。私の認識では、本編の脇役を主人公に据えているのがスピンオフ。なのに本作は本編の主人公であるウルヴァリンを主役にしているのに、スピンオフと云う触れ込みだったからです。
本作がきっかけでスピンオフの意味は「派生作品」であると知り、認識を改めました。ありがとうございます(?)。
ウルヴァリンがX‐MENと出会う前、ストライカー将軍との因縁が生じた出来事が描かれました。ローガンのオリジンと壮絶な過去、骨の爪がアダマンチウムの爪になった経緯など、「X‐MEN2」よりもキャラの掘り下げが成されたことで、ウルヴァリン好きとしては堪らない作品でした。
もうひとつ特筆したいことは、デッドプール/ウェイド・ウィルソンの登場。本作を初めて観た時は全然印象に残りませんでしたが、後々このキャラクターが主役の作品がつくられ、人気を博すことになるとは思いも寄りませんでした。思い返せば愛すべきデップーの片鱗はすでにこの頃からあったのでした。
コメントする